無題
無断掲載 新聞一面トップ記事に「全国学力テスト」「石川トップクラス維持」の活字が誇らしげに躍る。 片や当日の社会面には三面記事として「学テ成績全国上位」「小学校の97%で事前対策」と掲げる。 社会の公器としてあるべき新聞社は一体何を読者に訴え…
無断掲載 革命児山本太郎のれいわ旋風が吹き荒れた。 枝野幸男も只々唖然として見送るだけではなかったか。間違いなくお株を奪われた。 おのれより演技上手の役者の前に脱帽した。 れいわ旋風未だ止まず今日の地上波「ひるおび」にも漸く登壇する。 次なる野…
掛り付けのお医者さんへ薬を戴きに行く。 体重計に乗れば60.4と告げられた。 目盛の読み違えかと勘繰るくらい減量著しい。 64kgを前後した頃に比すればむしろ気味が悪い。 「ずいぶん減りましたね」とか 「よかったですね」のコメントが欲しかったが…
分相応な生きて行けるだけの空間が在ればそれで良いにもかかわらず、若かりし頃には見栄とか外聞にかこつけて矢鱈と木を植えた。 ところが最早われにはもう既に背戸の木々を維持管理する能力を失った。 つまりは枝打ちの職人さんに入って貰えばバカならぬ手…
齢と共に失ってゆくもの ・体力とりわけ脚力歩く力・・・日毎劣化を食い止めるためにトレーニングするが現状維持すらおぼつかない。 ・聴力と判断力・・・補聴器を用いても二三割り方聞き漏らし聞き逃して相手の意思を正確に判断できなくなった。 ・歯の本数…
わたしのしがなき自営のお仕事は土日を定休日と定める。 今日は台風の影響か雨の休日となったがいそいそと地下足袋姿で雨傘差してのお出かけです。 安物の雨傘なんてあまり用を成さないものだ、小半時もすればしずくと汗で濡れてしまった。 毎度のコースを行…
梅雨が明けたとはいえ北陸の夏はムシムシする。 そんな日には思い切って外へ出て自転車を漕ぐ。 風を切って走れば涼しかろう、汗ばむ肌に心地よい。 ただし前傾姿勢はハンドルを握る手に負担が大きい。 グリップを掴む箇所がえらく疲れる。 何事に限らず手の…
何んともおぞまじき惨状を放置したものか。 連日の天候不順の上突然の驟雨に網戸もろ共雨戸を閉めたのでしょう。 よく吟味しなかった不注意の為せるわざに他ならない。 生きた百合の首元を閉めつけるが如く実に無惨なる形状なまま一昼夜ほど放置したのです。…
愈々北陸にも梅雨明け宣言、夏本番が到来した。 子どもたちの夏休み突入と同時にラジオ体操のシーズンの到来でもある。 会場をこじんまりとした城谷公園に替えての参加です。 人数も二十人足らずで確かにこじんまり感がただよう。 世話役のお方からわたしに…
齢を経ればまた子供に返ると云う。 ならばもう一度、此の世に生まれしままの赤子のように生きてみたい。 本来の生地のままに何ものにも制約を受けずに束縛もされずに誰からも牽制されることもなく自由にのびのびと生きねばならない。 煩わしいしがらみから奇…
ああ終わった。 ああよかった。 「三分の二に届かず」、ああよかった。 午後八時と同時に各局競って速報に殺気立つ。 自公強し、政権与党はやはり強し。 気の小さい小心者には耐え難い、見るに見かねてテロップの入らぬジャイヤンツ戦で気を紛らわす。 それ…
「日鑑誌」に学ぶー2 明治元年1869年12月15日 「榎本共和国」樹立 明治2年1870年5月18日 「榎本共和国」崩壊 其の間わずか6か月間の短命に終わったが蝦夷地北海道に成立した、我が国に並び存した二つ目の国家「榎本共和国」は根無し草のよ…
愈々子どもたちの夏休み初日の日だがいつもの年のように空一面に青空が広まることがなかった。 今にも降り出しそうな曇天の中地域の公民館の呼び掛けでラジオ体操の伝達講習会が催された。 もちろん主役は子どもたちだが最早中学生は子どもとは認識していな…
今回の教養講座は真宗のお坊さんのお話でした。 宮澤賢治の「セロ弾きのゴーシュ」と云う作品を題材にしてのお話でした。 でも此のわたくしは恥ずかしながら読んではいないし作品名すら知らなかった。 宮澤賢治についても通り一遍の事しか知らない。 ただ一…
新聞を開けば自公堅調、過半数確保三分の二覗う勢いの活字が躍る。 ネットを開けば「自民22、選挙区で優位、8県は接戦」ともはや戦況は戦う以前に歴然とする。 投票場へ足を運ぶ意力も気力も失うではないか。 何が清き一票だ、行ったとて意味が無いではな…
