#その他文化活動

老いのひとこと

無断掲載 先日の事、羽咋市の歴史民俗資料館を訪問した折階下の展示物を隈なくそぞろ歩いて見学いたした。 永光寺 ( ようこうじ )蔵の山岡鉄舟筆の襖書や河鍋暁斎筆の鉄舟像など興味は尽きなかった。 その間30分ほどだったでしょうか階上の何処からでしょ…

津田家のルーツを辿る≪10≫

津田家過去帳より 10 津田清三郎近猷と遠藤数馬高璟(たかのり)のこと 津田美樹家に安置される仏壇の開かずの厨子に秘められる過去帳によれば津田清三郎近猷の先妻に当たる人物が事もあろうに彼の遠藤数馬高璟家より嫁いでいたのだ。 遠藤数馬高璟は晩年に…

老いのひとこと

義父からの形見分けの釣竿を一本所持していた。 加賀竿の制作技術を継承為される特異な御方より立派な作ではないかと賞賛の辞を給わっていた。 銘こそないが名たる竿師の手に掛かったものに相違なかろうとおっしゃるではないか。 思い切って修理を依頼したも…

老いのひとこと

見るからに危なかしい如何にも崩れ落ちそうな石燈籠ではあるが恐るおそる近付いてよくよく観察いたせばどっしり構えて微動だにしなかった。 決して、高等数学の数式で以って割り出されたものではないと思う。 小堀遠州以来の永き伝統に育まれた一流庭師によ…

老いのひとこと

無断掲載 同門の窯仲間でいられる「SKYPANEL」の考案者&発案者のお方は決してIT男ではないのだとおっしゃる。 何処かの誰かさんのように四六時中暇さえあればPCの前にへばり付くようなお方ではないらしい。 専用のマイコンは持たないという、必…

老いのひとこと

面識はありません 東京五反田生まれのてんチャンさんから 間接的ながら 今井雅之さんのこと 知らされました 壮絶な活き様に大きな感銘と勇気を 戴きました 時をおなじゅうして 今いくよさん 能登海正さん・・・ 散って逝きました 弔意を表し合掌 散るさくら …

老いのひとこと

鶴来道場の帰り際に月橋交差点脇にある九谷焼工房「今昔」なるお店を覗いてみた。 とても人の好さそうな御主人が応対してくれた。 冷やかし同然に店内を見ていたら刷りたての真新しいカタログを差し出してまた御賢答頂きたいとプレゼントされた。 上質紙27…

老いのひとこと

先日は流会となった例の野外昼食会のチーフのお方から今回もお誘いの連絡をいただいた。 陶芸教室の窯仲間同士で同じ釜の飯を食べようという粋な計らいの主謀者でいられる。 予てより絵手紙の先生として同好の士たちを手懐けていられることは窺がってはいた…

老いのひとこと

金沢出身の元外交官孫﨑享さんが金沢にやってきて講演を為さった。 此処石川にも斯くも骨のある人物がいたとは些か驚く。 教育会館の大ホールがほぼ満席で盛況でした。 ただ街宣車もシュピレスコールもなく至って平穏裡に終えて事無きを得た。 未だこの時点…

老いのひとこと

弓道場へ行くついでに護国神社拝殿横に掲載される樋口季一郎揮毫の巨大な扁額を拜覧してきた。 実に堂々とした益荒男らしい勇猛心を鼓舞するにふさわしい「忠烈」の二文字を見てきた。 精魂込めてしたためる躍動感溢れる筆勢に只々驚くばかりであった。 大筆…

老いのひとこと

県大に通う孫から若し野菜の苗が必要ならいくらでも融通できるよとの連絡が入った。 よし、ならば折角の孫の好意を無にするのもよくないことだ。 三年振りに再開することを決意したのです。 とは言っても、他人様の土地をレンタルまでして大仕掛けには出来っ…

老いのひとこと

孫たちが手取フイッシュランドへ遊びに行ったらサービスに金魚を10匹お土産に貰ったのだと持ってきた。 我が家の小さな金魚鉢には以前からの住人が3匹も居て遺憾ながらこれでは共倒れになりかねないと孫たちを説得いたさねばなりません。 結局、大阪へ持…

老いのひとこと

5月連休には我がファミリー14名全員集合とまでは至らなかったが12名もの者たちが参集し盛大にバーベキュー大会を催した。 もっとも、我がお庭の一角に置かれた七輪コンロとバーベキューセットが主会場と云う細やかなる代物に過ぎません。 当然ながら野…

老いのひとこと

四月の末日の土曜日に大野のヤマト醤油味噌屋さんへ行って「発酵食祭り」なるものを見学してきた。 森林浴に対し海気浴という言葉があるらしい。 潮の香りを体いっぱい頂戴して來るのも悪くはない。 お空の青色を映した日本海の水面は一層青く美しかった。 …

沖縄の旅≪8≫

沖縄旅日記 二〇〇七年十二月十二日~十四日 あれから8年の歳月が流れました。 辺野古の海は今また浪穏やかではありません。 いや、むしろ波風起って予断を許さない。 われらとて安閑と致すわけにはいかない。 注視のまなこは決して忘れはしません ⑧日本復帰…

