2021-11-07 老いのひとこと 畑作奮闘記 食料に供した沖縄へちまも既にシーズンを終えた。 シーズンを終えるに当たり最後の置き土産に超弩でかいマンモス級を残して呉れました。 食べるわけにはいかず始末に困った末、こいつをタワシに生まれ変わらせることを思い付いた。 そのまま放置して腐蝕を待つ方法が有るらしいが異様な悪臭に苛むるより手っ取り早く金ダライで煮沸擦れば良いとのこと。 とろ火で1時間ばかり煮立てれば網目模様が浮き立ち外皮を剥がせば柔らかいタワシ状の繊維が現われる。 紛れもなくヘチマタワシでしょうが意外と姿かたちが柔和でやさしく上品すぎる。 あの巨大な図体からえらく縮こまったタワシが生まれ出たものだ。 乾布摩擦には小さすぎよう、風呂場の垢すりにも貧弱すぎる。 メガネ拭きや御刀拭きには馴染むはずがない。 やはり台所でスポンジの代用品として使うしかなさそう。 家内はどんなお顔を致そうものでしょうか。 乾かせば如何にもごわごわした本来のタワシに早変わりしたようです。