老いのひとこと

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2014,4,7 高尾山にて撮影



千載一遇のシャッターチャンスを逃しました。


作り話のねつ造ではない。


例の日課とするサイクリングロードを漕いでいた。


額四峠の丁度陶土採掘の竹藪の手前付近で奇しくも天然記念物のカモシカ君に出会いました。


目と鼻の先三メートルも離れてはいなかったであろう至近距離で目と目が合ってしまった。


つぶらな瞳の幼顔、まだ産毛のような灰色の体毛が被う。


よし、カメラだとポケットに手が行く先に不携帯に気付いたのです。


余程のことがない限り外出の折には取材用の愛用デジカメをポケットに忍ばせるのだが迂闊にも本日は不覚を取ってしまった。


自転車を降りしばし様子を覗ったが彼は反対方向へ悠然と立ち去って行った。


尻を追うことは彼には失礼だと思い見送るだけにした。


大失策を演じたことは悔やまれる。


でも此の残念至極な本心をどうしても記事にしてみたかった、子どもと一緒です。


 


恥ずかしながら幾つに成っても洟垂れ小僧と同じです。


興奮さめやらず、未だにわらびし過ぎるわたしです。


 


 


当初、何か野獣が居ると視覚が捉えた。


野犬か猪ならヤバかろう、後ろへ逃げようと恐る恐る近付いたが小振りの人擦れしたカモシカ君であって何よりでした。