2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

老いのひとこと

月面のクレーターのような無数の凹凸が不規則に並ぶ。 陶芸用語では「ピンホール」または「ぶく」というらしい。 「ぶく」が出たと云ってみんな忌み嫌うらしい。 どうも失敗作の代表例であるらしい。 原因は複雑で判りにくいらしいが要は釉薬の掛け方素地の…

老いのひとこと

馬鹿でかい硯屛が漸くにして仕上がったまではよかったがまたまた騒動を仕出かしてしまった。 確かに素焼きの段階までは両の脚を大地に確と根を下ろしキリッと真っ直ぐに立ちはだかっていたはずだ。 ところが窯の中で表面裏面に不均等な熱量を照射されたばか…

老いのひとこと

新聞を開けば「注目の争点」-明日へ参院選―を特集する。 選挙の争点をくっきりと対比させて有権者の判断に資する。 「改憲」「原発」「安保法」「アベノミクス」などの諸課題にどのように対応するか各候補者に質しているのです。 読者にすれば此の編集の意…

老いのひとこと

9月の野焼き実習には未だ早過ぎるが早々と制作準備に取り掛かることに致した。 予ねてからの念願でもあった火炎土器に挑むことにしました。 縄文人たちの土器づくりへの情熱や熱意に少しだけでもあやかってみようと試みるのだが余りにも高度な技法が要求さ…

老いのひとこと

文字通り泥で作った泥船は直ぐにダメになりました。 やっぱし予期した通り使い物にはなりませんでした。 先日の事、素焼き窯から出てきた皆さん方の秀作名品の数ある中から自分の駄作は駄作だけあって意外と容易く見付けだすことが出来るのです。 なるほど、…

老いのひとこと

選挙戦が始まったその翌日の新聞を見て只々驚くばかりではないか。 もう選挙が終わったのかの如く一強多弱に更なる拍車が掛かる「改憲勢力三分の二に迫る」と大きな活字の大見出しには大いに魂消てしまう。 野党共闘の効果も限定的だと疑問符を投げかける。 …

老いのひとこと

無断掲載 愈々選挙戦の火ぶたが切られました。 新聞を見れば改憲勢力3分の二の勢いとでた。 3選を目指す余裕の岡田直樹さんは盤石の支持基盤を背景に知事さんまで列席のもと尾山神社にて盛大に出陣式が執り行われ勝利を祈願したのだと報じている。 片や、…

老いのひとこと

気にはなったが生憎木曜日は降雨につき取り止めた。 雨が上がった翌金曜日には又例によってワクワクソワソワ、いそいそとお出掛けだ。 案の定、カモシカ君はお待ちかねではないか。 わたしの来るのを待ち構えている。 いじらしいではないか、大したヤツでは…

法定の事≪9≫

法定の事=一刀両断 その3 山田次朗吉先生が東京商科大学(現一橋大学)に奉職される1927年(昭和2年)に「鹿島神傳直心影流」が出版された。 その法定之部には当時の学生さんが演ずる「法定の形」の詳細を写真入りで解説されている。 山田先生直伝の…

老いのひとこと

直近の調査でも安倍さんへの支持率が50%を保つ。 都知事問題であれだけ世間を騒がせて置きながらそれでも現政権支持派が圧倒するという。 何かおかしい、腑に落ちないし何ともやりきれない。 小雨ぱらつく中自転車に跨り香林坊を目指す。 やはり、微力な…

老いのひとこと

まるで恋人にでも逢いに行くようなワクワクそわそわした気持ではありませんか。 いそいそとペタルを漕ぐお目当ての可愛い子ちゃん目指してセッセセッセとペタルを踏む。 登りの難関何のそのルンルン気分で突き進む。 いよいよ額四峠に差し掛かれば高鳴る心臓…

老いのひとこと

エデイ・マーサンというイギリスの俳優さんが演ずるジョン・メイ役の映画「おみおくりの作法」に感銘を受けました。 「おみおくり」を為す立場のジョン・メイが突然にも降って湧いたように自分自身が「おみおくり」をされる立場に陥ってしまう。 諸行無常、…

老いのひとこと

いつもの竹藪で今日もカモシカ君に出会う。 特に曇天の夕暮れ時にはよく見掛けるようになった。 此の竹藪一帯を縄張りにした特別天然記念物ニホンカモシカ君一体が此処を住処に居付いたようだ。 習性上個体で生息するらしいので決してはぐれ孤児ではなさそう…

老いのひとこと

映画「おみおくりの作法」の主人公ジョン・メイは共同墓地の一角に自分が入るべき格別の箇所を確保していたのだが理由あって他人に譲ってしまい自分はその脇に葬られる筋書きで終わるのです。 ジョン・メイは身寄りなき故人のおみおくりを為すために遺影のこ…

