2021-05-05 老いのひとこと㊳ 同じく芝山の地で近吾が両親を弔う営みを静かに見下ろす巨樹上溝桜が一本凛として立つ。 巨樹はやがて古木と化し朽ち果てて倒壊したが其処に若き命が宿り其れを山採りし採取した。 上溝桜の山採り幼木を知友F氏よりいただいた。 野田山の近吾ゆかりの上溝桜を拙宅の軒下に移植してみた。 伸びろ伸びろもっと伸びろ、軒を突き抜けて天までとどけ。 余は天空より見下ろし高みの見物と参ろうぞ。