老いのひとこと

 

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アゲハチョウには時折お目に掛かるがむかしほど居なくなったのかモンキチョウを見掛けなくなった。

でも相変わらずあのモンシロチョウだけはひらひらと当てもなく遊泳している。

のんびりとその姿を見定めたりするときもあったが突如として心境の変化を来たしてしまった。

折角、営々として張った防虫ネットの効なく

白菜の葉にはボスボス穴が開きキャベツは被害甚大にして若芽は奇麗さっぱり食い荒らされてしまったではないか。

さすがに少々頭に来ました。

環境保全なんて言う甘っちょろいことを言ってる間に作物のほとんどが丸裸にされないとも限らない。

二者択一のジレンマに陥るまでもなくわたしは直ちに行動に移していた。

弟から貰った薬品の中にオルトランが在ったことに気付いた。

早速、粉末剤は水に溶かして片っ端から噴霧した。

また顆粒剤は直接根元にばら撒いた。

此れにて漸く腹の虫がおさまった。

チョウチョには悪いことをしました。

わたしは在り来たりの小者に過ぎないことを知った。