2021-07-11 老いのひとこと 無断掲載 ご時勢は年と共に変化し今や公立の学校にもエアコンが常備されて久しい。 学習環境が整備され現代化することは最早時代の要請と相成った。 結構なことだろうが学習効率が改善され教育成果に直接結び付いたか否かを検証する術が果たしてあるのだろうか。 脆弱なもやしっ子の増長に結び付くようならばこりゃ大変だ。 日毎に日射しが強まり真夏日の知らせを聞くようになってきたが猛暑日にはまだほど遠かろう。 午前10過ぎ、最上階の一番左端の教室だけは窓と云う窓が何時も全開なのだ。 恐らくは6年生の1組の教室じゃなかろうかと推察する。 きっと毅然とした男先生で質実剛健をモットーに教育実践に当たられているはずだと勝手に思いを巡らす。 夏の暑さにもくたばらない強健な身体と何よりも精神力を願う先生の教育方針がありありと手に取るようにわたしには判る。 何よりもあのペアレントを手懐け説得できる芯の固まったお方に違いない。 今日は窓全開の学級が中学年にも及んで少しばかり多くみられた。 コロナ下にありますぞ、当然のことではありませんか。 諸先生方の自主的教育実践に大いに期待したい。 本格的な梅雨を迎えさすがに窓は閉まってしまったようだ。