#練習用

老いのひとこと

好くない出来事が連鎖反応するように続くのです。 家内が拭き掃除の折に手が触れわたしが大切にする陶器を割ってしまったと申しなさそうに言う。 高がわたしが焼いたにすぎぬ陶板なので大騒ぎするほどでもない。 「吾は唯足るを知る」確かに此の文字面にはそ…

老いのひとこと(戒)新年の抱負

新年の抱負 五つ目の戒め ≪あなたは二度と金輪際置き忘れで地団駄を踏む過ちを繰り返してはいけない≫ 車のキー 財布 眼鏡 デジカメの「忘れ物四点セット」を肝に銘じて同じ轍を踏んではならない。 醜い人間性を露わにして気を動転させてはならぬ。 上よ下へ…

老いのひとこと

愚かしい程バカげた話だ。 郵便局で賀状を買って釣り銭を貰い小銭入れに納めたことは確と覚えているのだがその小銭入れが見当たらない。 ポケットにも車中にも幾ら捜せど出て来ない。 郵便局へ舞い戻り置き忘れがないかと尋ねるが在りませんと連れないお返事…

老いのひとこと

世のため人のため役に立ちたい。 人である限り誰れしもそう思う。 こんなわたしとて例外ではない。 況してや齢を重ねてしまえば猶の事そんなことに思いを募らす。 ところが思う程そんなに易々と事は成就しない。 煮え切らぬ優柔不断さが手伝って終ぞそんな場…

老いのひとこと

無断掲載 沖縄の戦没者慰霊の日の式典をテレビは映していた。 同じ日本人として衷心より其の御霊に哀悼の誠を捧げねばなりません。 以前と何ら変わらぬ翁長知事のお元気な言葉につづいて壇上に立ったのがセーラー服姿の中学3年生でした。 ひいばあ様からの…

老いのひとこと

座敷の障子が開かない閉まらない、動かない。 固形ワックスを敷居にも鴨居にも塗り手繰ったがやはりダメ、仕方ないので木槌を持ち出し竪桟の上と下を交互に叩いて数ミリづつ移動させ漸く閉めた。 またまた寒気が忍び寄り雪が降り冷たい隙間風が吹き荒ぶだろ…

高知と京都をあるく≪4≫

いい湯の後は是非ともお城を見たかったが時間の都合で割愛した。 賤ケ岳七本槍の一人、秀吉子飼いの武将加藤嘉明( よしあきら)築城の松山城は失礼ながら麓より見上げるに留めた。 なお調べてみるに同じ加藤清正とは同姓なれど他人同士と知った。 松山を後に…

老いのひとこと

一点の曇りなき正真正銘の秋の空です。 燦々と秋の日差しが降り注いでいます。 まさにスポーツの秋です。 分け隔てなく誰しもみな等しくスポーツの歓びを享受し合いたいものです。 広いグランドでは所狭しと大勢のグンドゴルファーたちが競技に興じていられ…

老いのひとこと

こんなわたしにも秋は等しくやってくる。 公園の藤棚の下の丸テーブルの上でわたしは小さな秋を見付けました。 だーれかさんがだーれかさんに思いを寄せてこころ時めかせながら無心で創りあげた立派な芸術品のようです。 とても素敵です気持ちが安らかに和み…

老いのひとこと

好い日が続き今年の梅雨は何処へ行ったかに思えたが遅れた入梅宣言と同時に降るは降るはよく降ります。 薄日が差してやれやれと思いきや思い出したように猛烈などしゃ降りに見舞われる。 程ほどなら天の恵みと喜ぶが度が過ぎれば煩わしく鬱陶しい。 晴れ間を…

老いのひとこと

麦わらは中が空洞でストローの様なので農作業上には大いに効果があるのだという。 土壌の通気性に作用し愛好者が多いらしい。 また、作物の株間に置けば雑草除けにも働くのだという。 鶏小屋のやっさんは三ツ屋野にいらっしゃる親戚筋に此の麦わらを届けるの…

老いのひとこと

糠漬けのシーズン到来です。 自家栽培した小ナス2個にキューリ1本を家内は小糠漬けにしてくれた。 これが何んとも美味い、この絶妙なる味を文章に顕わすことは敵いません。 誰が言ったか知りませんが此れを筆舌に尽くし難いと実に旨いことを言ったものです…

老いのひとこと

何ゆえこんなにも下らぬことに拘るのか自分自身能く判りません。 野田山の一角に前田利家の長女、まつが生み育てた幸姫のお墓がある。 小高く盛った墳墓の前に石廟が安置されその石廟のすぐ右手に枯死した大樹の根株が 横たわる。 根っこが剝き出しのまま放…

老いのひとこと

いやー恐れ入りました。 全く目を覆いたい、逃げ出したい。 幻滅感はなはだしい此れは完敗です、こりゃ酷いものです。 穴があれば入りたい、頭だけ隠して尻隠さずのざまで尚のこと恥ずかしい。 美川剣連のK先生のご厚意で稽古の様子をDVDに収録していた…

老いのひとこと

とんだ御縁があるものです。 鶏が取り持つ縁とでも申せばよいのだろうか。 いつもの自転車スラロームに興ずる鶏小屋の御主人は途轍もなく気さくな御方ではないか。 こんな御方に未だ嘗てお目に掛かったことはなかった。 又と存在しない好人物に巡り合ったも…

