2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

老いのひとこと

年式と云おうか登録年が平成18年のマツダのデミオ車、幾らおんぼろ車とは言えわたしに取っては掛け替えのない愛車に違いない。 一度ガス欠を仕出かし路上で動かくなり大往生した苦い経験の持ち主なのです。 それ以外には大きなトラブルはなく唯一の自慢は…

老いのひとこと

地球の営みが狂ってしまった。 猛烈に暑い、物凄い豪雨が襲う。 とうとう台風までもが逆走する。 真夏の炎天下に藤棚に花が咲く。 藤の花が狂い咲く。 何時の間にか知らぬ間にカジノスロットマシンが罷り通る日本の国に生まれ変わってしまった。 何もかもが…

老いのひとこと

「くさや」に「へしこ」をミックスしたような一種独特な異臭が我が家に充満する。 もっとも開けっ放しの我が家ゆえ家じゅう此の匂いが漂い取り分け朝夕の凪の時点には些かまいるので家内は何時とはなしに別の場所へ姿をくらます。 実は小糠漬けのニシンに酵…

老いのひとこと

朝めしには味噌汁はつきものだが幸い家内は365日欠かさず振る舞ってくれる。 豆腐の入ったナメコ汁が定番だが今朝は玉ネギと厚揚げにシメジ入りの味噌汁だった。 わたしはそこへ薬味としてアサツキの球根を微塵に刻んで用いる。 無造作に植えたアサツキが…

老いのひとこと

常識がないと云おうか認識不足も甚だしい。 愚かしくも恥ずかしい。 あの有名な名句「花のいのちは短くて…」を想い描くまでもなく此の朝顔の花も短く儚い命の代名詞のような存在でした。 琉球朝顔の花は咲いたが夕方には萎み次の朝には一向に咲いては呉れな…

津軽海峡を渡る②

津軽海峡を渡る② 7/17火曜、朝8時出発 森本ICから新潟中央まで北陸道で行き磐越道に乗り換えて郡山JCTで東北道に入り一気に仙台に向かう。 その間、磐梯山の勇姿を背に小休止し夕刻前にはもう仙台に着いた。 自ずと足は青葉城址へと向かい先ずは馬上…

老いのひとこと

夏休みに入ったので我が町会にもラジオ体操の会場が設けられた。 わざわざ隣町まで足を運ぶまでもなく近所で事足りましょう。 例年になく今年は盛況のようだ、二十人以上の顔ぶれだがお近所付き合いの苦手には知らぬ方ばかりに覗える。 後方の離れた箇所を居…

老いのひとこと

長旅から帰った日は深夜なので気付かなかったが翌朝寝ぼけ眼で見れば見事なる一輪がにこやかな笑顔で挨拶しているではないか。 待ちに待った開花の日を今まさに迎えた。 期待を込めた目の醒めるオーシャンブルーには今一つ及ばなかったが清楚な水色の大輪を…

津軽海峡を渡る①

津軽海峡を渡る① わたしらの息子たちはごく在り来たりの仕事に携わり日々の生活に追われ続けている。 だから、そんなに容易く長期休暇も取れないにも拘らず今回はわたしらの為に都合を割いて呉れた。 五日間掛けて仙台、函館、札幌、盛岡の街を周遊して呉れ…

老いのひとこと

久し振りの体操はよかった。 久し振りにキイに向かう。 さあ、また発シンだ。

老いのひとこと

いつも何かに追い立てられて齷齪あくせくしているのでしばしの骨休みと決めました。 豪雨被害をよそに身を隠すとは怪しからん事に決まっているが 老いては子に従えの言葉に甘んずることにした。 息子たちのハンドルに身を任せることにしよう。 今回の7月豪…

老いのひとこと

農場主は今回も不本意ながらも参加が敵いませんでした。 本来なら大勢で賑々しく祝うべきところ不肖此のわたくしメがそぼ降る雨の中黙々と事に当たった。 株やビットコインの利殖術ならいざ知らずジャガイモではとてもじゃないが利殖の対象にはならぬでしょ…

老いのひとこと

古文書解読入門講座の第2回目へ行って来た。 講師は大学の先生で早くも格調高い本格的講義に入ったようだ。 はっきり申して付いてはゆきかねる。 初めての入門講座とはとても思えない。 至って高度で専門的に思えたが皆さん深々と拝聴し中には果敢にも挙手…

老いのひとこと

紙飛行機同好会の「あーさん」と「たーさん」とは琉球朝顔が取り持つ御縁でわたくしとの接点が生じたことになる。 時たま栽培記録を報告し合ったりするのだがどうしたことかわたしにだけ花が来ない。 ヤキモキしながらも半分あきらめていたら或る日小さな異…

