ご近所の学生寮らしき集合住宅が解体作業に入った。
ダンプや大型重機が入り大々的だ。
外形はまだ残るが内部のガラクタの類が巨大な団袋に詰め込まれクレーンで持ち上げダンプに積む。
あの家も此の家も早晩いずれの御時には同じ運命と相成ろう。
此の我が家も同じく解体の憂き目に出逢う日も必ずややって来よう。
もはや時間の問題、必然の帰着点だ。
ひしひしとそれが実感として迫り来る。
わたしの身の回りに犇めく諸々の思い出の品愛用の品々があの大きな袋に納められ廃棄の運命が待つことを思えば何とも言えぬ虚しさが込み上げる。
あのような団袋には決して入れたくはない物品をせめて早急にピックアップ致さねばなるまい。
- 佛さま
- 友重や清秀の類
- 由緒書等の史料
- PCデーター
- 釣り具の数々
- 掛け軸類
- 陶器類
- 絵画=滝川武雄・巌・端名清
- 剣道具類
- 座卓・テーブル等
- 筆・硯・手本等
- アンプチューナにLPレコード盤
その他書籍類。