老いぼれの独り言

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地鳴り欄に、愛犬の死を悼んだ投稿があった。
67歳の男性の方で、四人の息子に恵まれたがこの愛犬は娘同然に受け入れていたのだと云う。
クリスチャンでいられるのか、諦めていたバージンロードの夢が適えられたとまでその感慨を切々と述べられている。
この愛娘との四季折々に散歩で交わした情誼の数々を美しい思い出として語ってあった。
わたしにとっても、他人ごとではなかった。
身につまされる思いで此の方の文に引き込まれていた。
ただ、わたしにとっては愛娘ではなく孫娘であった。
そのわけは、此の方より十歳年上であることに気付いた。
 
確かに、女々しいかもしれません。
建設的でないかもしれません。
前向きではないかもしれません。
でも、仮に犬畜生であれ真実生きもの同士のこころとこころの交流が成り立ち得たことはこの上なく崇高でありこれ程幸せなことはないと思うがです。
 絆はどこにでもある。
 どんなに安っぽい絆でも絆は絆でしょう、変わりはない。