2022-04-24 老いのひとこと 小山田候補の応援に小川淳也さんが駆け付け青空対話集会を催すとの報に接しいたたまれずに遠方より馳せ参じた。 保守の強い此の地にて既定路線の通りワンサイドゲームで終わらせては全国の有権者に申し訳が付かないだろう。 此の心意気を態度で示すには行動を起こすしかない。 老骨に鞭打ち早飯を喰らいチャリンコに跨った。 万が一に備えサドルを下げ雨合羽まで携行した。 香林坊の中央公園口には定刻前に到着し辺りを見れば単産労組ののぼり旗は一切見当たらず閑散とするがやがて何処から涌き出たものか人並みが次第に増し騒々しさを感じ始めた。 丁度そんな時にベンチの前にスーツ姿の細身の青年がわたしに近付き笑顔を振り撒きながら「今日は肌寒いのでお体に気を付けてください」と語り掛ける。 わたしの前に紛れもなくあの小川淳也が立つ、そしてグータッチを催促する。 わたしは思わず立ち上がり応じたが何んと言ったものか全く覚えがない。 正味一時間、滔々と小川調弁舌が繰り出される。 全身が政見の塊りでぎゅうぎゅう詰めに森羅万象あらゆる分野のエキスが凝縮される。 格調高く解り易く嫌味がない。 「是非とも君のような男を総理大臣に」 此の男が総理大臣の施政下の日本国に暫しでもよい安住してみたいものだ。 其の間、終始一貫して小山田経子は正面を直視し小川調政見の要の部分に大きく頷き同調の意を聴衆に訴え続けた態度は非常にご立派であった。 納得のいく集票結果が彼女に齎される事をわたしは心から願った。