2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

老いのひとこと

石踏み公園への日参が日課となったと云うより楽しみになった。 燦燦と降りそそぐ秋の陽のもと芝生の上に寝転がってみたい衝動に駆られたりもする。 群れをなす程ではないしろ赤トンボが秋空を心ゆくまで堪能している 先日のこと遊具の前で戯れる親子連れのカ…

老いのひとこと

歯の定期検診の案内状が舞い込む、無視しても好いのだが歯石除去等歯の掃除の必要性にかんがみ行かざるを得ない。 掃除を行えるだけの保有本数が在るだけ有り難く感謝いたさねばならぬのかも知れない。 掃除が終了し医師による確認作業が始まるや否や二カ所…

老いのひとこと

歯の定期検診の案内状が舞い込む、無視しても好いのだが歯石除去等歯の掃除の必要性にかんがみ行かざるを得ない。 掃除を行えるだけの保有本数が在るだけ有り難く感謝いたさねばならぬのかも知れない。 掃除が終了し医師による確認作業が始まるや否や二カ所…

老いのひとこと

投票に行かない選挙権を行使しない政治的無関心層が有権者の大半を占めるとは情けない。 些か嘆かわしくもあるがこと文化祭的行事にも大半の地域住民からの関心が薄くそっぽを向かれている感が否めない。 出品した当事者である以上参らぬわけにはいくまい、…

老いのひとこと

患者への薬の処方は医師の専権事項に違いがない。 医師が野放図に処方することは有り得ない筈にも拘らず何時の間にか当方には無闇矢鱈と薬が累積し莫大な量に膨らんだ。 馬に喰わすわけにもいかず、かと言って放棄するには余りにも馬鹿げる。 庶民生活の中に…

老いのひとこと

エルマンの詩の一節に「怯懦(きょうだ)を却(しりぞ)ける勇猛心 安易を振り捨てる冒険心」がある。 「意気地のない弱い心をしりぞける勇猛心や楽をしようとの弱い心を振り払う冒険心」此れはわたしが鶴来道場へ赴く際に何時も付き纏う心情には打って付けの名…

老いのひとこと

携帯を持つが電話は掛けない、理由は耳が不自由で聞き取りにくいからだ。 専らグーグルニュースと子や孫とのライン交信を楽しむだけだ。 尤も此のラインは無料提供と聞くから気兼ねなくなに自由なく利用させていただきます。 処がとある日のことLineヤフー株…

老いのひとこと

遠いむかしに義父から戴いた自然石が三つ四つある。 採石地は判らないが小児の頭くらいの赤石が一つ在る、例の如く此の際に下駄を履かせ着飾って台座の上に祀り挙げるのも面白かろう。 恐らくは草葉の陰から目を細めて呉れることだろうと目下鋭意制作中。 焼…

老いのひとこと

予報では昼頃より雨、烈風吹き荒ぶ中思い切って石踏み公園へ目指す。 急ぎ足とは言え何とも情けない重い足を引き摺り、周囲に目を遣る余裕はなかったのだが路傍の片隅に珍奇なアケビの蔓が眼に入る。 人目離れた深山渓谷に根付く筈の此の植物が意外にも街中…

老いのひとこと

敗戦直後GHQより接収された第一生命本社ビルの一室 にダグラス・マッカーサーの執務室が在ったのだと云う。サミュエル・エルマンをこよなく愛でた元帥は座右の銘として此のエルマンの「青春の詩」を執務室に掲げたというエピソードを知った。 咄嗟に此れ…

老いのひとこと

恥ずかしながらサミュエル・ウルマンを知らなかった。 此の齢になって始めて知った、此の歳になって此の偉大な人物に出逢えたことは無上の悦びと致さねばならない。 老い先短き我が人生に潤いと途轍もなく大きな勇気を戴いた。 ウルマンを知る其の気掛けは古…

老いのひとこと

フン詰まり奮闘記 其の二 「紅はるか」はイモ本体も茎の部分までもがほのかに薄紅色を差すと同時に微かにほんのりと甘みを宿すのだが其の茎までもが何となく薄甘く感じるから不思議だ。 通便促進剤として知られる薩摩芋クンは即戦力ある存在に違いない。 ほ…

老いのひとこと

小学校の図工室が陶芸教室の実習室になる。 床は合板フローリング材になる,決して固くはないが柔らかくもない当然転倒すれば危険が伴おう。 いわんや高齢者なら事の次第に依れば大事に至らないとも限らない。 先日のこと時を忘れ全身全霊で制作に夢中、立ち…

老いのひとこと

海馬と書いてタツノオトシ子と読み漢字では龍の落とし子と表わすと云う 、馬の頭蓋骨のように見て見れないことはない、また龍の落とし子なら龍の頭蓋骨の化石のようにも覗われる奇妙は流木をわたしは所持する。 むかし何処かの川原から拾うた流木だろうが背…

老いのひとこと

農作業雑記 イモ騒動 其の三 ヤッタ―でっかいぞーと収穫をよろこぶ歓声一つなく独り黙然とイモを掘る。 全滅の悲哀を味わう最悪の事態は避けれたが一昨年の未曽有の大豊作とは打って変わり貧相の極みで些か落胆す。 それでもあの夏場の炎天下のもと成長の余…

