2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧

老いぼれの独り言

わたしの母方のご先祖のことになります。 津田家4代目当主に津田七郎善政なるものが居りまして、此の者妻を娶ること適わず24歳の若さで夭逝してしまった。 それで、此の七郎のもとへ杉山波江なるものが養子に入り5代目津田彦右衛門を名乗ったのだと記録…

老いぼれの独り言

金沢市の北東部に松根城と云う山城がある。 富山県の小矢部市と接する山間地にあって行き着くのに愈々難儀した。 カーナビさえあればと思いつつ果てしなく続く林道を迷走しながら漸くにして曲子原 (まげしはら )町の住人の道案内を乞うて辿りつけた。 台風…

老いぼれの独り言

朝6時三十分夜露に濡れる公園の芝の上に立つ。 ラジオ体操の旋律に合わせて空を見上げれば満天の青空がおおいかぶさり吸い込まれそうだ。 一点の曇りもなくただ一つ残んの月がぼんやり浮かぶ。 仰向いて首を回す運動に添うように空も廻り目も廻りほどよき…

町内よもやま話≪6≫

忘れもしない1985年はジャンボ機墜落の一大惨事と阪神タイガース日本一制覇の年である。 併せて私事ながら其の1985年12月31日午後6時37分当方の不祥事がもとで何と14台に及ぶ消防車両が拙宅周辺に集結致したのでした。 延焼は免れ事無きを…

老いぼれの独り言

ああ ヤッパシそおやったんかー まさに図星であった。 見事に的中し小気味よい発振音を耳にした。 今朝の各紙の紙面をスクープし爾後に於いてブログ文を作成したのでは決してない。 去る22日火曜日のNHKニュース7から異常事態に何となく気付き事柄を…

老いぼれの独り言

先日何気なくNHKの国会中継を見る。 昔お馴染みの長妻昭さんを筆頭に前原誠司、古川元久、篠原孝、大串博志、玉木雄一郎さんらが名を連ねて登壇した。 見る影無く痩せ細った病み上がりに何が出来ようぞ。 成り下がった野党議員を拝顔しても仕方がないと…

老いぼれの独り言

かなり遠くからバンドのリズムが秋風に乗って届いてくる。 絶好の日和に、ふらりと工大のキャンパスに足が向く。 学園祭の真っ只中幾つものサークルが意匠を凝らして出店し集客に暇なしに大声を張り上げエネルギーを燃やしている。 焼き鳥やら焼きそば、た…

老いぼれの独り言

46th K.I.T.FESTIVAL 「松任谷由実来たる!」 にそそのかされて工大祭へ赴く。 多目的ホールを取り巻くように長蛇の列、最後尾に位置し誘導係りにわたしのNOを尋ねれば850人目だという。 列は徐々に会場へ吸い込まれてはいるがやがて伝令…

老いぼれの独り言

OUGIDAI FESTIVAL 2013 校内は所狭しと子どもたちと付き添った大人たちで溢れ返っている。 お昼前だが人だかりの食べ物販売コーナーと満席の食堂からはさすが食欲の秋を実感させる。 各種ゲームコーナーの他にもエコバック作り、くじ引…

老いぼれの独り言

隣町に在る公園の一角に周辺在所の住人たちが三々五々寄り集まって朝のラジオ体操に打ち興ずる。 主力はご老体の方々ではあるがその情報源は口コミに外ならずわたしとて例外ではない。 春の頃には数人をかぞえるに過ぎなかったが今や十数人に膨れ上がったの…

老いぼれの居合稽古《11》

その11 台風が過ぎ去るごとに秋が深まる。 暑さに喘いだのもついさっきのように思えるのだが季節の移ろいは何とはやい事か。 もうマフラーや手袋が恋しい時節を迎えてしまった。 残暑厳しき先月の土曜日、六水会最後のの定例日ゆえ万難を排して道場へ赴く…

老いぼれの独り言

今年も歳末助け合いの期間がやってくる。 街頭募金を呼びかける黄色い声は何とも微笑ましい。 自発的に任意な自由意思で募金に応じる行為は人として崇高な姿に違いない。 今年も伊達直人のニューフエースが颯爽と登場することに大いなる期待を込めてこいね…

老いぼれの独り言

ネタ不足が為せるわざか、しみったれたことばかりで困ったものだ。 長年愛用したブラウン型テレビがとうとう駄目になってしまった。 突然音声が出なくなり診断仰げばメーカー販売元取次店より部品の在庫切れに付き修理不能の宣告を受ける。 2001年供用…

剣道はすごいぞ≪3≫

『剣道はすごいぞ』 ―伝統と文化を大切にしてよりよい日本国をめざそうー はじめに 文字通り歴史は繰り返した、今第2次安倍政権は順風満帆の船出で日本丸の航海は大胆に突き進み始めたではないか。 剣道こそが品位品格、気品共々高いのだという。 その依っ…

老いぼれの独り言

ラジオ体操の会場にある藤棚の下で異様なものを見つけた。 石造りの丸テーブルの上に焼き栗の殻の欠片と桜の落ち葉に行儀よく栗の実の小さな欠片を六個整然と並べてある。 此の公園に遊びに来た幼児がオヤツの焼き栗をこんな形で残して行ったのだろうか。 …

