2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

老いのひとこと

感染者が万を超え医療崩壊も現実のものとなりつつある此の時に一体何ですか。 世のテレビ各局は朝から晩まで五輪のフルコースで金だ銀だと大騒ぎする。 国民の命と健康が刻一刻と脅かされる今、片やその祭主たるや安心安全な五輪の実現だと旗を振る。 高齢者…

老いのひとこと

温暖化が急に加速したわけではあるまいに此の暑さは一体何なのでしょう。 我が日日の遍路も重々しく圧し掛かるようになってきた。 加齢に伴う気力体力の劣化も然ることながら何時ものコースがもはや尋常では済まされない。 去年の夏は何とか乗り切ったのにと…

老いのひとこと

灯台笹(とだしの)を出て緑陰を縫うように丘陵地帯を走り先端大学院を抜け坪野を経由して仏大寺に入るように促した。 と云うよりもお強請りしたと云う方が早い。 何年ぶりかで仏大寺の冷たいお水にお目に掛かりたい。 嘗て度重く足繁く大きなタンク持参で美味…

老いのひとこと

お魚は大好きで海釣りも嘗ては大好きであったわたしですがこんなにうまそい大アジを見たことはなかった。 第一近所のスパーの店頭にも40センチ級の大物は見たことがない。 それを孫娘が釣ってきたのだという。 家内に捌いてほしいという。 お友達に誘われ…

老いのひとこと

此の度は知友ふなだ氏よりとても珍しく変わった箇所に案内された。 能美市の辰口地内にある「灯台笹」と云う集落へ向かった。 「とだしろ」と読み下すらしい。 こんな内陸部に灯台はなかろうかと尋ねれば何時かは判りかねるが其の昔に此の集落の近くの山頂に…

老いのひとこと

ソフトボールを一回り大きくしたのが一つ、ハンドボールの球を二回りほど小さめのが1個、二球の小玉スイカを収穫した。 と云うよりも養分補給の任を担う葉の部分が枯れ失せてとうとう姿を消したので未熟を承知上で収穫せざるを得なかぅった。 決して重くは…

老いのひとこと

さあシャキッといこう。 オリンピックだ。 夏休みだ。 全国巡回ラジオ体操だ。 と喜び勇んで参加したが生憎思い違いだった。 地元の放送局すら配属されてはいなかった。 最寄りの公民館主催の朝の集いでしたが大勢の皆さま方と共に行動できた事は何よりの収…

老いのひとこと

無断掲載 祭典が始まったばかりなのに「後の祭り」では馬鹿げていてお話にもならないが何んと云っても森喜朗会長人事が事の発端であり味噌を付けたことになる。 若しやあの折に下馬評に揚がった谷垣貞一氏が車椅子の車上より指揮を執られたとすれば随分変わ…

老いのひとこと

何故かしら連合の神津さんと国民の玉木さんが結託して日本共産党を嫌な奴だと誹謗中傷する其の手を緩めようとはしない。 天皇制を否定し日米安保の解消を目論むような政党とは一緒に政権を担うことは出来ぬと盛んに喧伝する。 処が立民の枝野さんまでもが其…

老いのひとこと

無断掲載 時代遅れの最たる此の年寄りには小山田圭吾の名は全く知らない存在だった。 開会式を彩る著名なるミュージシャンが何故この時期に辞退を表明したのか。 当然辞退を表明せざるを得ない明確な事由が在ったからこそだと思う。 其れが本人の心の疼きと…

老いのひとこと

定例の日曜稽古に赴く。 気合の籠もる掛け声が道場一杯に充満する。 地元鶴来中学剣道部合同稽古と銘打つ。 同校剣道部を巣立った同門剣士が挙って相集い旧交を温め合う場面に遭遇した。 実に微笑ましい光景に映る、高校生に交じり数多くの社会人剣士が後輩…

老いのひとこと

熱海と鹿児島にもたらせた梅雨時豪雨、当地にも間断なく降りそそぐ。 幸い被害こそ免れたが当該地の深い悲嘆に包まれた心の痛みには同情いたさねばならない。 此れでもか此れでもとよく降ったものだ。 鬱陶しい中、唯一喜び勇んで飛び跳ねたのが畑の作物たち…

老いのひとこと

関空勤務の一番孫から水ナスの漬物が届いた。 丁度この時期ならお中元のこころ積りなのだろう。 中元に気が付く年頃にまで成長した何よりの証しであれば喜ばしい限りではないか。 誕生日やお年玉、入学時や卒業を迎えればその都度ただひたすら受動的に受け取…

老いのひとこと

日々せっせと水をやり肥料を施し枝ぶりを整え渾身の力を振り絞って世話を焼いた成果が事もあろうに頭から否定され蔑ろにされれば此れほどの精神的ショックはない。 果実の多くは、隣りご近所へのお裾分けと云うより内心は廃棄処分に等しい。 果実が無碍に毟…

老いのひとこと

静岡豪雨を受けて此処北陸にもそれ相応の雨がもたらされた。 前日には其れを見越して大きいのを捥いで置いたはずだったのに拘わらず一夜明けようやく小止みとなるのを見定めて参れば案の定辺り一面が水浸し風も舞ったらしく枝豆は薙ぎ倒されピーマンは倒壊寸…

