お説教を説くのはあながちお寺のお坊さんだけではない。
神主さんが説いても何ら不思議でもなく不自然でもない。
今日は神主さんのお説教を聞いてきた。
藩主利常が白山比咩神社へ神事料を寄進したその書状のお勉強でした。
つまり、三代藩主前田利常が白山権現へ願を立てるために寄進した慶長年間の古き書面でのお勉強になる。
宛先が神主さんだけではなく「長吏」というお寺の僧侶も居たことを教えてくださった。
成る程、菩薩様が神様のお姿に化身なされて此の比咩神社にも座しまさる。
つまりは此の神社には白山権現様がいらっしゃることになる。
神主と僧侶が共に此の権現様を祀っていられることと相成る次第になる。
頭の柔軟性が要求されるのである。