2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

老いのひとこと

地学は勉強したことがないし化学は大の苦手で赤点ばかり、そんな者が今さら粘土を云云しても始まらない事は分かり切っている。 そのような者が二か年間にわたり粘土とのお付き合いが始まっているのです。 つまりは、例の額四峠で採掘した生粋の天然粘土を取…

老いのひとこと

何時までも永らえられるはずでなしやがて間もなくして土に還ることでありましょう。 ハンドルを握ったまま動脈解離を来たさぬとも限らない、朝に紅顔であっても夕べには白骨と化することがあり得るのです。 陶芸を学ぶ以上イの一番に為すべき事はおのれの入…

老いのひとこと

粘土をいじり始めてもう二か年が経った。 その間に手掛けた品が凡そ二十数点ほゞ一か月に一点の割になる。 大阪の息子たちへ陶板表札など無理やり押し付けたりもしたがその殆んどが玄関先の我がギャラリーに所狭しと並び居るのです。 そりゃ駄作に違いなかろ…

老いのひとこと

無断掲載 車の中でNHKのFM放送をよく聴く。 偶々今日はベートーベンの運命をやっていた。 歯切れの好い解説者の弁にとてもこころ惹かれた。 わたしは格別、クラッシック音楽に興味があるわけではないがテレビに映る指揮者や演奏者の真剣な眼差しとか無…

老いのひとこと

ノーワーと 書いた茶碗に なに託す ノーワーは NO WARなりや あなたたち ノーワーの 茶碗埋めたし この地球 ノーワーの この碗掘るは なん年後 平和の世 きみ常しえに 守りけむ

老いのひとこと

老骨の身、最早じたばたしても始まらない事は分かり切っていながら依然としてじたばたと齷齪いたすのです。 有り難いことに一日置きに風呂には入れるのでその都度体重計に乗ってみて溜め息交じりに納得したりしょげ返ったりの連続なのです。 過食を戒めおや…

老いのひとこと

無断掲載 先日のことテレビで剣道の世界選手権を見る幸運に恵まれた。 団体戦の決勝に固唾を呑んだ。 日本が韓国に辛勝して何よりであったが死力を盡した大接戦で薄氷を踏む思いで観戦した。 韓国併合に甘んじて植民地にされた彼らの屈辱心が敵愾心となって…

老いのひとこと

これは最寄りの中学校の校章です。 左右対称形ではなくとてもユニークで奇抜な紋章にみえる。 此の図案の由来とか謂われを知りたいと思い其の学校に赴いた。 実は此の訪問には大きな躊躇いがあったのだが敢えて勇気を振り絞ったのです。 と云うのも30年ほ…

老いのひとこと

無断掲載 三役力士栃の心関は幕下まで陥落したが這いずり上がり三役に復帰した姿には諸人みな絶賛した。 役力士に復帰どころか未だ幕内平力士が東の大横綱に果敢にも挑戦したも同然でしょう。 今日は野田佳彦前総理と安倍晋三現総理が予算委員会にてガチンコ…

老いのひとこと

ニュースでとても不可解な事故のことを知った。 舞台稽古の最中に若き役者さんが誤って持っていた模擬刀を自分の腹に突き刺し死亡したのだという。 殺陣を演じていて寸止めが敵わず相手を殺傷したのではない。 自分で自分の腹を刺すに至るとは考えられぬ出来…

老いのひとこと

図体が大きくなってしまったので姉御といたしましょう。 何処となく体つきがぽっちゃり丸みがあって瓜二つの姉妹にならずに済んで返ってよかった。 ウエストを窄める感じを直線的に出したかったがなかなか難しい。 況してや、胴体と頭の部分の境目が鋭角と為…

老いのひとこと

暇潰しに良くハードオフ店をうろつく。 先日のことあどけないお下げの仔の置物にすっかり魅せられてしまった。 陶器には間違いなさそうだ。 なのに内部が空洞でありしかも完全に密閉されたままではないか。 摩訶不思議、如何なる絡繰りが隠されているものか…

老いのひとこと

保育園のお遊戯の発表会のようなものです。 陶芸教室で焼かれた各自の作品を持ち寄って展示会が挙行されました。 栄えあることなので此の際は喜び勇んで出品させていただきました。 何んとその会場たるや石川県立図書館内に設けられたのです。 文化都市金沢…

老いのひとこと

どうもおかしい、今日はバレンタインデーだというのに何時もの宅急便が来ない。 今迄の慣わしなら誕生日と今日の此の日には必ずご挨拶が届くはずなのに一向に其の気配がない。 夕暮れどきを迎え愈々諦めかけようとしたら家内が横に来て「バレンタインおめで…

