老いのひとこと

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加賀百万石の礎を築いた前田利家公の偉業を讃える百万石祭りは今年ももう直ぐです。


お祭りに際し藩祖利家に纏わる野田山墓地の清掃活動の呼びかけビラが今年も舞い込んできた。


市民有志のボランテア活動で前田家のお墓の落ち葉拾いが今年も盛大に執り行われました。


明けがたの小雨で出足が挫かれ去年に比べれば参加の数は少しばかり少なかったようだがそれでも二時間ばかり黙々と奉仕した。


世のため人のためにご奉仕するはいかにも本意であり本望と致さねばなりません。


五つの班に班別されわたしたち1班は6代藩主吉徳公の箇所が宛がわれました。


何処でも関わりのないことではあるがそこはやはり大槻伝蔵加賀騒動のハプニングが重なり合ったが散り敷く落ち葉を掻き集める内に何処かへ消え去ったようだ。


元を質せば我がご先祖も前田家に仕える足軽衆、その節はお世話になりましたと作業厭わず精を出したつもりでおります。


役立たずの老いぼれだが何事であれお役に立てればそれでよし、余は満足だ。