老いのひとこと

遠いむかしに義父から戴いた自然石が三つ四つある。

採石地は判らないが小児の頭くらいの赤石が一つ在る、例の如く此の際に下駄を履かせ着飾って台座の上に祀り挙げるのも面白かろう。

恐らくは草葉の陰から目を細めて呉れることだろうと目下鋭意制作中。

焼成時の収縮率が当てづっぽなので容易くは問屋が卸すはずもなかろう、その時は河原で採取した玉石モドキで誤魔化せば好かろう。

それでもひとの善い義父なら笑って呉れましょうことよ。

 

 

午後には公民館の文化祭で末席を汚してみましょうと手製の拙作十点ばかりを搬入して来た。

マイブログ同様見る人無くとも発表会に参加すること自体に意義が在りはしませんでしょうかね。