老いのひとこと

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此の齢にして子供じみた下らぬことしか吐けない。

高松のオッサンと千代ばあさんの法要がしめやかに執り行われた。

二人には子なくオッサンの本家筋が二人の法要を営んだことになる。

格式ある家柄らしく金参拾萬円の御布施を奉納したらしく祭壇には大きく貼り出される。

道理で住職さんの読経も豪く懇ろで斯くも盛大に営まれし例会はわたくしの体験上未だ嘗てなかった。

端的に申せば御経が長かったことになる。

正確には計測しなかったが正味弐時間近かった。

兎に角長かった、座卓に腰を落とすも足腰が攣った。

一堂に会した折に住職さんに尋ぬれば、あなた其のお歳で知らぬかと言わぬばかりに

無量寿経観無量寿経阿弥陀経だと此れまた懇ろに御説教いただいたが難しくて能く解からなかった。

 

山側環状道を久しぶりに突っ走る。

お盆帰省自粛なんて何処吹く風と言わんばかりに交通量が多い。

追い抜き車線に出れば家内から声が掛かる。

齢のことを考えろと煩いかぎり、久しぶりにハンドルを握ったがトンネルは流石に怖い。

対面通行車線で無灯車両多し特に無灯二輪車が怖い、気を付けねばなりません。