津軽海峡を渡る②

津軽海峡を渡る②

 

７/１７火曜、朝８時出発

森本ＩＣから新潟中央まで北陸道で行き磐越道に乗り換えて郡山ＪCTで東北道に入り一気に仙台に向かう。

その間、磐梯山の勇姿を背に小休止し夕刻前にはもう仙台に着いた。

自ずと足は青葉城址へと向かい先ずは馬上の政宗公の前で記念写真に納まった。

しばし滞在し今夜のお宿キャッスルイン仙台にチェックイン。

天然温泉の大浴場とバイキング朝食付きで４０００円を切る格安料金にみな大満足。

お目当ての牛タン店を求めて街中へ行列にこそ出くわさなかったが人気店「利休」に入る。

処がここ仙台が牛タン牛タンと喧伝される其の由縁は何と驚くなかれ敗戦直後の仙台に駐留したアメリカの兵隊さんたちが食い残した牛の舌や尻尾の廃物利用に在るのだというから驚きだ。

敗戦の恥辱と混乱世相の申し子で在るとは何とも恐れ入る次第です。

今や其の廃物が仙台の台所を潤す金づると化したとは皮肉としか言いようがない。

美味いから人気がでる。

人気があるので高価になる。

高価だけど美味いので人気は絶えない。

銘酒「利休」のほろ酔いが利いて言うことなし。