2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

老いのひとこと

本来なら爽快感を戴く筈の額四峠越えが重苦しい憂鬱感に遂には二の足を踏むようになってしまった。 数日前から気付いては居たのだが落石防護柵の手前辺りの植え込みの茂みにビニール袋に密封された犬の死骸らしき物体が放置される。 懸命にペタルヲ踏みつづ…

老いのひとこと

此の娑婆には小面憎い奴は山ほどいるが同じ人間同士なら無視するなり蔑視するなりして何んとかケリがつくだろうが事此の物言わぬヤブカラシことビンボウカズラにはほどほど手を焼く、此れほどの厄介者は居ない。 夏雨をこれ幸いともう所かまわず図々しくも顔…

老いのひとこと

羊の仮面をかぶる狼の正体の実像が露わに表に出て来たぞ。 表向きはハト派を装い蔭ではタカ派の爪を磨きつづけた。 国政選挙の圧勝を機に遂に仮面を捨て正体を明かし始めたぞ。 故人の人物像を何ら詮索もせず浮き彫りにすることもなく突如「国葬」を閣議決定…

老いのひとこと

大下容子のワイドスクランブルのお蔭で和田直樹の「80歳の壁」に在り付けた。 一気読みした、面白かった。 医師が同じ同業者を完膚なきまでも扱き下ろし貶し見下した。 痛快無比なる捕物帖を読むように面白かった。 医師たるものは患者を診ずして只検査の数…

老いのひとこと

農作業雑記 其の一 簡易農薬散布機こそ一応は所持していたが殆ど使用の機会なく物置の吊るされるままであったのだが昨年あたりから其の使用頻度が増したようだ。 ひと頃迄はわたしの周囲は未使用地で囲まれていたのだが最近には近隣の方々が挙って入植され仲…

老いのひとこと

和田直樹さんの80歳の壁を読んでみたくなった。 野々市の宇都宮書店まで足を延ばせばよいものを足を運ぶのが面倒臭いので通販に決めた。 ヤフオクで遊んでいたらドンドン価格が更新され何の事は店頭価格を上回る事態でビックリ仰天しりぞいた。 アマゾンを開…

老いのひとこと

農作業雑記 其の一 そもそもカボチャの連作障害はない筈なのに今年は全くの不作に泣く。 結実はするが育たずに萎みゆき消え去る。 どうしたことか此の時季に昆虫が消え失せた。 蜂はおろか蚊すらいない恐らくは殺虫剤か農薬の所為ではなかろうか。 或いは根…

老いのひとこと

大下洋子のワイドスクランブルを見ていたら外出のコースを偶には違えてみるのもボケ防止策の一つだよと教わった。 本当に久しぶりに額四峠越えを思い付いた。 もう彼此半年近くになるかも知れないペタルを踏む。 第2の難所七瀬会館前の登りに脚力極限に達す…

老いのひとこと

無断掲載 気滅入りし折には活力を戴くべく小冊子「佐久間勉艇長の伝記」を紐解く。 如何に時代が軍事色に塗り潰されし背景があったにしろ利他を尊び挺身奉仕に徹した美談は絶賛されて然るべしと言えまいか。 弱冠三十歳にしてあの立ち居振る舞いあの沈着冷静…

老いのひとこと

雨後の竹の子より遥か過激にヤブガラシこと俗名「貧乏葛」が顔を出す。 その都度憎たらしくも引っこ抜くが翌日には又してもお出ましだ。 当分イタチごっこが強いられる。 そんな時同じツル性植物だが少し毛色が異なるヤツを見付ける。 早速検索すれば何んと…

老いのひとこと

月に一度の歯のお清掃day、歯間ブラシの手の及ばぬ歯垢を歯科衛生士から入念に除去してもらう。 取り分け差し歯の部分は水圧洗浄機で徹底を期す。 この様な手の込んだ歯のクリーニングを老年期を迎える以前から常態化致すべきであったといくら悔やんで見…

老いのひとこと

農作業雑記 其の一 爛熟廃棄分三つ、ひび割れ雨水浸透分多数、ひび割れ寸前のものこれまた多数。 管理が下手くその上不十分だ、たった三株しかないトマトたちへ雨除けビニールを張るわけにもゆくまい。 其の二 かぼちゃが結実するが育つまえに消えてしまう。…

老いのひとこと

無断掲載 襲撃をほのめかす内容の手記が新聞に掲載された。 若しも仮にわたし自身が彼と全く同じ境遇下に置かれたとすれば其の手段は兎も角として恐らくは決行に及んだかも知れない。 此の手記からは追い詰められ行き場を失った人間の断末魔の形相がまざまざ…

老いのひとこと

四角四面な人間で品行方正さとはほど遠い嫌な奴だ。 根性が捻くれて可愛げ微塵もなく生来根暗な性質だ。 此のわたしにそっくりな歪にひん曲がったしかも無安定な八角浅鉢があの時窯から出てきた。 イタズラっぽい表情で「こんにちは」「よろしく」と醜い笑み…

老いのひとこと

そぞろ歩く道すがら目にする床屋さん・うどん屋さん・焼き肉店さん・パン屋さん・駄菓子屋さん・小型スーパー店さん・お酒屋さんらは軒並み客足遠のき閑散とす。 尤も午前の10時では開店どころか店内の電灯すら燈ってはいないお店もある。 或いはひょいとし…

