2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

老いのひとこと

農作業雑記 其の一 夕刻迫る5時半過ぎに重い腰を引っ立てて草刈りに挑戦するもエンジンが掛からない。 使い慣れてはいるものの1年ものブランクで手順を忘れる。 漸く目立たぬ箇所に隠れる燃料送り出しポンプの存在に気付き汗をふきふき漕ぎつけた。 ゴーグル…

老いのひとこと

農作業雑記 其の一 畑の雑草が気になって仕方がない。 或る日お隣の旦那さんに見苦しい草ぼうぼうを放ったらかしにして誠に済みませんと頭を下げれば“ジッ様、気にせんでいいですよ”と笑い飛ばされたので一先ずホッとした。 数日後、それでも放っては置けま…

老いのひとこと

もうとっくにきゅーりは終わった。 夏みずきが2本と四葉が1本から日々数多くの収穫に悲鳴を上げた。 朝獲りを逸すれば翌日には大化けし雨でも降ればオロチのような大蛇と化す。 本来なら廃棄するものを家内は厭わずアンカケにしたり殊更大量に出ればそれをせ…

老いのひとこと

口の中に固形の舌がへばり付いてベロが二枚になった。 二枚舌の持主ではないのに恰もそれが強いられるようだ。 モノが噛めない咀嚼力が著しく低下したようだ。 下の歯の威力が上の入歯に遮られ奥歯の咬合性が全く失われ奥歯の用を為さない 此れでは生きる活…

老いのひとこと

上の前歯の差し歯がポンコツになったので入れ歯に切り替えることにした。 待ちに待った入れ歯の歯入れ式に参れば先ずは医師の手により装着具合の点検が為され微調整が為された。 その後は看護師に依る脱着のコツと言おうかノウハウを事細かくしかも懇切丁寧…

老いのひとこと

む 無断掲載 野々市の市立図書館から借りだした陶芸資料の返却を事もあろうに二か月以上に亘り怠ってしまった。 おまけに内一冊が見当たらない、先日窓口にて平身低頭して謝った。 紛失分の代償方法を質せば、其の必要は在りません此の二冊だけですよと穏や…

老いのひとこと

農作業雑記 其の一 育苗ポットに種を蒔く、教本に依れば3~4粒で良いものを万が一しくじったら拙かろうと一摘みほど埋め込んだ。 ブロッコリー・白菜・キャベツの種は其の図体とは似付かず随分小粒だ。 針の穴から通り抜けそうな生命体がよくぞ見違える大…

老いのひとこと

無断掲載 いやあ実に壮観であった、心がスカッと晴れ渡る。 仰ぐ大空には送電線がない勿論雲一つない青空が広がる。 いつもの隣町公園へ赴き朝の体操に興ずれば大勢の子どもたちで埋もれる会場に魂消し次第だ。 町会の規模も違う、校区も違い公園の広さも比…

老いのひとこと

農作業雑記 其の一 松下ガーデンやホームインホーマーへ行けばいとも簡単に用を足せるのにアラート発令下の此の灼熱の中秋野菜の苗作りに精を出す。 傍から見れば此れほどの頓馬な仕草はなかろう。 些か異常どころか最早病的な行動に映るかも知れない。 *稲…

老いのひとこと

そりゃ社交性に富んだ御人なら兎も角いずこも彼処も引っ込み思案ばかりで遣り手がいない。 町会役員然り学校の学級委員此れまた然り、御多分に洩れず子どものラジオ体操を取り仕切る世話役ともなれば其の最たるものではなかろうか。 子ども会のリーダらしき…

老いのひとこと

貧乏くさい超弩ケチが此処にいる。 貰い物に戴いた箱詰めのアサヒスーパードライ生1ダース分を直ぐに呑み干すことは忍び難いと専ら発泡酒や第三のビールの方を愛飲している内に何時の間にかもうとっくに消費期限を逸してしまっていた。 勿体ないと出し惜しみ…

老いのひとこと

農作業雑記 相場だけではなく植物たちも況してや我が菜園の作物たちも夏枯れに喘いでいる。 尤も何よりも夏枯れネタ切れで弱音を吐く御仁が一人いる。 其の一 既に苦情が挙がっているのにわたしの耳には届かぬだけなのかも知れない。 夜中に目覚めそんなこと…

老いのひとこと

農作業雑記 其の一 茄子三株の内二株の夏剪定をした。 奇麗さっぱりと丸坊主にしたつもりだが 傷め付けるのも可哀想と温情働き刈り残しが目立つ、秋茄子にこころを馳せる。 其の二 凡そ二か月余り日ごと食べ切れぬほどの胡瓜に恵まれた。 朝餉と共に茄子・胡…

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物置横の猫の額ほどの空閑地にヒマワリの種を蒔いた。 あたかも一家の家族たちが寄り添うように支え合うように今真夏の太陽を精いっぱい享受している。 狭い住処に互いに密集し密接に関わり合いながら懸命に生きています。 灼熱の暑さを厭わず太陽に正対しそ…

老いのひとこと

例年だと大阪から帰省する息子たちに同行して墓参りをする慣わしがコロナの所為で途絶えたのだが其の間次男が気を利かせて誘ってくれるので助かる。 幸い混雑にも合わず野田山墓地にて本家と実弟並びに拙者の分を終えた。 不思議なものだ、あの息子にも佛心…

