老いのひとこと

 

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玄米を求めてAコープへ行く。

ゆめみずほがキロ270円、こしひかりがキロ300円、ひゃくまん穀がキロ360円、外にも四銘柄が並ぶ。

計り売りでいつも石川県産こしひかりを10キロ袋にして貰うが今回は張り切ってひゃくまん穀に奮発した。

3600円に消費税で大した高級米になってしまった。

でも魚沼産米を超奮発した思えば然程でもなかろう。

胚乳部に種皮が被さり更にもう一枚果皮が被い被さるので味そのものは価格差に依り別段変わりはなさそうだ。

何せ此の国の米穀価格に不可解な鉄則のような原則が成り立っているから不思議なのだ。

つまり何故かしら精米より玄米の方が割高なのだ。

果皮と種皮の二枚の皮を剝ぎ取る精米作業が加わっているにも関わらず手間暇掛けた白米の方がお値段が安いとは納得いかない。

販売するおばさんに聞くが皆目要領を得ない。

わざわざ農水省まで問い質すほどでもなかろう。

ネット検索致せば即答を得た。

只でさえ需要減で疲弊する生産農家は限られた玄米愛好者に例えば小石や砂利のような障害物の混入を防ぐよう細心の注意を払って除去作業を加えているからだという。

そう云えば成る程だと頷かざるを得ない。

百万石の恩恵に存分に与かり居る次第である。