2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

老いのひとこと

歯医者へ行って歯がゆい思いをさせられた。 今日は仮歯を本歯に取り換える約束の日であったがもう一週間先延ばしになって再び元の仮歯がセメダインでくっ付けられた。 其の間、上顎にも下顎にも石膏で以って型取りが為された。 前歯の差し歯の部分も下歯の入…

老いのひとこと

移り気の半端者が此処にいる。 弓から手を退いて久しい、陶芸からも身を退いて何年経とうものか。 詮索する気にもならないのだがどういう風の吹き回しか分からねど今此処に至ってもう一度粘土遊びがしたくなった。 思い切って最寄りの公民館主催の陶芸教室の…

老いのひとこと

ご近所のT女史より電話があり差し上げたきものが在るので顔を出せと云う。 T女史とは嘗て日赤への送迎のお手伝いをした間柄であるが此処暫くは全くの疎遠であったので一体何事かと些か驚いた。 わらび餅を入手したので少々お裾分けしたいと申される。 あの…

老いのひとこと

午前中は零パーセントだが午後からは次第に雨で明日は終日雨模様なので苗の植え付けは此の時とばかりに今日はお決まりの散歩を省いて朝っぱらから精を出す。 先ずは吾輩がポットで育てたカボチャ苗を2株と市販の小玉スイカ苗1株を広々とした空閑地に植える…

老いのひとこと

知らない事、分からない事が多すぎる。 ぶらぶら歩きながら目にする咲き誇る花々や飛び交う小鳥たちの囀り「これなんだろう」「あれはなんじゃろう」と自問する。 判らぬこと知らぬことだらけにげっそりだ。 単調に過ぎゆく日常にほんの少しだけでいい色を付…

老いのひとこと

八十路の下りの坂は止めどなく転がり落ちる。 体力取り分け脚力の劣化は火を見るよりも明らかなり。 兎に角、現状を維持するだけでも小まめに体を動かすしかない手がない。 怠けてじっと致せば其の反動たるや思いの外大きい。 事情あって外回り徘徊を二日連…

老いのひとこと

又しても例の如くあの名のあるお方からのツイッター文がわたしのPCに紛れ込む。 無碍に迷惑メールとして削除いたすわけにはいかない。 いつもそっと垣間見る。 すると今回もハッと驚くべき記事に出逢ってしまった。 元職ではない現役で在職される大阪市内…

老いのひとこと

お金さえ払えば園芸用支柱・イボ竹は入手できるがわたしはケチな性分ゆえに天然の笹竹を求めて額谷の山奥へ切り出しに行く。 誰も助けては呉れない元より助けを求めたりはしない。 独力という名の自力で以って努力を重ねることに価値を見出す。 なけなしの浅…

老いのひとこと

引退してから3年目になるか5年目になるか最早どうでも良い、わたしは再び粘土遊びを思い出してしまった。 作陶術に見切りを付けて陶芸を断念したはずにも拘らずどうしたことか脳裏から消え去ることを躊躇い七つ道具の数々や粘土そのものまで物置の隅っこに…

老いのひとこと

わたしは他人様のように意思が堅固ではない。 至って薄弱であり脆弱でもある。 宣伝広告の渦の中に身を置き各種各様のサブリメントに不本意ながら手を出し神頼り的に依存しているのです。 目が見えなくならないように膝を傷めて歩けなくならないように万全の…

老いのひとこと㊴

二心があってのことでしょう。 五月の薫風に誘われて野田山へ足が 向いた。 ヒイじい様が芝山の地に営んだ孤塁の跡地は枯れ葉が敷き詰められ清閑とす。 暫し手を合わす。 梢のあちこちから野鳥の清澄なさえずりが響きわたる 右手の参道を十歩ほど上がれば石…

老いのひとこと

鶴来道場での日曜会稽古が一時中断する旨の連絡が幹事さんより入った。 変異株が猛威を振るい蔓延の危機が高まりつつある現今では当然の措置かも知れない。 道場自体が閉鎖されてしまいました。 週に一度の此の稽古はわたしに取りては唯一の楽しみと云うより…

老いのひとこと

とうとう嫌われもののが音もなくまるでインベータ―のように侵入しました。 此れぞ、まさに招からざる客をまんまと導き入れてしまったも同然だ。 貧乏くじを引かされたと云うより貧乏神が住み着いた風采上がらぬ家々を狙い撃ちして此の籔枯らしの異名を持つ「…

老いのひとこと

サクラの花はとっくに済んだにもかかわらず校庭には桜のような花が咲き乱れるが生憎防球ネットが張り巡らされ外からはよく見えない。 まさか上溝桜ではあろう筈がないのだがやはり少しは気に掛かる。 休日に正門から失敬しグランドへ回ればまさに今を盛りに…

老いのひとこと

巨大な寄せ植えです。 天然の大木を活かした見事なガーデニングと云えまいか。 此の家のあるじは繁茂を嫌って根元三メートルほどを残して伐採したと云う。 其処に生じた脇芽が少しく成長を遂げ新芽が開き直ぐ下に房状の小花を咲かている。 此の古木の幹に絡…

