#80代以上

老いの回想記≪134≫

その八 ブーメラン 返る内川 春いずこ 幸福の木 この植物は熱帯産であるらしい。 アフリカのギニアやエチオピアに自生するリュウゼツラン科の観葉植物だという。 木質化した茎の一部分を丸太ん棒状のままに船積みし輸出するらしい。 それを適寸に切ってさし…

老いの回想記≪133≫

その七 いばらとて 花芽つきしや 高尾台 国鉄民営化も裕次郎逝去も眼中になし 今の世は一時も目を離すことなく各種各様の様々な情報が入り乱れ交錯し合っている。 そういう時代背景の中にわれらは存在する。 そうであるが故にプライバシーに属する裏情報や個…

老いのひとこと

老いのひとこと

心が折れてしまいました。 がっかり気落ちしました。 悲しく寂しく憤りすら込み上げる。 血の通う生命体が奪われました。 迸る樹液が小枝の末端まで届けられ小さな蕾が少しづつ膨らみ今可憐な花弁を此の世に提供したばかりの幼気ない命が何者かにより抹殺さ…

老いのひとこと

隣町の公民館で前田家墓地についてのお話を聞いてきた。 「金沢南部丘陵歴史夢街道」の 出発点である加賀藩主前田家墓所についてのお話でした。 そこは何度となく足繁く訪れる野田山墓地そのものだったのでとても興味を惹いた。 前田家一族の84基に及ぶ墳…

老いのひとこと

お彼岸の日を逸したので春の陽気に誘われながら野田山へ足を向けてみた。 一週間ほど前のことでしょうか。 春の息吹はまだ遠く眠り扱ける。 目覚めの好いのが一本、小堀家と伊藤家にまたがる山桜が今を盛りに咲きみだる。 大自然の真っ只中、誰に媚るでもな…

老いのひとこと

久し振りに鶴寿園の教養講座に顔を出す。 お坊さんのお説教を聞く会に出席してみました。 わたしには格別お贔屓にたす宗派が在るわけもなく只何となく知的な刺激が戴けないものかとつい足が向いてしまうのです。 此の日の題目は「人生の四苦-生老病死を乗り…

老いのひとこと

卒業式は学位授与式のことであって此処で卒業証書を戴くことになりましょう。 面白かったのは授与の手順のリハーサルを式典前の暫しの間で間に合わせてたことだ。 登壇し一礼を交わし証書を受け取り降壇する一連の流れを連携プレーで為すことを予行していた…

老いのひとこと

幕張メッセ恐竜館 あの頃あの小さいなりをしていたはずのあの初孫が晴れて卒業の日を迎えた。 そぼ降る氷雨の中ではあったが晴れ姿が凛々しく眩しい。 なりこそ小さかったが精一杯大きく見せようと小学校の運動会では応援団長を買って出たけな。 刺子胴着と…

老いのひとこと

桜が咲き一気に春が来た。 誰しも陽気に誘われて飛び跳ねる。 此のわたしも細心の注意のもと足首をそっと庇いながらの跳躍運動もこなしたぞ。 ラジオ体操で一日がスタートした。 いつもの館内でのお勤めもスムーズに進行した矢先、登り禅に際し僅か40セン…

老いのひとこと

無断掲載 国政を揺らがせかねない森友騒動で与野党が丁々発止のやり取りを展開する其のさなか、事もあろうに平壌と北京を特別列車が秘かに走り電撃的習・金会談が演出されてしまったではないか。 目尻を下げた慈父のような眼差しで息子ほどの若輩指導者と固…

老いのひとこと

無断掲載 佐川前局長の証人喚問はやはり案の定此の間の全責任を自ら背負い総理や財務大臣、総理夫人との関与を一切否定し現政権擁護にひたすら走られた。 おのれの保身よりおのれを犠牲にして国家を守った。 立派な心掛けだろうが国民の多くはそうとは思わな…

老いのひとこと

こころの痩せたこころの貧しい其のお方は味を占めたのか累犯を重ねられる。 魚の目にも涙ではありませんか。 ハヤやカモたちが泣いていますよ。 尤も、今回はガードレールに邪魔され路上にとどまったが何とカラスが其れを見届けたらしく早速撒き散らかせたで…

老いのひとこと

幾日振りかでキラキラ輝く陽の目を見た。 もう春です。 公園の蕾にもほんの微かに彩りを感じさせるが未だにまだまだ固いようだ。 ふと室内に取り込んだ桜の枝に目を遣れば何と一足早く蕾がほんのり色づき始めているではありませんか。 恥じらいを感じさせる…

老いのひとこと

タイヤの脱着作業を終えた。 老躯に鞭打ち自立自尊を貫いた。 此の成就感は満更でもない。 腰が病めるが此の程度の痛み吹っ飛ばす自己充実感にどっぷり浸かる。 天にも昇る想いが募り来る。 褒美をつかわそう。 つかわせねばならない。 一献やろう。 湯上り…

老いのひとこと

つれづれなるままに当てもなくふら付けば図書館にいた。 新聞に目を通していたらふと「制剛さん」を思い付いた。 制剛流の生みの親、僧制剛に近付いてみようといろいろ書物を開いてみる。 ところが検索術が捗々しくなく良書に辿り付くことは敵わなかった。 …

老いのひとこと

何事も思いの通りに運ぶはずはなかろう。 他人様に知られざることを憂うのではなく自分に能無きことを憂えばそれでい良いのです。 ところが、それは能く分かるのだがなかなか自分に言い聞かせるは難しい。 とかく此の世は住み辛くむしゃむしゃして滅入ること…

老いのひとこと

大半はもう既に川下に流れ去った 川が泣いてます悲しんでます 魚やカモも泣いてます悲しんでます 或る日の事、横を流れる城谷川にビニール袋が置かれているのに気付きました。 二三日すればカラスが暴いたのだろう袋の中のモノが散乱し始めました。 家庭ごみ…

老いのひとこと

努力の割には成果に結びつかない。 じれったく腹が立つが一刻も早く愚痴の根を断ち斬り棄てねばならない。 主治医の先生はいつも忙しそうだし詰まるところは投薬を薦められるのが落ちでありましょう。 ふとMY知恵袋に気付いた。 「後期高齢者だがHba1…

老いのひとこと

「習うは一生」という金言が在る。 死ぬるまでお勉強、解からぬことに囲まれ此れを解きほぐすにはお勉強しかない。 此の事に苛まれつつも齷齪あくせく生きてます。 先日のことNTTらしきところから電話が入り現在加入の光フレツエを光コラボレーショウンへ…