老いぼれの独り言

池田町で少年時代を過した敗戦前後の頃 よく県庁前の椎の実を拾いに行ったことを思い出す。 お裾分けにあずかることは滅多となくいつも誰かに先取りされて数少なかったことを記憶する。 物の無い時代だったので金剛石のように貴重な品物でみな奪うように殺…

老いぼれの独り言

護国神社の境内の一角と云おうか本殿の左手に鬱蒼と生茂る樹々に取り囲まれるように兼六道場は目立たぬように佇む。 わたしの巻藁修行の場に他ならず週二回は此の道場の床を踏むことを常とする。 旧態のまま依然として巻藁の前で勤しむ。 学習効果は遅々た…

老いぼれの独り言

掛かり付けの歯医者さんから定期検診を上手に促す葉書きが舞い込む。 歯ぐきと歯周を点検しついでに大掃除をいたしましょうという。 此れ決してサービスではなく当然それ相応の対価を請求されるのです。 嫌味なくセンスの好い販売促進策だと感心する。 そも…

敗者の条件≪6≫

五つ目の戒文は 【敗者は自分で言い訳をして不可能であると先に壁を作っている】とある。 米国の学校で高等教育を目指す若者が少なくなったらしい。 それに引き換え中国からの留学生が激増しているらしい。 詳細なデーターはないが日本の若者層の留学離れが…

老いぼれの独り言

ウワミズザクラはバラ科の植物でウワミズザクラ属の落葉高木だという。 漢字で表せば「上溝桜」となる。 語源を辿れば、記紀の時代に天の香具山に遊ぶ真牡鹿を捕らえ、その肩甲骨の裏に溝を彫りこのウワミズザクラを燃して焼けばその溝にひび割れ生じ吉凶を…

老いぼれの独り言

9月4日の突風で倒れてしまった巨木上溝桜の無惨な姿に気付いたのが漸くにして10月3日の日でした。 先祖を気遣う気心が如何に好い加減であったかがよく判る。 一週間後、もうそろそろ片付いているだろうかと9日の昼下がり24号能登沖通過の最中に訪れ…

老いぼれの独り言

野田山へはお彼岸参りができなかったので10月の3日の日に赴いてみた。 其処で目にした光景は驚愕に値するものでありました。 金太郎と清三郎父子の墓石の真横に鎮座したウワミズザクラ(上溝桜)の巨木が根元よりものの見事に倒壊し果てていたではないか…

雑草園顛末記《33》

不憫にも感じ勿体なくも思いつつも柘植の成木二本は根元からノコギリ挽きの刑に処した。 二メートルを超す大木に成長した五葉松はノコギリの歯が立たず幹諸共根こそぎ薙ぎ倒した。 斬首の刑に処したも同然で非情な事を為したものだ。 その内必ずや罰が当た…

老いぼれの独り言

ご住職さま わたしは年甲斐もない非常識なる軽薄子なのです こころが貧弱でいやしい薄情者なのです 先日の報恩講に際し一たびは着座しておきながら途中にて中座致しとんずらしていまいました 恥ずかしい守銭奴のような行為をお詫び申します お許しください …

老いぼれの独り言

笑えぬ笑い話、またしても頓馬なドジを踏んでしまった。 幾つになっても馬鹿はバカ、呆れたものですよ。 近所にお寺さんがある。 随所に五色の仏旗が掲げられ報恩講を案内している。 そぞろ中を覗えば、本堂には十脚余りの椅子が配置され参拝者はほんのちら…

老いぼれの独り言

銀行畑とは無縁のわたしが何故半沢直樹の世界に魅せられのめり込んだのか。 恐らく、生来より外面に気を掛ける内弁慶の身ゆえ内攻的であり結構多事多難な事が覆い被さって來るのです。 齢重ねて「喜寿」を迎えたとはいえどうしてどうしてそれどころじゃない…

老いぼれの独り言

たわいのないことです。 毎朝のラジオ体操への行き帰りに見聞きすることです。 とある休耕田跡の空き地に差し掛かるとコオロギたちの大合唱が耳に入る。 まるでわたしの到来を待っていたかのように一斉にタフトが振られたような錯覚に陥る。 一糸乱れぬ大コ…

老いぼれの独り言

死んでしまった我が仔の齢を幾ら数えてみても始まらない。 民主党政権が自身の墓穴を掘った確たる一つが尖閣問題に違いない。 先月のとある日の新聞に時の官房長官仙谷さんが中国漁船の船長を処分保留のまま釈放したのは菅政権首脳部の政治的判断だったと開…

うらなりの記《119》

第四章まとめ Ⅱ それにしても庶流の分家筋が差し出がましく僭越なる振る舞いに出てしまったことは決して本意とはしないのだが、敢えて大方のご批判とご非難を潔く受けねばならないと思っている。 加えて人的配置を系統立てて客観的に組み立てたものとは相違…

老いぼれの独り言

先日9月25日の夕刻には突然の驟雨に見舞われた。 びしょ濡れになって観光会館へ赴き「公園愛護のつどい」なるものに参加してみた。 山出市政の緑化政策に伴う置土産的成果なのでしょうか市内には八百有余の夥しい数の公園があるのだという。 ところがど…