老いのひとこと

兎にも角にも此の世は住みにくい。 家内が素っ頓狂な声を荒げて新聞記事を見たかと云う。 見れば確かに心当たりがある。 「『安くなる』と勧誘、実際は…光回線契約でトラブル9400件」の見出し。 まさに図星、絵に描いた放物線通りそのものずばりではあり…

老いのひとこと

何も知らぬ者が知ったか振りをして物申すは下の下の仕業でしよう。 陶芸に手を染めて間もなき者が高慢ちきな空言を口ばしるは烏滸がましい限りであります。 今や全世界からの衆目を浴び焦眉の急を告げる事態と化した時の人「金正恩( キムジョンナム)」のこと…

老いのひとこと

案じた通り手製の「トロフィー」は失敗に終わった。 ジュラルミン製の心棒が燃え尽きずに本体は物の見事に三つに分解していた。 台座の部分とカップの部分は何とか無難だったが細く括れた支柱の部分に無理が生したのだろう。 愛しき愛児を失ったも同然、悔し…

老いのひとこと

越前焼の窯元へ研修旅行に赴いた際に其処で一つの茶香炉にお目に掛かった。 多くの作品の中で目立たぬ存在ではあったが何故かしらそれだけが言い知れぬ気品を漂わせていた。 その時、何時かは自分も挑んでみようと思っていた。 徳利でお酒を呑むことがあって…

老いのひとこと

先日のこと、何時もの得体知れぬ大阪の不動産屋から電話が入り例の物件の情報をそれとなく探ってきた。 大阪の息子のマンションが子供たちの成長と共に非常に手狭になったので此の際買い替える話がでていた。 そのマンションの購入時に息子の連帯保証人はわ…

老いのひとこと

いそいそと日曜会稽古へと赴く。 辺りには根雪どころか残雪すら見当たらない。 でも、北陸には珍しく獅子吼颪の空っ風は冷たく痛い。 道場では少年剣道の試合中で観覧席も大勢の人で賑わう。 マナー抜群で野卑な声援は全くなくシーンと静まり返った館内に試…

法定の事≪8≫

無断掲載 法定の事=一刀両断 その2 金正恩 ( キムジョンウン )は予告通り打ち上げたがそれがワシントンを標的にした弾道ミサイルではないことを事前に察知していたのでアメリカは何もしなかった。 それが核ミサイルとなる日が若しや現実味を帯びるのならば…

老いのひとこと

江戸時代の昔に、街外れの峠道に鄙びた茶店があって人の好さそうな爺さんが留守番をしている。 そんな場面に打って付けの徳利のようです。 分厚くどっしりした構えなので熱燗が似合いそうだ。呑兵衛には壱合では物足りぬのであろうからあと3勺おまけ付きに…

老いのひとこと

水曜の午後、講座に先だって主流派と目される関係者の方々が直々に本音で以って我らに訴えられ説得為される場面がありました。 決して、蟠りが氷解した訳ではないがその我らへの直訴が何故かしら一機に其の場の雰囲気が一方の側に傾れ込んだように感した。 …

老いのひとこと

いい歳抱えて今後の進路をどうしたらよいのか正直戸惑っている。 しっかり敷かれている既定路線のレールに乗ってしまえば事はいとも簡単に解決するのでしょう。 それはOB会に分立する主流派と非主流派の前者の方に全員が合流することであり、しかしそれは…

老いのひとこと

陶芸講座を受講する12名の同期生が一堂に会して昼食を共にしながら善後策を練り合った。 議論百出してこのような会合は実に珍しい。 それなりに参加者12名はみなそれぞれに今後の身の振り分け方に苦慮なさっている何よりの証しでもあったのでしょう。 「…

老いのひとこと

鶴寿園の宗教講座に顔を出してみた。 要するにお坊さんのお説教を聞いてきたことになる。 天台宗のお坊さんという事で猶のこと興味をそそられた。 多分、千日回峰行のお話しが聞けると思ったのだが残念ながら触れられることがありませんでした。 最澄さんは…

老いのひとこと

嘗ては、卯辰山の「六角堂」本舗の名物ステーキと銘打って華々しく開催した当町会新年会も今年度は地元も地元当町会地内にある「様様さま」で執り行われた。 時代と共に随分と様変わりしたものだ。 見栄や外聞の名利名聞を棄てて実利を取った。 要は町民の親…

老いのひとこと

陶芸教室の修業年限二か年間が直ぐそこに近付いて来た。 修了があれば進級へと繫がる仕来たりは何処も変わりはない。 作陶への意欲と情熱がある限りその門戸は閉ざされることはないとのことなのです。 市の老人福祉センター鶴寿園からのご高配に与かり各自夫…