老いのひとこと

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16日、お彼岸にはまだ日があったが大阪の息子たちに連れ添い恒例のお墓参り。
既に開眼供養を済ませた御身の生前墓を前に御身自ら手を合わすのは何となくけったくそが悪い。
四人の孫たちが神妙な面立ちでわたしの墓に手を合わすのも何かしら此れもけったくそが悪い。
そのわたしも何時の間にか老いの坂を思いの外上り詰めてしまったものだ。
安住の住処カロートに横たわる日もそんなに遠くではない。
そう思うと急に孫たちが愛おしく感じられる。


何んと気付いてみれば五歳になった一番末のRUIちゃんと一緒に老いの坂を下っているわたしが其処に居たではないか。
図々しくも此の坂を下れば少しは長生き出来はしまいかと勘違いしてしまったようだ。