老いのひとこと

秋が喨喨と空に鳴り響いている 魂がいななき 清浄の水がこころに流れ こころが眼を開け童子となりました 光太郎の「秋の祈」にぴったりの好日である 今日はわらべとなり公園の芝の上でしばし遊ぶ やさしくふんわりした感触はまるで天上の雲の上 いきなり刺刺…

老いのひとこと

家内が81歳になった。 いざなぎ景気の真っ只中、昭和40年1965年に平和町のアパートで世帯を持って早や58年の歳月が流れた。 その間、三人の息子に恵まれ夫々嫁さんにも恵まれ孫たちに恵まれたが思い返せば紆余曲折の人生の荒波を共に凌いできたものだとこも…

老いのひとこと

フン詰まり奮闘記 日々の排泄活動を穏便に済ませるには並々ならぬ配慮と努力が伴う。 先ずは適度の運動をこなすこと、努めて石踏み公園への日参に勤める。 第二は努めて菜食にしてよく噛むように心掛ける。 上前歯は全滅したが下の左右の臼歯は入れ歯ながら…

老いのひとこと

農作業雑記 イモ騒動 其の二 イモを掘る前にマルチを取り外そうと時折時雨れる空模様を見ながら野良に出る。 株が十個ばかりのお慰みのイモ畑なので大層ないがクロ蛇の出没には気を配る。 此の時季のシマヘビは襲い来ることは有り得ないが小心者には矢張り手…

老いのひとこと

農作業雑記 イモ騒動 其の一 真夏の炎天つづきかと思えば秋になると慈雨ならぬ酷雨とも言える長雨つづきに些かウンザリだ。 依ってサツマイモが無性に育つ、育ちすぎるくらいに葉っぱが繁る、蔓上げするが瞬く間に広がりゆく。 悪い予感がよぎる、多分に蔓ボ…

老いのひとこと

水石なんて言う優雅で高貴な趣味は本来持ち合わせない、興味も関心も持ち合わせる筈がなかろう。 そんなものが今此処にきて急に石を愛でたくなったのは陶芸の遊びごとに行き詰まり題材探しに困り始めたからなのだ。 骨壺にまで手を染めて更に行き詰まり感を…

老いのひとこと

体操からの帰り道に畑の見回り巡廻が日課となった。 何せ、折角植えた白菜・キャベツ・ブロッコリを先取りして喰い荒らす青虫をカシラにした害虫どもを退治せねばならない。 ヤッコさんたちは保護色とやらで見事に防護いたすので色弱者で老眼近視とくれば探…

老いのひとこと

殺風景なカイズカイブキの枯れた古木に小鳥たちが気を利かせそこかしこからナンキンハゼやエノキやクスノキの種をウンチと共に空中より播種して呉れる。 すくすくと競うようによく育ち立木の背丈に伸びて呉れたではないか。 手懐けて移植したホットリップも…

老いのひとこと

とっくにシーズンは終えたが今年のキューリの収穫は殊の外よろしくなかった。 あの酷暑の所為だろうが花付き悪く例年に比べれば極端に実入りが少なかった。 それにしても偶には突然変異した大物が数本ばかり獲れた。 何時もなら家内特製のアンカケ風の煮物に…

老いのひとこと

農作業雑記 其の一 2反歩つまり2000平米は優にある畑地を5人の畑友たちが分割して使わせて貰っている。 わたしは其の隅っこの角地をほんの少々だけ小作地として借り受ける。 具合の悪いことに我が分には暗渠の用水へ流れ込む排水口が近くにあり実質には此の…

老いのひとこと

ペイペイカードではすわにモノを買いまくる歳でもないし況してやそんな余力は何処にもない。 レジで小銭入れを叩いて買い物をすればそれで十分だ。 家内もそうだと云うのでペイペイさんとは縁を切り解約した。 ところが此れで清々したと思いきや今以って728…

老いのひとこと

先日の野田中同窓会の折、同じく新竪小でクラスを共にした有側幹事から新竪小の閉校記念誌なるものを寄贈された。 確かに思い出深き母校には違いないが敗戦時の頃の記載乏しく少しは落胆したが大変興味深い写真に遭遇できてよかった。 昭和15年はわたしが入…

老いのひとこと

薬局で処方される七種類の薬で生かされている、憐れと云うより滑稽だ。 内科医からは血圧を下げる薬1種類・血糖値を下げる薬2種類・尿意を抑える薬1種類・腰痛を抑える薬2種類を35日分宛がわれる。 脳神経科医からは血液サラサラ剤を60日分戴く。 朝晩不本意…

老いのひとこと

むかし額谷の山岸さんから貴重な珪化木の原石を戴きました。 わたしも額谷の林道脇でその破片を採取したことが在るが頂戴したのは高さ20cmもある立派なものでした。 長らく玄関わきに放置したのだが先日のこと此れに下駄を履かせ台座の上に飾り立ててやろ…

老いのひとこと

35日分の薬が宛がわれる、呑まずば寿命縮まろうと呑まざるを得ない。 美酒ならば好んで呑みましょうが不本意ながらしぶしぶ喉を通す。 それ故に薬は苦い筈にも拘らず今どきの薬は気持ち悪いほど甘ったるい。 苦ければ良薬の資格も得ようが「悪薬口に甘し」と…