蔦の葉よ許したもう。
光り浴び輝ける君の姿を奪い去りました。
わたしたちの不徳の致すところです。
無惨にも取り返しのつかない失態を演じてしまったわたしたちを許したもう。
蔦よ、君の誰よりも光り輝く自慢の葉は五月の陽光を浴び大地から送られる水と大気の二酸化炭素を取り入れ生命の源を生み出すのみならす酸素を此の我らが地球に与え続けたもう。
地球の温暖化に寄与する掛け替えのない君の存在を愚かにも無にしてしまった。
地球温暖化対策を顧みることなく真逆の愚挙を仕出かしました。
重ねて許しを乞う、許したもう。
況してや、「草木国土悉皆成仏」の仏の教ええからしても此れほど恥ずかしい行いはありません。
重ね重ね許したもう、合掌。