2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

老いのひとこと

此れを「宝の持ち腐れ」というのかも知れません。 義理の父母から貰い受けた木箱からまたまた意外なものが見付かったのです。 季一郎がしたためた勇壮な文字の掛け軸なのです。 『春光和風亘新年』と読めるのです。 春が光り輝く新たなる年に和やかな風が吹…

老いのひとこと

ガラクタの入った木箱から実にみすぼらしく朽ち果てた掛け軸がでてきた。 恐るおそる広げて見れば虫食いも著しい大変お粗末なものではあったのだが描かれる絵は以外にも番いの鶴とカメさんであった。 描写は結構生々しく素人受けする出来栄えなのです。 とこ…

老いのひとこと

ご近所の表具屋さんに「梅室」についてお尋ねしたら県立美術館の窓口で願い出れば担当の学芸員が懇切丁寧に対応して頂けるやに好い話をお聞きした。 早速、照会いたしますれば確かに嘗てはそのような指導体制は取ってはいたが現在はやってはいないという。 …

老いのひとこと

花の命は短くて もう散り果てました でも 次の世代を引き継いだ 若葉が萌えはじめました がんばり屋さんが 一輪 生きようとがんばってる 散るさくら 残るさくらも 散るさくら この句を詠んだ雲井龍雄は奇しくも大河ドラマの人吉田松陰と共に幕末の激動の時代…

老いのひとこと

月末最終水曜日は大先生による講義の日である。 今日は年度初めの第一回目とあって新入生をも交えた全員参集の盛況の日でした。 老いも若きもと云うが何分会員資格が60歳以上と制約があるので云わずと知れたことになる。 ところが、わたくしにしていれば6…

老いのひとこと

玉川図書館蔵 俳人の書画美術第6巻より 随分昔の事だが、わたしは義父と義母から形見分けとして何がしかの書画の類いを拝領していた。 それらは古びた長持の中で長らく眠りこけていたのだがひょいとした切っ掛けで中を覗いてみたら面白いものが出てきた。 …

老いのひとこと

花燃ゆ」よ、視聴率なんか気にすることなく今まで通り飾らぬ姿を貫いて制作にたずさわっていただきたいものだ。 寅次郎の迫真の演技には胸に迫りくるものがあります。 ただ、一つだけ慾を申せばセリフが高尚で重厚すぎる内容なので兎に角難解極まりない、よ…

老いのひとこと

移ろいて 花が葉になる さくらかな 八十路来て ふと振り返る さくらかな

老いのひとこと

表札の架け替えをせねばならない理由はどこにもない。 ただ先日、「ムサシ」へ弁柄を求めて出向いた折りに店内で数多くの表札を目にした。 その折に、ふとなんとなく挑戦するのも面白かろうと思い付いまでだ。 厚さ2センチばかりのタタラ板を適当な方形に切…

老いのひとこと

このような些細なことに一喜一憂してはなりません。 男が廃れますよ。 クヨクヨしたって仕様がないでしょとお袋さんも苦笑しているようです。 そうは言えども、此のわたし幾つになっても洟垂れ小僧なのです。 わらびしい限りではありませんか。 ドクター先生…

老いのひとこと

統一選挙の日はまたとない絶好のお花見日和でした。 ほんのちょっと見上げるように高尾の嶺に目をやれば今年もサクラ色した花の雲が薄っすらと浮き立っているではないか。 家内は見に行かないかと云うので散歩がてら登ることにした。 標高190Mの高尾城址…

老いのひとこと

無断掲載 愛川欽也が帰らぬ人となってしまいました。 パックインジャーナル時代にはよく愛聴させていただきました。 あの愛川調の流暢な毒舌にはもうお目に掛かれぬと思えば確かに寂しい。 二番煎じのコピー版にすぎないがわたしなりに愛川さんを偲んで転載…

老いのひとこと

先日の県武での一連の出来事がトラウマとなって最早再起不能と相成ってしまった。 まさに白旗を掲げた敗北宣言に等しい 情けなく不甲斐ない我が身にげんなりげっそりするばかりだ。 跪坐の姿勢から両足踏ん張って立ち上がろうとしても如何せん動きが取れない…

老いのひとこと

ニュースを見ていたら愛川欽也さんと町村信孝さんが体調不良で入院なされたやに伝えている。 御両人共々夫々の分野においては重鎮として君臨為されその道の第一人者であられた。 ところが今此処に、実に取るに足らぬ下らぬことにうつつを抜かすやからが一人…

老いのひとこと

どうもこうもない此の跪坐なる行為に拘り捉われてしまったようなのです。 文字通り足が危ういのです。 差し迫った課題の一つは、膝を活かせなくてもよい兎に角跪坐らしき姿勢を保ったまま出来るだけ多くの時間を自分の物としなくてはならない事なのだ。 物の…

