高知と京都をあるく≪9≫

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レストルームとは劇場とかデパートの御便所の事、それも洗面所を兼ね備えたちょとした休憩所の呼び名であるらしいがわたしは知りませんでした。

大阪の宿は孫たちのマンションにお邪魔しようと思ったが手狭でどうしようもない。
幸い孫たちのマンションにはレストルームがあると云うのでそこで泊まることに同意した。
言うなれば御便所で御ねんねすることになろう。
それも乙なる体験になろうかと喜んで受け入れました。
ところが来て見てびっくりバス、トイレはおろかエアコンもテレビ、ベットまであって至れり尽くせりの超デラックスルームではないか。
おまけに地上26階の階上から望む大阪の夜景はこれまた別格ではないか。
此のマンションの住人に宛がわれた特典で親戚知人には1泊3000円の格安料金での貸与が適うらしいのです。
4人の孫たちからは手荒な歓待を受けました。
珍しいところにやって来てそりゃてんやわんやの大騒ぎ。
そのうち一緒に泊まると聞かないので双子ちゃんの一人づつ枕を共にした。
嫁からは心尽くしの手料理を振る舞われ朝夕の会食を共にできたことは何よりでした。
玄関先で意外なものを見た。
もう小6にまで成長した孫マサの作品だという。
総合学習と云うのでしょうか長篠の合戦を題材にイメージしたことを紙粘土で造形しそれを表現する。
社会科と図工科の学習成果が集大成させた孫の作品を見て大変びっくりした。
出来すぎではないか、臨場感あふれる余りにもリアルな真田信綱の勇姿ではないか。
三尺三寸の陣太刀を振り回し己が大将勝頼を命懸けで防御した此のいくさのハイライトを写し撮っている。
その直後に信長軍勢の鉄砲隊を迎え討ち終に銃弾に散り逝くのです。
信綱亡き後真田家の頭領は昌幸に引き継がれゆくことになろう。
孫の成長の証を此の作品の中に確と見てえらく頼もしく感じた。