老いのひとこと

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県知事選には自民党所属の三候補が乱立し三つ巴戦を演ずるのかと思いきや今此処に共産党が推薦する無所属候補が四番手として割って入った。

と云う事は共産党さんは控えめに野党第一党立憲民主党の態度表明を静観したが事もあろうに保守系候補のお一人を推薦する形で決着をみたので止む無く最後に手を挙げたのでありましょう。

保守県政への批判票の受け皿たる野党第一党は一体何処へ雲隠れしたのか余りにも不甲斐なさ過ぎよう。

保守票が3分裂の千載一遇のチャンスをみすみす取り逃がすとは情けないの一語だ。

 

更に申すには、国家主義の粋たる極右団体を象徴するあの日本会議に直結する神道政治連盟に所属される事を承知の上で党県本部はあの御方を推薦いたす運びと相成ったのか、もしそうだとすれば全くその感覚を疑う。

共産党からの推薦された無所属候補の政治信条は詳しくはわからない。

まさか天皇廃絶を早急に謳う筈もなかろう。

ならば此のままの状況下で知事選に臨もうとするのか。

もしそうだとすれば野党第一党の体をなさないばかりか早晩有権者からの支持支援を大幅に失いかねない。

まさかあの魔女のような連合会長の妄言に怖れ怯えて此の共産系候補から顔を背けようと致すのか全く以って理解しかねる。

推薦する相手が違うではないかと大声で叫びたい。

此のままだと本県の立憲民主党が物笑いにされるに止まらず野党第一党の信頼を失墜し延いては夏の参議選に大きな打撃を被るは必至だと思う。

不変の政治理念を貫くのならば筋を通さねば可笑しいと言いたい。