老いのひとこと

アアーいやんなっちゃんだ驚いた トランプの核の傘大事だモン トランプのご機嫌そこねたら 二人の信頼そこねたら此れ大変だ 此の際核禁止もお預けに 条約交渉そっちのけ アアいやんなっちゃんだ驚いた アアいやんなっちゃんだ驚いた ゴマの油と百姓は絞れば…

老いのひとこと

あれから早や六年の年月が過ぎました。 未だに帰宅敵わず仮住いの方々が大勢いらっしゃる、さらには未だに行方知らずの御霊があまたさ迷うという。 その辛苦のほどは量りようがない。 福島でゴミを拾い草をむしったがそれがどうしたというのだ。 取るに足ら…

老いの回想記≪128≫

その七 いばらとて 花芽つきしや 高尾台 道場訓 将中の木村校長は少なからず私の傷心の意中を察して異動希望を受理してくれた訳なのだからその意を汲んでわたしなりに意気込んでこの高尾台の剣道場の床に立つ必然性を素直に感じ取らねばならなかったのです。…

老いの回想記《127》

その七 いばらとて 花芽つきしや 高尾台 刺々しい茨の道を彷徨い歩く。 我が勤務校遍歴七つ目の高尾台に齢51の時赴任した。 ちょうど三十年むかしになりますか。 長兄三浪の年、次男は高3三男は中浪の年になる。 或る意味大きな試練の年でもあった。 痛々…

老いのひとこと

窯入れのチャンスを逃した。 次回は11月2日だと聞く。 その間我が愚息三兄弟の醜態は曝さざるを得ない。 日なたにさらされ乾いた ダンゴ ダンゴ 三つ並んだ ダンゴ ダンゴ 窯入れあぶれた ダンゴ ダンゴ ダンゴ 三兄弟 いちばん上は 長男 長男 六角顔した…

老いのひとこと

うっかりしていましたでは済まされません。 期限切れの自賠責保険のまま丸々五か月間天下の公道を平気な顔をして乗り回しました。 法律では1年以下の懲役または50万円以下の罰金とある。 確かにうっかりでは済まされません事でした。 更新手続きが滞って…

老いのひとこと

又してもたわいのない話です。 いつもの体育館内を独り占めしてお独り遊びに興ずる。 ワンパターンだが遊びながらのトレーニング、自称「行禅」と呼ぶ。 ゆっくり走る「走禅」、片手片足で背伸びする「片足立禅」、台の上へ登ったり下りたりする「登禅」にも…

老いのひとこと

金木犀を詠む 金木犀 匂う今日こそ 詠いけれ 路地裏の 袋小路に 金木犀 木犀に 惹かれ辿れば 土塀あり そよ風に かすかに流る 木犀か(香) 木犀や ちびりちびりと 咲きなはれ 木犀や とどまれしばし 吾が身許 背戸に咲く 木犀眺む 背伸びして はるざくら あ…

老いのひとこと

ー右足が右に流れて体重が載ってないー 金曜は居合の稽古日、暑さいとわずせっせと汗を流したものだ。 誰に気兼ねもなく独り稽古、元より居合はお一人様で事足りる。 もっぱら、制定居合十二本を黙々と独習する。 地獄の門前で閻魔大王さんに披露したいの一…

老いのひとこと

左手の親指の付け根付近が強直している。 親指の第2関節から手首付近にある第3関節に掛けて自由が利かない痛みすら走る。 ここ最近とみに症状を意識するようになった。 竹刀の場合は小手をするので問題はないが木剣と刀の際は確かに違和感を覚える。 まだ脱…

老いのひとこと

陛下の生前退位の強いお気持ちが間接的表現ではあったがなされました。 今日の日に先立つこと先月七月十五日に突然ビッグニュースが流れました。 参議選直後のあの日を選んで何故陛下はあの挙に出られ遊ばされたものなのか。 普通のまともな日本人ならば極め…

老いのひとこと

無断掲載 小池百合子氏大勝 案の定あしき予感が的中しました。 天岩戸ならぬ煎餅布団に潜り込み暫し御隠れになられました。 このまま永久の眠りにつきたいくらいだ。 まさか「真田丸」終了直後の画面にテロップが出ることはないと願うのだが悪い予感が的中す…

老いのひとこと

肥やりて 水やり育つ 苗育つ 遅植えの ナスキューリにも 花が咲く 初ナスに つられて顔出す キューリかな 孫の苗 育ち実りて 満作だ 糠漬けの 味しみ込みて 箸一膳 ナスキューリ 塩気塩梅 朝餉かな

老いのひとこと

紫蘭が知らん間に繁茂し屈強な根を張り巡らせた。 歯も立たない鍬の刃も寄せ付けず跳ね飛ばされる。 鶴嘴を打ち込み抉じ開け少しづつ毟り取る。 強固に地下茎を張って互いに生存権を主張し合う。 狭い空間に密生しよくぞ窒息死しなかったものだ共倒れ立ち枯…

老いのひとこと

隔日毎の入浴日には剃髪を怠らないので序でに髭も剃る、なので不精髭ではない。 毎日投稿を励行するので生来の筆不精も解消したようだ。 エンディングノートとこころしてクダラヌことに精を出す。 引っ込み思案で出不精なネクラさんだが此処のところはラジオ…