老いのひとこと

此れはまさに弱音を吐き愚痴を独白したことになりはしまいか。 此れはまさに「左進右退」と「起左座右」の世界の出来事にすぎません。 つまり、弓を志した以上は左の足を先に前へ出して歩み後ろへ退くには右の足から下がることが要求されるのです。 また、座…

老いのひとこと

その日は久しぶりに快晴の朝を迎えました。 サクラの花も未だにきりりとした佇まいで凛々しさを誇示しているようです。 放射冷却現象で冷気が漂い身が引き締まる思いです。 わたしの頭上すれすれの所には今を盛りに満開のサクラが見下ろして呉れている。 上…

老いのひとこと

18日に向けて特訓に次ぐ特訓、敢えて自ら一念発起し志を立てた以上は退路を断つ思いで意地を張らねばなるまい。 ところが、強がり強気一点張りで事に当たるが何分寄る年波にはどうしても勝てそうもないのであります。 弓の鉄則は左進右退です。 右足半足退…

老いのひとこと

漸くにして受審を決断した。 18日には県の武道館へ赴く事となった。 時期尚早とは思うもののもう既に三か年が過ぎた。 もう待てないだろう。 八十路に差し掛かる前に兎に角審査だけは試して置きたい。 真実もう後がない事はおのれ自身が一番よく分かる。 …

老いのひとこと

陶芸教室の同じ窯仲間のお方から昼飯を一緒に摂らないかとお誘いがあった。 同じ釜の飯を食べた間柄では全くないのだがなかなか洒落たお方だなあと感心した。 とは言っても決して割烹での会食ではない。 何と驚く勿れ、屋外での野外食なのです 生憎の小雨模…

老いのひとこと

図らずも二年生へ進級が適った。 担任の先生も大先生が担当なされ些か緊張しないこともない。 何はともあれ、こん年からは各自各々がテーマ―を持ち寄って自由制作に当たるのが建前となりました。 ところが、自由に何を作ってもよいとは云うものの無からは文…

老いのひとこと

掛け買いの無い我が盟友愛用のパソコン君がとうとうむずかってしまった。 電源を入れたが静止画面のままカーソルが行方不明で動きが取れない。 当たり構わずキーに触るが応答がない。 強制終了しかないのでボタンを押し続けるがこれまたうんともすんともしな…

老いのひとこと

無断掲載 先日のこと見慣れないChange.Orgからメールが届いた。 「竹富島」の自然を守ろうとの呼び掛けでありました。 「竹富島」とはこれなんぞや、先ずはその位置を地図で調べてみた。 帝国書院発行の中学校社会科地図にも「竹富島」はちゃんと…

老いのひとこと

タイヤの交換は先月中に終えるべきところ何かと理由づけて日延べするうちにとうとうサクラが咲いてしまった。 もうそろそろGSに持ち込まねばと思いつつも体力と気力が続く限りにはセルフサービスで耐え抜こうと今回も挑戦した。 ところがどうした事か脚力…

老いのひとこと

毎日毎日同じことの繰り返し。 単調に物憂げに365日同じことを繰り返す。 三度の飯を喰らい歯を磨き床に就く。 来る日も来る日も体育館の片隅を行ったり来たりぐるぐると回り続ける。 檻の中のサルとよく似ていると傍のものはよく口にする。 単純な人間に…

老いのひとこと

春の嵐が吹き荒ぶ 生温かい熱気がからだにまとわりつく 汗ばむ陽気にサクラも浮かれ人みな気持ちも軽い ・・・ 音を立て猛スピードで前線が通り過ぎていく 気温の乱高下 冷気につつまれ足もと寒し ストーブが又ともる

老いのひとこと

現代美術展を観てきた。 偶々、彫刻作家の直々の解説に出逢いラッキーだった。 素材は原木だけではなく石や粘土や石膏、鉄片、樹脂など様々で立体的造形で以って美をどことん追究している事がよく分かる。 なかでも、ある意味精神が少しばかり遅滞気味で何ら…

老いのひとこと

春らしい陽気に誘われて久し振りに野田山をみてきた。 先ずはわが実家のご先祖に手を合わせわが一族らの安泰を報告し感謝申した。 自転車ゆえ山頂までは大層なので鉄二への挨拶は割愛させてもらい清三郎のもとへ出向いた。 ヒイ祖父さんになる近吾こと香太郎…

老いのひとこと

お彼岸の頃は大きな寒気団が居座りみな震え上がっていた。 それが今漸くにして大きな高気圧に被われてぽかぽか陽気がお出ましだ。 これ幸いと、ペタルを踏んで長坂台のあの長い上り坂をサイクリングすることに決めました。 ちょうど上り切った箇所で偶々歩道…