老いのひとこと

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        無断掲載

 

令和天皇の即位祝賀パレードが盛大に執り行われた。

10万人を優に超える沿道の参列者もテレビ視聴者も官邸も2万人を超える警察官も自衛隊の楽隊も皆がみな日本国中挙って祝福した。

絶大なる皇室人気、それを下支えするマスメデア、それを後ろ押しする或る種の保守勢力、何かしら皇室に不思議な威厳と格式が備わり茫漠たる勢力が形作られたような変な錯覚に陥ってしまう。

両陛下を護衛するサイドカー、白バイの隊列の威容には完璧に圧倒された。

国威が弥が上にも高まりゆく不思議な昂揚感を禁じ得なかった。

同じ象徴天皇の時代とは言え何んとなく御父上様の御代とは異なる時代錯誤を覚えてしまう。

総理内奏にかしこまる新天皇の御姿が残像として脳裏に刻まれなかなか消え去ろうとはしないのです。

伝聞したことを掲げるは不埒な行為でしょうが案に違わずNHKの論説員がパレード中継中に現職総理を幾度となしに褒めちぎったという。

皇室の政治利用という橋渡しを作為し、随分と危ない橋を平然と渡ったものだ。

 

受信料・公共放送・報道の自由・政治的中立・公権力・日本国が危うい。