2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

老いのひとこと

ちっちゃな軒下の僅かばかりの空き地に余り物の自家製苗を植えようと地面をスコップで掘り起こした。 得体知れない相当強固な根っ子が走る。 或いはヒョイとして例のあの貧乏カズラじゃなかろうかとスコップの先っちょで切断を試みた。 確かに手応えがあった…

老いのひとこと

無断掲載 なんでも鑑定団に90歳の好々爺が出られた。 ジェームススチュアートとジューンアリソンによる「グレンミラー物語」のスチール写真を出品された。 わたしにとっても青春時代の思い出の映画、貧乏な書生には場末の二本立ち興行館でしかお目に掛かれな…

老いのひとこと

無断掲載 物見高いお人が居たものだ、其の日の朝9時頃を見計らい近辺を物色した。 喪に服することを求めないとの松野談話が斯くも整然と徹底するものかと驚くしかない。目で見る限り弔旗も半旗も皆無であった。 小中学校・保育所・市の出張所・各個別の民家…

老いのひとこと

わが一族にとうとうライダーが出現した。 孫娘がカワサキNINJYA400を颯爽と乗り回す。 先日の事、つい思い付いて革ジャン要らないかとメールいたせば彼女は飛んできた。 恐らくは流行りの品だと思い込んだのだろうが何んと押し込みの奥から出てきた…

老いのひとこと

いよいよ迫り来る。 山上徹也なる人物が仕出かした出来事が切っ掛けで日本の国の土台骨を揺るがす一大事に発展し大波が次から次へと押し寄せる。 其の揺れ動く波乱の真っ只中にいよいよ国葬儀を迎える。 あの建物の根幹をむしばむ白アリのように日本の国の中…

老いのひとこと

水盤を作る。 5ミリのたたら板の上に楕円の型紙を乗せカットする。 此の底の部分に高さ2センチ強の縁に当たる部分をぐるりと取り巻きハイ終わり。 いとも簡単そうだが中々骨が折れる、その都度若きお師匠さんからの的確なアドバイスのお蔭に違いがない。 内…

老いのひとこと

農作業雑記 其の一 ダイコンの種を蒔こうと半月あまり放置すれば折角耕運機を入れた畑地が鍬の刃すら立たない有様に泣く。 再び機械を入れるのも癪なのでスコップの刃を入れる。 狭い畝とはいえ此の炎天下には大仕事、勤労の歓びどころの騒ぎではない。 誰も…

老いのひとこと

農作業雑記 其の一 育苗ポットに種を蒔いて白菜、キャベツ、ブロッコリを手塩にかけて育てたつもりだったがもやしっ子どころか針金のように細い腺病質な苗にしかならなかった。 中でも育ちの好い白菜を5株試し植えしたが三日もしないうちに消えてなくなった…

老いのひとこと

自学自習をモットーとするわれらが陶芸教室である。 他人に頼らず自主プランに基いて何を制作すべきかを自己決定いたさねばならない。 長期プランはとてもじゃないが立て辛い、毎回毎回その都度なにを創るべきか思案投げ首いたす有り様なのだ。 何かを内定し…

老いのひとこと

全身に擦傷を帯びた満身創痍のポンコツ車を車検に出した。 もうとっくに御国へ免許証を返上すべき身柄ながら執念深くももう少し乗ることに決めてしまった。 当然のことながら代車が宛がわれた。 身柄身分に相応な車を想定したのだが何んと新車同然の新型モデ…

老いのひとこと

無断掲載 女王の葬儀の一部始終がNHKが生中継した。 BBC放送がライブ配信したものをNHKが中継した。 国葬の国葬たる由縁、国葬の真の姿が実像として映し出された。 柩を担ぐ近衛兵、柩に頬を摺り寄せ慈母に寄り添う敬虔なる形相と面相が連綿と大写…

老いのひとこと

何んと云う不届きもの野郎か。 犬畜生以上の猫畜生メが。 陰湿で腹黒で嫌な奴だ。 腹が黒いだけあって其の排泄物まで真っ黒だおまけに鼻を突く強烈なる此の臭い。 愛玩する金魚を狙ったが金網に邪魔されたので其の腹いせにアタクソ仕上がった。 此の野良猫の…

老いのひとこと

お姉ちゃんたちには待望のキッズ携帯が宛がわれたらしいが小3の私にはまだなのですとママさんの携帯からラインが入る。 情報化時代の申し子たちは何の抵抗もなくスマホを操作する。 満点のテストを得意気に転送する。 あれやこれやと応対すれば必ずや間髪を…

老いのひとこと

独断専行の数々を仕出かす大ボスの後にぞろぞろと付き従うように公明・維新・国民・N党・参政党等が並んで行く。 片や専横的暴君に抗して立民・共産・れいわ・社民は反旗を翻し国葬を否定した。 しかし只単に国葬を否定し臨席を拒むだけでは余りにも能がな…

老いのひとこと

無断掲載 国葬への参加を見合わせる旨の正式な決定がなされた。 質問書への誠意ある回答得られずペテンに掛けられた以上は当然だろう。 此れにて維新・国民と一線を画し野党勢力の分断がくっきりしたようだ。 遺憾ながら与党自民の思うつぼに嵌まったことに…

