老いのひとこと

そぞろ歩く道すがら目にする床屋さん・うどん屋さん・焼き肉店さん・パン屋さん・駄菓子屋さん・小型スーパー店さん・お酒屋さんらは軒並み客足遠のき閑散とす。

尤も午前の10時では開店どころか店内の電灯すら燈ってはいないお店もある。

或いはひょいとして閉店の憂き目に追い遣られたのではなかろうかと憂慮するお店もある。

中堅のチェーンドラグストアの誕生以来その傾向がより顕著になったように思えてならない。

益々GENNKIになりゆく大きなお店と愈々元気を失いゆく零細な小規模店との隔たりが拡大し悲鳴が辺りに充満する。

空文化した大店法が何と空々しいことか。