老いのひとこと

連休が明ければバーバーポールが点灯している。 何時ものコースを辿ればお店の前に先日一度お逢いした先代のマスターと思しき人物がわたしを出迎えるように立っている。 又しても聞き間違えないように耳をそば立てれば「御達者で何よりです」とねぎらいの言…

老いのひとこと

無断掲載 スマートフォンを弄くっていたら法定の形が画面に映った。 これ幸いとちっぽけな画面に喰い付いた。 演武者は石井猛・井上豊とある。 無論、解説はなく流儀に則る礼法から徐に一本目「八相発破」へと場面は移りゆく。 水を打ったような静けさの中に…

老いのひとこと

今日の朝刊の一面トップ記事に「高齢者ワクチン7月接種完了」とでかでかと掲げられる。 昨日接種予約を頂いた8/18~9/8とは大きな齟齬があるではないか。 社会の公器たる新聞は何よりも眞實を報ずる事に使命がある筈だ。 此の実態との隔たりを如何様に…

老いのひとこと

高齢者接種の予約受付開始日が5月6日であったが大勢が殺到し全く動きが取れない。 数日遅れの10日の日に掛かり付け医の下へ走り漸く予約の正式受理に漕ぎつけた。 ところが此れどうしたことか接種日を見て唖然とした。 第二回目が9月8日とある、何んと…

老いのひとこと

ついに来るべき時が来た。 早晩いずれは遣って来る其の時と迎えたということだ。 此れ万止むを得ない仕方があるまいぞ。 此の時を以って「歯っピー長寿8020」への応募資格を失い、何よりも我が両親に申し訳なく相済まない気持ちが湧きいずる。 差し歯取…

老いのひとこと

付いていませんでした次なる災難に見舞われて仕舞いました。 借り歯を付けて今日の治療を終え昼食を摂るまでは順調に事は進んだ。 処が食後に欲張って干柿様の和菓子を口にしたが餅のように粘着質だったので上顎にへばり付き難儀しながら食べるうちに口内が…

老いのひとこと

わたしのメールに名のある方々からのツイッターが紛れ込む。 名のある方々からの達見の数々を垣間見て只々感心するばかり。 そんな中に脳科学者の茂木先生からの「歩くこと」への効能を説く文が目に入った。 「歩くこと」は手短な脳トレであって脳の血流をよ…

老いのひとこと

尋ね人ならぬ尋ね猫の広告張り紙を毎日のように目にする。 4月1日以来もう既に一か月以上になろう。 迷子の子猫ちゃんは未だに犬のお巡りさんの元への届け出がなさそうなのです。 此の迷子の子猫ちゃんはとても人懐っこい可愛い子ちゃんだと書かれている。…

老いのひとこと

五月晴れの薫風に乗って鯉のぼりの大群がはためく。 保育園の遊戯広場に鯉のぼりが大挙して泳いでいる。 児童らが仰ぎ見る大空に大きな鯉のぼりが五月の風に乗ってゆらゆら靡き、はたはたと鳴りはためく。 此の泳ぐ魚群には我が子や孫が同じく仰ぎ見た一際色…

老いのひとこと

実に馬鹿々々しい。 実に腹立たしい。 年寄りを愚弄するにもほどが在ろう。 笑わせるな。 ワクチン政策は何処へ行ったのか。 ワクチン接種の可否を年寄りどもの自己責任に帰そうと云うのか。 接種が敵わなかった責任は貴様が取れと云わんばかりのコロナ対策…

老いのひとこと

生憎の連休は雨模様のまま突入したのだがほんの少しの晴れ間を縫っての植え付けに精を出した。 Aコープにて ミニトマト1本 フルーツトマト1本 サターン1本 四葉キューリ2本 夏すずみ1本 千両ナス2本 長ナス1本 細やかながら計9本を買い求め早速定植…

老いのひとこと㊳

同じく芝山の地で近吾が両親を弔う営みを静かに見下ろす巨樹上溝桜が一本凛として立つ。 巨樹はやがて古木と化し朽ち果てて倒壊したが其処に若き命が宿り其れを山採りし採取した。 上溝桜の山採り幼木を知友F氏よりいただいた。 野田山の近吾ゆかりの上溝桜…

老いのひとこと㊲

野田山の芝山の地の一角に漂う津田家の霊気が此の世から消え失せてもう久しい。 ただ巧いことに其の残滓を今に留める残痕を奇しくも我が手許に宿すのです。 母方の近吾ひいじい様が早世した我が嬰児を葬ったと思しき甕を土中より見出したのも遂先日のように…

老いのひとこと

はしご酒ならぬ梯子治療、10時より脳神経外科11時より歯科の予約でテンテコマイだ。 押し並べて年配の名医は威厳が在って近寄りがたい。 医師の前に進み出て「目を閉じて気を付け!」を命ぜられる。 「右足を上げろ!」 次「左足を上げろ!」 両腕を前方…

老いのひとこと

歩きながらニュースのネタを探す。 馬替の一角に他人様の畑があるが農作業に従事する農夫の姿は終ぞ見たことがなかった。 処が偶々先日の事、立派な大型耕運機で畝上げ作業中の場面に出逢った。 実は此の畑の主は実に奇妙なる経歴の持ち主なのです。 と云う…