老いのひとこと

10月1日を以って医療費窓口負担が一割から二割負担へと倍増する。 年金額200万円に一本毛が生えた程度の受給者は予てより気が気ではなかった。 通告の案内状を待つのだが一向に其の気配がない。 意を決して後期高齢者医療費広域連合会なる所へ照会いたせば暫…

老いのひとこと

陶芸教室が再開する、若き新参者が入門された。 見るからにアーチスト風の風貌からして只者ではなさそうにお見受けしたのだが案の定相当の年季が入った強者でいらっしゃった。 師匠格に相応しい若きリーダーを快く歓迎することができた。 丁度うまいタイミン…

老いのひとこと

我が子を見送る若きお父さん、子があることはお母さんが居よう。 お仕事の都合上家事の役割分担をしているのだろうか、或いは病気加療中なのだろうか。 若しかしてひょっとして離縁してしまったのかも知れない。 いや若くして妻とは死別してしまった間柄なの…

老いのひとこと

川向こうの小学校には子どもたちが決して軽い足取りとは言い難いが三々五々、登校するいつもの光景を目にする新学期を迎えた。 ハチャメチャに奇声を発して飛び跳ねるような子は居なくなった、みな静かでお利口さんだ。 朝めしを摂りながら窓越しに薄ぼんや…

老いのひとこと

辻元・蓮舫の両氏が国葬案内状を大写しに添えて葬儀には参加ししませんとツイートしたのだと云う。 揚げ足を取るようにひろゆき氏と三浦瑠麗氏が早速皮肉をたっぷり込めて批判して嘲り笑った。 予め葬儀欠席を公言するとは無節操な恥知らず行為で遺族に対し…

老いのひとこと

八つ目うなぎの実物は見たことがないし当地には其の料理店の名すら知らない。 何せ目に好いらしい目の老化を防ぐ薬効が在ると云うので探してみるが当地にはどうもなさそうだ。 依って「生にんにく八つ目うなぎ」なるサブリメントをいただく。 「たもん」と言…

老いのひとこと

閉会中審査を見て思う事 岸田総理は「国葬」を閣議で以って強引に決めた。 「国葬」であらねばならないその理由付けを四点に絞って繰り返し繰り返し強調する。 そして、其の法的根拠として此れまた「内閣府設置法第4条第3項」が何度となく繰り返された。 随…

老いのひとこと

大将の口添えで新たに仲間入りしたAさんがわたしの真横に4畝所有して昨年来営農中と云う事になる。 大西大将はAさんの分に耕運機を入れてあれやこれや世話を焼く。 処が今年に入り秋野菜の準備が迫る中鍬打ちの痕跡は在るものの機械が投入された気配がない…

老いのひとこと

立民へエールを贈る 各党幹事長級の精鋭が相集いNHK日曜討論が放映された。 旧統一教会と国葬問題に絡む各党の見解と対応策が話し合われた。 取り分け維新と立民の主張する論点にわたしは注目した。 明らかに異なるではないか、品位・品格・質量共々まさ…

老いのひとこと

往時の頃同僚たちの談話の輪の中で花と咲くのが息子自慢孫自慢、京大がどうの医学部がどうのとはたまた一流商社へ嫁いだと話題がだんだんエスカレートすれば顔を隠してしずしずと後退りする惨めなわたしをつい昨日の出来事のように思い起こす。 身に染みて人…

老いのひとこと

農作業雑記 其の一 漸くにして三十本の精鋭が勢揃いした。 優柔不断なる性根を断ち切って一本立ちの育苗苗に仕立てることが叶った。 優劣付け難い相拮抗する二本を前にすればこんなわたしでもやはり躊躇して相悩む。 さあ、此の後は貪欲に光と水と炭酸ガスを…

老いのひとこと

何の不自由さもなく朝餉の食膳が並ぶ。 果報者だ、感謝いたさねばならない。 日々の日課を熟し平然と生きられるのも家内のお蔭に違いない。 しかし歳を取ったので格別食欲をそそられる訳でもなく極めて事務的機械的に箸を運ぶ。 ぶっかけ卵の玄米メシにわか…

老いのひとこと

草むしりが付きまとう、何の因縁か知らぬが縁が切れない。 お歳を召したのでもうソロソロおさらばしても好いのに中々それが出来ない踏ん切りがつかないのだ。 庭というほどのお庭ではないが此処も只々雑草がはびこる。 スケスケの丸見えフェンスなのでその都…

老いのひとこと

葉隠れ遊ばされたゴーヤを一本さがし出し別段晒しものにしたわけではないが其のグロテスクな図体に度肝を抜かれる。 黄色く変色した素肌は糜爛寸前だ。 当然廃棄して然るべき代物を例に依って家内は細かく裁断し鍋にて煮沸しとろ火にて甘辛く煮立てて呉れた…

老いのひとこと

首相会見に思う。 山上徹也なる日本人青年が要人を暗殺した。 民主主義に挑戦状を突き付けた恐るべき人物まさに民主主義の敵そのものだと一部報道は喧伝した。 確かに表立っては、山上徹也は極悪非道なる人非人かも知れない。 人命を殺める行為は弁解の余地…