老いのひとこと

高山右近の兜になぞらえて前立てには十字をしつらえて飾った。 ところが不運にも素焼きの段階で右の鍬形が折れてしまったのだが勿体ないので飴釉に仕立てて本焼きし半世紀ほど大昔の「ボンドEセットクリヤー」を錬り合わせ何んとか接合できたようだ。 威風…

老いのひとこと

農作業雑記 其の一 枝豆とインゲンの種はあの35度を超す炎天下に枯死したものとすっかり諦めた。 連日の熱気では炒り豆同然だったのだろう。 それでも1%の発芽率を信じて水だけは施しつづけた。 十数日後、待ちに待った降雨に見舞われたが蒸し暑き曇天が一…

老いのひとこと

麦芽100%の本物のビールには手が出ないが数ある中で好みの品は「本麒麟」か「贅沢ゼロ」を愛飲した。 ところが先日、店頭にて聞き慣れない「麦のひかりOFF」に出くわす。 宣伝文句の糖質offとドイツ製ホップにベルギー製麦芽使用、何より庶民向き…

老いのひとこと

城谷川の護岸の為のコンクリート壁と市道の路面のアスファルト壁との間のほんの僅かばかりの隙間を住処とする植物が居る。 マツバウンラン・ニワゼキショウ・コニシキソウ・ネジバナ・ワルナスビ等々枚挙にいとまがないが名も知れぬ雑草たちを加えればそれこ…

老いのひとこと

農作業雑記 其の一 お百姓さんの真似事をし始めてもうかれこれ10年近くになろうか。 ところが身の入れようが半端なのでその知識たるや今以って稚拙そのものだ。 此処のところナスが元気がない、実のなりようも思わしくない。 濃紺の樹勢が失われ斑点が目立つ…

老いのひとこと

自民大勝単独過半数、維新倍増、片や立民は無慚にも惨敗せり。 執行部の路線の誤り、切腹もの、又しても代表の退陣劇。 党内は元より連合をも含めた野党を束ねる力すら持ち合わせてはいない。 国を統治するなんて余りにも烏滸がましく口にしてはならない。 …

老いのひとこと

元々盤石な基盤を持つ自民勢力に加えてさらなる銃撃事件の同情票が大量に舞い込み圧勝が目に見える。 ただどうしても腑に落ちない謎めいた疑問点が浮かび上がる。 逮捕された山上徹也の生い立ちを含めた人物像のほぼ全容が明るみにされる中どうしたことか母…

老いのひとこと

浦島太郎が竜宮の乙姫から手渡された玉手箱のようなノスタリジックなロマンは此処には無い。 先日のこと洋服ダンスの奥から此のような物が出て来ましたよと家内から紙製の箱を手渡された。 心当たりが全くない、見たこともない箱なのだ。 何か重大な秘密が隠…

老いのひとこと

自公堅調「立民の一人負けか」とネット上に怪情報が拡散する。 ほんの僅かだけでも此の報道を善意に捉えるとすれば若し立民だけが苦杯を喫するとするならば大局的に見て日本国の行く末に重大な懸念が生じはしまいかと判断する良識ある無党派層に何らかのイン…

老いのひとこと

政治家安倍晋三氏は凶弾に倒れて亡くなられた。 逮捕された男は明らかに殺意を抱いて発砲したと云う。 しかし政治信条に対する恨みからではないとも供述したと云う。 政治的な背景はなく飽くまでも安倍氏への私怨のような個人的な不満を募らせた上での行為で…

老いのひとこと

素焼きの段階では「大割光琳鬼蔦」の反り具合は差ほど目立つほどではなかったのだが本焼き窯出しで目にした其の様は落胆の淵に落とし込められてしまったのだ。 懸念していた不安材料が物の見事にドンピシャリと来たではないか。 此の見事なる反り具合はあっ…

老いのひとこと

此れは天候の所為ではない、気分が沈み重い。 重いのは気分だけではない腰が重くて猶のこと足が重くて外歩きが出来ない。 危険を冒してまでも我を張ることもなかろう。 でもペタルを漕ぐ段さほどの負担もあるまいと自転車に乗り換えるも向風に抗する術なく本…

老いのひとこと

雨上がりに背戸の草むしりに興ずれば光るもの在り。 見るまでもなくビー玉と知る。 ビー玉が地表に顔を出す、つまりは孫が我が背戸に顔を出したことになる。 思えば彼は六歳児、その当時には我が家を仮住まい中にして新居への転居を直前にした彼は何を思い付…

老いのひとこと

此の時点で読売も日経も挙って「維新」の躍進を恰もそう願うかの如く報道する。 自民に増してより右寄り政党「維新」が野党第一党の座を占めるであろうことを明らかに予見している。 要は社是が此の政党の方針と軌を一にしているのでありましょう。 先日の日…

老いのひとこと

余熱が微かに伝わる窯出しほやほやの異様なる花器、ひび割れした亀裂のことより澱んだカカオマスチョコに雑然とホワイトチョコが渾然一体となって混合する姿に唖然とする。 醜い、汚らしく至ってグロテスクに映る。 おまけに亀裂部分の裂け目が剥離しもはや…