老いのひとこと

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麒麟」に学ぶー1


 


「せこどん」には首ったけだったが「いだてん」は喰わず嫌いで終わりそうだ。


来春には「麒麟がくる」がやってくる。


NHKニュースは忖度大好きで些か顰蹙を買うようだが立派な番組も確かに在る。


ランバードルのマンフォールチュルドレンを題材にした先日のドキュメンタリー番組は善かった。


今回の「はじめての古文書入門講座」はNHKの大河ドラマを先取りした「麒麟」の先読みでした。


明智光秀をなぜ「麒麟」呼ばわりしたのか全く知らないが脚本家池端俊策氏のオリジナルなのかもしれない。


長谷川博巳さんが扮するらしいが光秀公も180cmを越える大男だったのだろうか。


働き盛りの壮年期には連日連夜とつづく百戦錬磨の戦国武将に違わずそれは屈強な体躯の持ち主だったのだろうと想像はするが実は定かではないらしい。


一方頭の良い文化人で天下一品の智将の筆頭に挙げられる人物であることは此れ間違いないと先生はおっしゃる。


戦乱の真っ只中に間隙を縫って負傷した部下を気遣い筆を執りさらさらと書き記す。


それもルールに則り隙間なく紙面を埋める器用さはさすが教養人の仕業と云える。


講師の先生は前以て曰く、誰しも望む信長との確執


問題には今回は触れることはありませんと明言された。


光秀が加賀の国と関わる部分に極めて限定した内容に留めましたとお断りなされた。


何より嬉しく戴いた崩し字を個々に分離され崩されゆく過程を丁寧に表示なされた手法は初心者には有り難いほど嬉しい教材になった。


習字の格好のお手本になりそうです。


 


明智光秀とはいかなる人物だったのか何故麒麟だったのか益々興味が募る。