2020-02-14 老いのひとこと マイナス4度の獄寒の日を体感したからこそ其の次の日の好日がぐんーと際立つのです。 おのずと外歩きに誘われ早春の匂いを肌で感じてきた。 孤高の鳥白サギに出逢う。 群れなく一羽でたたずむ姿が何とも言えぬくらい神々しい。 電車の軌道を渡った馬替の地内で依然として放置されたままの素焼きの植木鉢が控え目に寂しげな目線で訴えてくる。 「お寒うござんすね、お宜しければどうぞどうぞ此のわたしをばご自由にお持ち帰り下さいませ」と哀願しているようだ。