老いのひとこと

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公民館主催の陶芸教室の後期講座が始まった。

最早此の歳で何ですかと云う気持ちが先走り迷いに迷い躊躇に躊躇を重ねて思案の挙句当日の目覚めと同時に決断した。

手足が動く限り天が与えし最後の試練と心して参加することにした。

何んと云っても物言わぬ粘土を相手に問答を交し合う。

何時も此方が叱られたりどやされたりで困ったものだ。

溜め息を付いたり遂にはこん畜生と吐き捨ておのれを攻める。

此の忘我没我の境地が大好きなのだ。

時計の針があっという間に回ってる。

たたら作りで八角形仕立ての水滴に挑戦した。

宿題を家に持ち帰り2時間がけて仕上がった。

都合4時間の作になる。

充実の時を与えたもうた天の主に感謝したい。

 

 

更に二時間かけて磨き上げた。

焼き具合を早く見たいものだ。