老いのひとこと

此れ副反応ではあるまいに外の世界が静まり返って何にも音がしない。 四五十メーター先を鶴来線の電車が通り過ぎてゆく、音もなく車両が視界をよぎる。 昨日までにはなかった別世界に移り住んだような変な感覚だ。 少しばかり聴覚に異常を来たしたことを自覚…

老いのひとこと

無断掲載 食べたり飲んだり風呂にも入らねばならない。 生きて行くためにはそれ相応の出費が要りましょう、生きて行くための元値コストのようなものが掛かりましょう。 此処のところ凡そ二か月間近く歯の治療で悶々とした日常生活が強いられた。 仮歯を付け…

老いのひとこと

ワクチン接種に思う ワクチンを打ってきた。 実は蜂アレルギー体質ではあったが目下のところアナフィラキシーから免れたようだ。 他人様は嬉々とした表情を露わになされるが此のわたしにはなにら感慨はない。 コロナから解放されるであろう安心感も安堵感も…

老いのひとこと

朝日を背にしてラジオ体操に勤しむ。 三宅民夫さんの一口ニュースを聞き終え直ちに畑へ直行し作物の生り具合に目を凝らす。 手頃に育ったナスを二つにキューリを二本朝採りし家内は頃合いを見て糠床の中へ納めてくれる。 朝餉の膳には必ずや程よく漬かったナ…

老いのひとこと

コロナで自粛していたお稽古を何日ぶりかで再開した。 幹事のヤーさんからもうそろそろ如何でしょうかとお誘いを頂いた。 好い切っ掛けを儲けて呉れて感謝いたさねばならない。 此の歳になって尚且つ竹刀を握らねばならない大それた大義などわたしは持ち合わ…

老いのひとこと

無断掲載 ご時勢は年と共に変化し今や公立の学校にもエアコンが常備されて久しい。 学習環境が整備され現代化することは最早時代の要請と相成った。 結構なことだろうが学習効率が改善され教育成果に直接結び付いたか否かを検証する術が果たしてあるのだろう…

老いのひとこと

無断掲載 土曜日は陶芸の日である。 さて何を作るかを其の当日になって作業場に入ってから案出する芸当はわたしには出来ない。 そのような鋭いひらめきに似た発想力をわたしは持ち合わせない。 だからあれやこれや考えあぐねる内に今回は縄文人の発想を参考…

老いのひとこと

総選挙のことが色々取り沙汰されているが其れが此れまたどうした事か選挙前の此の時期に自民党の防衛大臣を経験された重鎮が奇異なる言葉を発せられた。 戦う前にして我が陣営の劣勢を予見したかのように公明党のみならず恐らくは立ち挙げるであろう小池新党…

老いのひとこと

夏草が生い茂りいかにもむさ苦しい。 今の内に毟り取らねばやがては手に負えなくなろうと重い腰を上げる。 40年前に建てた折に藤井造園がメインの石として配置した主石が年月と共に風化が著しくぼろぼろ状態に朽ち果てた。 其のくたばった岩を占拠しようと…

老いのひとこと

最近とみに、靄か霞が掛ったようなもやもや感に苛まれるが此の際の都議選の結果を見て安住国対委員長が発したメッセージが図らずも全てを一気に霧散させて呉れた。 コロナでヘバリ掛けてはいるとは云うものの依然として勢力を保つ自公政権に対するには弱い者…

老いのひとこと

彼はドッグを受診したと云う。 二か所にポリープが見付かったと云う。 近々精検に行かねばならないと云う。 どういう風の吹き回しか知らねども墓参に参るので同行しないかと云う。 父方母方双方で風の中難儀して線香に点火を試みる。 そして懇ろに手を合わせ…

老いのひとこと

わたしは富士山がだいすきです 毛筆で文字を書きます 下手な俳句も詠みます ご先祖を敬います 面を被り居合も抜きます 高千穂の峰に憧れます グランドキャニオンやバンフでアメリカを愛でて来ました ご上皇ご夫妻のワクチンのことで気遣っております コロナ…

老いのひとこと

畑作異聞 トマトを点検し脇芽を取り払う、真上に伸びる徒長枝を見付けては切り捨てる。 こいつは邪魔だと思い切りよく鋏を入れればずっしり重い未だ実らぬ青い果実をばっさりやってしまった。 自家製の実生南瓜に授かった豆粒ほどの胎児が見る見るうちに成長…

老いのひとこと

病院の予約時刻なんて在ってもないに等しい。 少々なら待たされて当たり前と云わんばかりに極めて無頓着だ。 でも中には良心的な医師がいてお待たせいたしましたとの一言で随分癒される、返ってこちらが恐縮してしまう。 今日の場合は優に30分近く待たされ…

老いのひとこと

恐らく高岡の銅器でしょうが作者も判らず差ほどの美術的な価値がありそうにも伺えない。 でも素人なりに造形の妙を発揮して見たく感じさせる不思議な魅力を漂わせるのです。 この素晴らしき銅器を模写できぬものかとわたしはわたしなりにちょっとした創作意…