老いのひとこと

お百姓さんの真似事のような野良仕事に憧れてみたり羨ましがったりするかと思えば途端に手の平を返すように急旋回してぶつぶつ文句たらたら忌み嫌い扱き下ろし貶してしまう厄介者だ。 とにかく定まりの付かない変な奴だ。 どなたが植えられたものか長ネギに…

老いのひとこと

無断掲載 作家小林多喜二の母、小林セキを描いた映画を見ていろいろ学んだ。 多喜二忌、二月二十日は今年で85周忌でそんなに遠いむかしではない。 わたしが生まれる2年前に過ぎない。 多喜二は1933年29歳の若さで獄死した。 1873年生まれの母リ…

老いのひとこと

無断掲載 瀬戸内地方は一年を通して雨が少なく晴天の日が多いのだと聞かされてきた筈だ。 だからむかしから製塩業が栄えた、又弘法大師の満濃池のようなため池が沢山つくられたのだと教えられた。 夏の季節風は四国山地が冬のモンスーンは中国山地が遮って呉…

老いのひとこと

馴れ馴れしく呼び合う間柄ではないがご近所の「松っあん」から長ネギの若苗を仰山いただいた。 と云うのもわたしが安さん農園の管理人をしていることを漏れ聞いたらしく気を利かせて呉れたのかも知れない。 否そうではなく「松っあん」の好意はわたしよりも…

老いのひとこと

無断掲載 一時前まではお坊さんのお話には振り向きもしなかったものがやはり齢なんでしょうか最近は何かと気に為って仕様がない。 遇数木曜にはなるべく顔を出すように相勤めお説教に耳を傾ける。 ところがどうした事かお坊さんのお話は難しい。 難しいと解…

老いのひとこと

先日の免許証更新の際に偶々巡り合いし古老の御名前を手繰り寄せる手立ては無かろうと考えあぐんだ。 唯一の手掛かりはセンターの受付窓口の係官がわたしの次の受検者の呼び出しに微かに「ムラカミ」と呼ぶ余韻が耳の底に残っていた。 確か会話の辻辻で武蔵…

老いのひとこと

7月5日分にウソがありました。 適当にウソをついて誤魔化しました。 ウソをついて平気でいる人、なにくわぬで顔をして開き直る人もそりゃ居ましょう。 でも此のわたしはそれが出来ない。 ウソは嫌です。 そんなことをしたら育ててくれた親たちに申し訳がな…

老いのひとこと

7月5日正午頃金沢市に洪水警報が発令された。 その割には雨脚はそんなに激しくもないが間断なく降り注ぐ。 2時過ぎころにラジオを聞いていた家内が馬替地区に避難勧告が出たらしいと急を告げる。 ラジオは高橋川が増水し危険水位に達したと報じていると云…

老いのひとこと

雨が降らぬ限りラジオ体操には自転車で行く。 必ずご近所のGSのガレージの横を通る。 其処には必ずと云って好いくらいに店長さんのホースで散水中のお姿に出くわす。 必ず朝のご挨拶は取り交わす。 或る日のことツバメのことを尋ねてみた。 此のガレージに…

老いのひとこと

週に一度の日曜稽古に鶴来まで馳せ参ず。 目を見開き歯を剥き出して裂帛の気合いで掛かってゆく。 手抜き無用相手の段位や称号はお構いなしに生の剣士同士が諸にぶつかり合う。 でも、勇猛果敢に掛かれどもその都度その都度わたしは 「お見事」でした。 「一…

老いのひとこと

無断掲載 県の運転免許センターで認知症検査を受けた際に判定が出るまで一時間半ばかり待たされた。 廊下のベンチでうつらうつらすればお隣のお方が盛んに咳をもようされる。 其の内に其のお方からお声が掛り折角お休み中に咳をして申し訳ないと詫びを入れら…

老いのひとこと

ちぎれそうになったとき くだけそうになったとき もう一歩 あと一歩 だけでよい つづけよう おのれ自身のために ちっちゃなクサリの輪をつなげよう じぶんを見失わないためにも前へすすもう

老いのひとこと

「案ずるより産むが易し」の諺通りであって胸を撫で下ろしたところです。 免許証更新に伴う認知症機能検査へ行って来た。 とにかく気に為る、80歳で4割がそれに該当すると云う。 自分だけは例外だと言い張る根拠は何処にもない。 記憶力と判断力を調べる…