老いのひとこと

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旧盆の墓参りは例年の慣わしで大阪の息子に同行するのだが今年はコロナの関係で叶わなかった。

それを察してか次男坊が気を利かせてくれて今年の墓参も無事終えた。

●先ずはミカちゃんのお里のお寺を皮切りに六か所を梯子しながらの一回りでした。

鳴和のマルエー裏の相当な急勾配を登り切れた。

息子の嫁さんの実家への墓参は余の健康寿命バロメーターとたり得るわけだ。

●家内の実家の墓には特別な曰く因縁を宿すのだがやはり齢と共に変質いたしたことに薄ぼんやりと気付く。

●本来ならばわたしが為さねばならない墓守を利治に肩代わりして貰う感謝の意を込めて実家の墓に手を合わす。

●鉄二の光沢放つ黒御影石が鳥の糞で台無しだ。

早速、汚れ拭き取り水を懸ける。

●正純のお墓の一部分が欠落しているが気象条件の為せる技とは言い難く義憤を覚える。

姿とどめる物は時の経過と共に変質しやがてはその姿を消滅させるであろうがその速度が余りにも速すぎはしまいか。

●次いで妙典寺にて津田半山の墓にお参りす。

実は墓参に参上いたすは此れが最初になる。

況してや我が一族のものに知らしむるもこれが最初になる。

我が母方の先祖の存在を知らしめんが為なり。

此の墓が無縁仏となからしめんが為なり。

◎最後に割烹みやかわにて特上うな重を御馳走になる。

昨年より数えて二度目になる。

極上ウナギは流石に美味い舌鼓を打つ。