老いのひとこと

敗戦記念日と言ったら今は亡きあの御方に白い目で睨みつけられましょう。 どうも終戦記念日と云うらしいが此のわたしにすれば敗戦記念日と言うしかない。 わたしはわたし自身の非ざるこころに敗けてしまった記念すべき年だからである。 小4の夏、疎開先の医…

老いのひとこと

無断掲載 夏休みに入ってからもう其の大半が過ぎました。 我が町会の城谷公園でのラジオ体操がコロナ蔓延下のしかもアラート発令下にも関わらず三年振りに再開しました。 以前に比して総勢が賑々しくも感じる、我が町会にもこんなにも子どもたちが居たとは正…

老いのひとこと

アラートの中、日曜稽古に汗を流す。 ふら付く身を着座させ、面紐を解き胴紐も解いて、そして垂帯をほどいて徐に所定のルールに従い胴と垂を結わいで片付けようとするのだが其れが出来ない。 皆目思い付かない失念したまま思い出せない。 ちぐはぐなことを何…

老いのひとこと

アラート効果は好い面ばかりではなかった。 真逆のネガテイブな場面に遭遇しがっかり気落ちする。 線路沿いを行けば遮断機が下り月末の所為か見たこともない大量の車が待機する。 電車が通過後一斉に動き始めるが踏切を渡る優先車両を見ながら間隙を狙うが自…

老いのひとこと

聞き慣れない熱中症警戒アラートが発令され放っなしです。 さすが日中ひなかは家の中に籠りじっと息を凝らす。 全窓開けっ放っしで偶に通り抜ける空気の移動を心待ちする。 大概その間は午睡をむさぼり太陽が傾き始めるころを見計らいやおらお出ましと相成る…

老いのひとこと

こうも暑くては立秋なんて風流なことを言っては居れない。 暦の上ではとっくに通り過ぎたのだがラジオ体操で汗ばんだ肌に朝の空気がひんやり心地よい。 矢張りあの宮廷歌人のあの歌が脳裏を吹き抜ける。 秋来ぬと 目にはさやかに見えねども 風の音にぞ驚かれ…

老いのひとこと

大阪の孫がコロナに罹ってしまった。 Nコン出場を期しての学校での特訓を終えて帰宅後検温すれば38度を超えていたと云う。 孫はメールでわたしに訴える。 自分がコロナになった事よりも今日一緒に練習した多くのお友達に若しやウイルスを移しやしまいか、更…

老いのひとこと

土用の日に今年も稽古できたことを喜びたい。 暑気に魂消てつい弱気になるが「非切」を臍下に納めて打ち合ってきた。 歩行にはふら付く身乍ら面紐をピリット結わえば自ずとシャキリとす。 その日、100歳剣士太田博方範士の話を小耳に挟んだ。 100を越えても…

老いのひとこと

実に取るに足らない馬鹿げたことをもわたしの人生記録に留め置かねばならない。 大きめの手水鉢に金魚を二匹飼い慣らす、もうかれこれ十年近い長寿魚だ、夕刻の給餌1回だけだったが丸々とよく育ち身長10センチもあろう化け物になった。 ところが給餌に失敗…

老いのひとこと

無断掲載 どうしても解からない。 新聞を開けば一方的に中国が恐ろしい悪者扱いにされている。 ミサイルがEEZに落下、首相は演習中止を要求したのだとセンセーショナルに記事は伝える。 しかし事の発端はペロンが大統領府内部の合意を執り付けぬまま独断…

老いのひとこと

大阪の孫たちから暑中見舞いが舞い込む。 開けてびっくり玉手箱のように一瞬白髪のお爺さんではなく真逆に丸坊主のハゲ頭に白髪が生えて来たではないかいね。 半切紙に特筆大書された作品が飛び出し此れにはビックリ仰天だ。 暑い最中、暑気が何処かへ取り払…

老いのひとこと

雷鳴が鳴り響き大粒の雨足が地面を叩きつける。 愈々こちらにも線状降水帯なるものがやって来そうな嫌な雰囲気だ。 突然にも広報スピーカーからアラート音が鳴り響き騒々しさに輪が掛かる。 急転直下、昨日までの熱中症アラートが洪水避難勧告アラートに切り…

老いのひとこと

民主党下院議長ペロン氏を乗せた飛行機は事もなく台湾に着きそして離れたと云う。 何ゆえ以って危険な火遊びをアメリカが仕出かしたかと言えばやはり中間選挙を意識し国内向け世論喚起が必要不可欠だったのでしょう。 一触即発の重大危機を習近平はよくぞ忍…

老いのひとこと

セメダインで接合したはずの差し歯の部分が其の日の夕食時に口を開けた途端にポロリと脱落したではないか。 落胆より憤りが逆巻く、こん畜生あのヤブ医者メと精いっぱい侮る。 翌日には早速処置を願い出るが恰も既成路線を走るが如く 「たかはしさんもうダメ…

老いのひとこと

犬の腐乱死体が気になって仕方がない。 果たして役所は善意の処置を執って呉れようものか一抹の不安感に駆られ休日明けの月曜に然るべき筋へ電話を入れるが案の定執務日でありながら一向に通じない。 益々不信感が募る、止む無く市のごみ収集センターへ電話…