老いのひとこと

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花燃ゆ」よ、視聴率なんか気にすることなく今まで通り飾らぬ姿を貫いて制作にたずさわっていただきたいものだ。


寅次郎の迫真の演技には胸に迫りくるものがあります。


ただ、一つだけ慾を申せばセリフが高尚で重厚すぎる内容なので兎に角難解極まりない、よく分からないのです。


寅次郎の胸を打つ名言がよく聞き取れない事は悲しく恥ずかしいことなのです。


耳をそば立てて画面に食い入るが浅学菲才なる此のわたしにはよく理解できないのです。


願わくば、主演男優の伊勢谷さんには今少し耳の悪い視聴者の為に音声明瞭に日本語の一言一句を大切に語り掛けて戴きたいものなのだ


それよりも、日常生活上未だ支障をきたす症状は自覚しないのだが一度耳鼻科で聴力の精密検査を受けねばなりますまい。


ひょっとして補聴器が宛がわれるかもしれない。


 


先回の場面で「文」を含めた塾生たちが挙って『至誠にして動かざる者は未だ此れ有らざるなり』を唱和していた。


とても感動的な場面で堪らない気持ちになりました。


寅次郎が好んで用いた孟子の言葉らしいが次回には此の誠意を大老井伊直弼に直々にぶちまける場面がこれまた大きな見ものの一つとなりましょう。


此処長州は日本国のリーダーを育む温床的存在で多くの著名なる政治家を輩出してきた。


そのもといとなる人物が他でもない此の寅次郎こと吉田松陰に違いなかろう。


同じく、此の松陰が好んで用いた孟子の言葉『草莽崛起(そうもうくっき)()の教えを不言実行する真の政治家が何処かに居ないものでしょうか。


そういう真の政治家を輩出させる為にも我ら国民はもっともっと賢くならねばなりません。


その為にも一人でも多くの日本人たるものは「花 


 


燃ゆ」に釘付けになって視聴率アップに寄与いたさねばならないと思うのです。