備蓄が数日間の時もあるが下手をすると一日限りに切迫する時も在ったりする。 ほぼ毎日朝の7時過ぎに放出する慣わしがつづく。 減る分は当然ながら蓄えねばならない。 それで毎日毎日来る日も来る日も営々と其の備蓄のために無い知恵を絞りながらキーボード…
朝の一時館内にて何時もの様にくつろぐ。 誰からも制約を受けることなく我ひとり半面を貸し切る。 全くの自由が保障され、縦に走ろうが斜めに走ろうが咎められることはない。 もっぱら縦長の隅っこを使わせていただく。 換気用の開閉ドアが2面あり今の時節…
千葉在住の剣道に造詣深いとある先生の記述の中から光を放つ一つのフレーズを頂戴してしまった。 此の教士七段の先生はスポーツ剣道と武道としての剣道の違いを峻別なされた。 たったそれだけの事ではあるが此の先生はスポーツ剣道の背後に隠れるもう一つの…
「日鑑誌」に学ぶー1 はじめての古文書入門講座にしたら随分とレベルが高い。 毎度のことながら大きな悲哀感を味わされて来た。 おまけに大事な補聴器を忘れるへまを仕出かしもどかしい90分間だった。 本日の史料は「日鑑誌」でした。 三浦喜三郎が著わし…
肌曝け出して今日も庭仕事、虫はいないと高をくくったがとうとう天罰が下る。 繁みに足を踏み入れ蔓延る草を掻き毟るうちに突然左足の脛にヒリリとまるでクラゲに刺されたような小さな痛みを覚える。 愈々お出ましかと身を避け添えば小蠅のような昆虫が群れ…
古文書学習―4 何もわからぬ者が漸く意訳に辿り着きました。 貞亨2年1685年7月10日 「金沢の浄土真宗西方の寺庵の由来書の写し帳」 表末寺 上宮寺 真宗 西方 西勝寺 当寺庵の由来についてお尋ねですのでご報告申し上げます。 当本願寺の表末寺の始ま…
最近のブタさんは豚コレラで処分される災難続きで悲劇の主になった。 どちらかと云えば其のブタさんは丸々と太って俊敏さのイメージよりも鈍重さがぴったりでしよう。 同じく丸々と太った南瓜ことカボチャさんも俊敏さよりも鈍重さのイメージがぴったりです…
古文書学習―3 浄土真宗本願寺派西本願寺は此処金沢では主流ではない。 此の地には加賀門徒と呼ばれる真宗大谷派東本願寺の勢力が重きをなす。 処が為政者つまり加賀門徒の聖地を征服した者にとってはどうしても彼らを抵抗勢力として警戒いたさねばなりませ…
日頃の怠慢の付けが回って来た。 さながら温帯密林ではないか、よくぞ繁茂したものだ。 お庭の管理と云えども雑木ばかりでパチンパチンと剪定ばさみを入れる程では毛頭ない。 それにしてもせめて小枝を落とし草ぐらい毟ればいいものを長い間見て見ぬふりをし…
文字が読めないのに文中の大意を掴み目的や時代背景まで掴み取るとは古文書学習の至難さ加減をしみじみ味わう。 諦めもせず、愚かにもその大儀さに敢えて挑戦している無知の権化のような老いぼれが此処にいる。 断片的な薄っぺらな知識を幾ら繋ぎ合わせても…
「勝負は下駄を履くまで判らない」麻雀最盛期のあの頃 ジャン友たちの此の至言につい惑わされ能々卓を囲ったものだ。 「野球は筋書きのないドラマである」この名言に踊らされて高校野球やプロ野球にうつつを抜かしながらのめり込んだものだ。 勝負事は此の不…
県の図書館が主催する「はじめての古文書」講座を受講した。 二回目になる。 解からぬなりに前を見て耳を澄ますだけでも十分ではないか。 初回に付ガイダンスがある。 大事なことは崩し字の文字面だけを読み解くだけではなく其の文書の大意を掴みとること、…
加賀百万石の城下町には「空から謡が降る」風情があると云う。 加賀宝生流の本家本元のような金沢の街なのです。 宝生流は5代藩主綱紀の頃より根付き重臣たちに持てはやされたと云う。 武士の嗜みは剣術ならぬ能楽であったのだと今日の県民大学大学院歴史講…
無断掲載 NHKで「おんな武士道」をみる。 大阪の根本剣士が八段審査に挑むに至る剣道人生を披露してくださった。 七段から八段への高い壁に女がてらに挑むことへの風当たりをひしひしと実感されたと云う。 女の七段は男の八段に匹敵するのだから女がそれ…
先日大阪へ行った際にみんなして「あしゅらさま」を見に行きました。 1300年むかしの奈良時代と云っても小3の子にはよく分からないでしょう。 それにも拘わらず色とりどりの物凄い数のほとけさまに取り囲まれたまま薄暗い建物の中で正味一時間以上の長…