2022-05-28 老いのひとこと 無断掲載 或る日の新聞広告欄に目を奪われた。 虚ろな目で只ぼんやりと見過ごすことの多い中で此の日だけは異様に映った。 大方がちょっとした興味を誘うものばかりではないか。 *「心をととのえるスヌーピー」 禅を説く米国人漫画家の名著を谷川俊太郎が翻訳した本だという。 正直、わたしはシュルツさんを知らなかった。 童心に返ることは今からでも遅くはなかろう。 ・今を精一杯生き抜きましょう。 ・自然体の自分のままで無心で生きましょう。 ・ *「雑草と楽しむ庭づくり」 繁茂する雑草との格闘を演ずる人が益してや貧乏葛と屁糞葛とじゃれ合うことが適うなら願ってもない朗報になりましょう。 *「歯は抜くな」 この様な名言を吐く歯医者さんがいたとは敬服に値する。 この様な慧眼の主は直ぐに抜きたがる同業者に辛辣なる警告を発し続けて欲しいものだ。 *「70代で死ぬ人、80代でも元気な人」 長生きしたって四苦八苦しか待って居ないこんな国に長居したって仕方がなかろう。 年寄りにも夢と希望を託すことが適うような世の中を終ぞ見失ってしまいました。 矢張り無念ですよ。 *「75歳以上の免許更新が変わる」 認知機能検査の厳格化を図ることは大いに結構、小論文を課してみるのも面白かろう。