老いのひとこと

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無断掲載


「はじめての古文書講座」にしたら随分とレベルが高い。


本格的に神社仏閣探求に勤しむ人たちとか金沢検定上級を目指す方々への夏休み特訓講座の開設かと勘違いした。


限られた90分講義で此の膨大なくずし字史料を解読するには此のわたし完璧に力不足に付きお手上げでした。


此れまさに愚痴の掃き溜め同然ではないか。


決してむかしの人を侮るなかれ「読み書きそろばん」で培われた其の学力たるや此の古文書を読み解くレベルにあったとは只々舌を巻くばかり。


此の難癖ある表現法含みのある文体を一瞥しただけで読み解く読解力には只々恐れ入るばかり。


此のわたし添付された釋文に目を通すが全然読めない意味不明で全く理解が伴なわない。


涙が出るくらい情けない口惜しいがどう仕様もない。


卯辰八幡宮の神主とか来教寺の住職とか寺社奉行の面々、村方の役人だけではなく数々の訴訟の原告、告訴人になった卯辰村の村民たちですら決して例外ではない。


此の古文書を読めたのです、驚くではないか。


確かに収穫は何もなかったが別の意味で得難き収穫を手に入れた。


勉強になりました。