老いのひとこと

いつものコースを今日もママチャリを運転する。 いつもの額四峠で今日は人影をとらえる。 削られた地層の断面に向かって三人のお方が何ごとか盛んに話し合われている。 止せば良いものを遂いつもの悪い癖が出て物見高くも割り込んでしまっていた。 でもいく…

老いのひとこと

舛添知事さんは詰め腹を切らされてしまいました。 これも聡明なる知事さんご自身の高度な政治的判断に依るものなのでしょうね。 東京都の知事さんの公私混同劇から目を離せない。 面白いと言ったら言葉が悪いが詰まらぬテレビドラマよりスリルとサスペンスに…

老いのひとこと

無断掲載 「おみおくりの作法」のDVDをレンタルショップより借り受けパソコンで鑑賞した。 我が家にはビデオデッキはあるがDVDのデッキがないのでどうしようもない。 当初はむずかって悶着したが孫のお陰で観ることができて何よりでした。 此の映画を…

老いのひとこと

総体剣道会場の羽咋市体育館へ孫の応援に駆け付けた。 善戦むなしく潰え去ったのだが本人は殊の外さばさばしている。 でも、さぞかし内心は堪えがたき屈辱感に煮え返っているだろうとわたしはそう察した。 なぜならば彼女の部活動は只ひたすら自分自身との戦…

老いのひとこと

先日、清荒神清澄寺へ参った折に境内の一角に史料館があって「賀寿―長寿を祝うー」をテーマーに天下の名品秀作が幾つか展示されていた。 その中には第10代大樋長左衛門の赤茶碗もあったのだが荒川豊蔵の酒盃が目を引いた。 剣道には見取り稽古がある様に陶…

老いのひとこと(大阪行き)

無断掲載 ちょっとの時間を拝借して自転車に乗って中之島の大阪市立東洋陶磁器美術館へ出向いた。 南堀江の息子のマンションから先ず「あみだ池筋」を横断し次の「なにわ筋」をまたぎ「四ツ橋筋」を過ぎれば「御堂筋」に至る。 そこをひたすら北上すれば直ぐ…

老いのひとこと

パソコンにはいつもお世話にはなっているがパソコンの機能とかメカニズムについては皆目ダメです。 全然何も知らないも同然だ。 以前にはCDやCDRをドライブに突っ込めば自動的に作動し始めて自然に画面が再生されていた。 ところが先日の事、差し込んで…

沖縄の旅≪10≫

沖縄旅日記 二〇〇七年十二月十二日~十四日 先日の県議選では辺野古移設反対派が過半数を制した。 沖縄の人たちの民意がそのまますんなりとまかり通ればそれに越したことはないが事態は容易ではない。 国と県との訴訟合戦は泥沼化しわたしには全く理解する…

沖縄の旅≪10≫

沖縄の旅《10》

老いのひとこと

2014,4,7 高尾山にて撮影 千載一遇のシャッターチャンスを逃しました。 作り話のねつ造ではない。 例の日課とするサイクリングロードを漕いでいた。 額四峠の丁度陶土採掘の竹藪の手前付近で奇しくも天然記念物のカモシカ君に出会いました。 目と鼻…

老いのひとこと

太田垣蓮月尼のことから富岡鉄斎を知った。 名前は聞いたことがあっても全然何も知らなかった。 宝塚に「鉄斎美術館」があることを聞いたので行ってみることにした。 あの歌劇團の宝塚に色違いの「清荒神清澄寺( きよしこうじんせいちょうじ)」という真言宗…

老いのひとこと

5対ゼロの完敗です、一強多弱の典型例がわが石川に他ならない。 幾らなんでも極端すぎる、シラケ過ぎて興味半減どころかヤルキなし試合放棄に等しいではないか。 何が悪いのか誰が不甲斐ないのか詮索するのもバカらしい。 されど、世の良識を自負されるお歴…

老いのひとこと(大阪行き)

60年以前子どもが遊ぶ 60年後人なく柵取り巻く 云ってみれば大した薄情者でした。 犬畜生にまさる無礼者でしょう。 60年前のあの下宿のおばちゃんはもうとっくに天国のお人になられてしまわれた。 此処久しく長きに亘り音信を取ろうともせず60年近く…

老いのひとこと

そりゃ誰だって気後れするはずでしょう。 大勢の部員を囲い互いに競い合い切磋琢磨し合える優秀校ならいざ知らず我が身一人だけが母校の栄誉を担って参戦し戦いに挑む。 そりゃ気後れしない方がおかしい。 幾ら意志堅固な強者であってもビビり怖気づき腰が抜…

老いのひとこと

のと里山海道が無料開放されて久しい。 此の際は此の無料開放の恩恵を十二分に味わわせていただきました。 金沢から田鶴浜までの供用区間は凡そ60キロだが一般道を含めれば優に80キロは在りそうだ。 何分、不案内な田鶴浜の街中で孫の通う学校へ辿り着く…