老いのひとこと

此れを「宝の持ち腐れ」というのかも知れません。 義理の父母から貰い受けた木箱からまたまた意外なものが見付かったのです。 季一郎がしたためた勇壮な文字の掛け軸なのです。 『春光和風亘新年』と読めるのです。 春が光り輝く新たなる年に和やかな風が吹…

老いのひとこと

ガラクタの入った木箱から実にみすぼらしく朽ち果てた掛け軸がでてきた。 恐るおそる広げて見れば虫食いも著しい大変お粗末なものではあったのだが描かれる絵は以外にも番いの鶴とカメさんであった。 描写は結構生々しく素人受けする出来栄えなのです。 とこ…

老いのひとこと

ご近所の表具屋さんに「梅室」についてお尋ねしたら県立美術館の窓口で願い出れば担当の学芸員が懇切丁寧に対応して頂けるやに好い話をお聞きした。 早速、照会いたしますれば確かに嘗てはそのような指導体制は取ってはいたが現在はやってはいないという。 …

老いのひとこと

月末最終水曜日は大先生による講義の日である。 今日は年度初めの第一回目とあって新入生をも交えた全員参集の盛況の日でした。 老いも若きもと云うが何分会員資格が60歳以上と制約があるので云わずと知れたことになる。 ところが、わたくしにしていれば6…

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玉川図書館蔵 俳人の書画美術第6巻より 随分昔の事だが、わたしは義父と義母から形見分けとして何がしかの書画の類いを拝領していた。 それらは古びた長持の中で長らく眠りこけていたのだがひょいとした切っ掛けで中を覗いてみたら面白いものが出てきた。 …

老いのひとこと

花燃ゆ」よ、視聴率なんか気にすることなく今まで通り飾らぬ姿を貫いて制作にたずさわっていただきたいものだ。 寅次郎の迫真の演技には胸に迫りくるものがあります。 ただ、一つだけ慾を申せばセリフが高尚で重厚すぎる内容なので兎に角難解極まりない、よ…

老いのひとこと

表札の架け替えをせねばならない理由はどこにもない。 ただ先日、「ムサシ」へ弁柄を求めて出向いた折りに店内で数多くの表札を目にした。 その折に、ふとなんとなく挑戦するのも面白かろうと思い付いまでだ。 厚さ2センチばかりのタタラ板を適当な方形に切…

老いのひとこと

統一選挙の日はまたとない絶好のお花見日和でした。 ほんのちょっと見上げるように高尾の嶺に目をやれば今年もサクラ色した花の雲が薄っすらと浮き立っているではないか。 家内は見に行かないかと云うので散歩がてら登ることにした。 標高190Mの高尾城址…

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無断掲載 愛川欽也が帰らぬ人となってしまいました。 パックインジャーナル時代にはよく愛聴させていただきました。 あの愛川調の流暢な毒舌にはもうお目に掛かれぬと思えば確かに寂しい。 二番煎じのコピー版にすぎないがわたしなりに愛川さんを偲んで転載…

老いのひとこと

その日は久しぶりに快晴の朝を迎えました。 サクラの花も未だにきりりとした佇まいで凛々しさを誇示しているようです。 放射冷却現象で冷気が漂い身が引き締まる思いです。 わたしの頭上すれすれの所には今を盛りに満開のサクラが見下ろして呉れている。 上…

老いのひとこと

図らずも二年生へ進級が適った。 担任の先生も大先生が担当なされ些か緊張しないこともない。 何はともあれ、こん年からは各自各々がテーマ―を持ち寄って自由制作に当たるのが建前となりました。 ところが、自由に何を作ってもよいとは云うものの無からは文…

老いのひとこと

掛け買いの無い我が盟友愛用のパソコン君がとうとうむずかってしまった。 電源を入れたが静止画面のままカーソルが行方不明で動きが取れない。 当たり構わずキーに触るが応答がない。 強制終了しかないのでボタンを押し続けるがこれまたうんともすんともしな…

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無断掲載 先日のこと見慣れないChange.Orgからメールが届いた。 「竹富島」の自然を守ろうとの呼び掛けでありました。 「竹富島」とはこれなんぞや、先ずはその位置を地図で調べてみた。 帝国書院発行の中学校社会科地図にも「竹富島」はちゃんと…

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現代美術展を観てきた。 偶々、彫刻作家の直々の解説に出逢いラッキーだった。 素材は原木だけではなく石や粘土や石膏、鉄片、樹脂など様々で立体的造形で以って美をどことん追究している事がよく分かる。 なかでも、ある意味精神が少しばかり遅滞気味で何ら…

老いのひとこと

春らしい陽気に誘われて久し振りに野田山をみてきた。 先ずはわが実家のご先祖に手を合わせわが一族らの安泰を報告し感謝申した。 自転車ゆえ山頂までは大層なので鉄二への挨拶は割愛させてもらい清三郎のもとへ出向いた。 ヒイ祖父さんになる近吾こと香太郎…