2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

老いのひとこと

中川一政美術館の壁に窪島誠一郎というお方が小松の公会堂でお話しを為される旨ポスターが貼ってあった。 どんなお話しかなと行ってみればやはり絵のお話しでした。 それにしても氏は絵かきさんではないという。 絵かきでないものが絵の話をするその切っ掛け…

老いのひとこと

体操会場へ自転車を走らす道路脇に転がるゴミ屑を拾い集める変な習性が身に付いてしまった。 つまりは、自分では環境美化のお手伝いの心積もりなのだ。 早朝ゆえ人通りもなく殊更我が身の善行を誇示する邪心は毛頭ない。 ひと様に出逢えばゴミがあっても知ら…

老いのひとこと

此れ三人分300円なり わたしにとりては余りそっくりさんとは云われぬ孫ではあるがかわいい孫には違いない。 県大の響緑祭に出店すると聞いたので顔を出してきた。 「オレイモ」店と云うポテト屋さんで串差しポテトフライと串差し一口コロッケの双た品を扱…

老いのひとこと

虫來ぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ驚かれぬる 何時ものように自転車で飛び出したが無性に風が強い。 南西の向かい風が間断なく吹きさらす、ギアを2に落として漕いでいたら我が左目に何物かが迷い込んで入って来た。 目には見えなかったが虫に…

老いのひとこと

金沢~大垣~大阪~金沢を一枚の切符で周遊できぬものかと時刻表と睨みっこしながらプランを立ててみたら出来るには出来るのだがちょっとばかり現実的ではない事が分かった。 新幹線で富山へ行き高山線に乗り換え大垣に入る。 大垣から名古屋に出て関西線で…

老いのひとこと

2004年に堺屋太一さんが「平成三十年」と云う小説を発行なさったらしいがわたしは読んではいない。 書物のタイトルだけをネットで窺い知ったに過ぎない。 それによると為替レートは1ドル300円と円安が進むがどうした事かガソリン価格がリッター当た…

老いのひとこと

剣友と云ったら大変失礼に当たろう教士六段の腕前のたなべ氏から氏愛用の竹刀六本を譲り受けてしまった。 御身の剣の実力が最早六段の名に相応しくはないと御身自身が判断為さって潔く足を洗われてしまったのです。 段位返上の意味を込めて防具一式は全剣連…

老いのひとこと

菊の花 乗せて漕ぎ出ん つがい舟 深鉢に 秋の花咲く 薄日かな 玄関に 深鉢ふたつ 菊乱る

老いのひとこと

血液検査の結果が一週間後に判るというので伊藤クリニックへ出向いた。 相当気にしていたのでしょうか診察前の血圧が異常に高いではないか。 最悪の事態にも備えて十二分の覚悟を定めて医師の前へ進み出た。 幸いなことに死の宣告は免れた。 前立腺特異抗原…

老いのひとこと

先日のこと体操会場を後にして家路に付いた折りに農地を宅地に造成した箇所でご近所のご婦人がこんなところにこんなにも可愛いものがあったのよと小さなコスモスの株を見せてくださいました。 根っからの浅ましき性根のわたくしは柳の下にもう一匹ドジョウが…

老いのひとこと

10/18は「いしかわ文化の日」と銘打って何処の文化施設も無料開放するのだという。 少し迷ったがやはり三度目の来館になる中川一政美術館へ行くことにした。 どうしてもあの作品に魅せられて吸い寄せられてしまったのです。 大変僭越ながらも此処に来て…

老いのひとこと

体操会場へ赴こうと家を出たとき路上に異様な物体が転がっている。 近付いてみれば野鳥の屍骸ではないか、既に死後硬直を来たしているのできっと明けやらぬ早暁にカラスにでも啄ばまれたのかも知れない。 原形を留めるのでよくぞ車に轢かれなかったものだ。 …

老いのひとこと

連休の最後の日に「コストコ」という面白いところへ行って来た。 アメリカ合衆国が発祥地らしくとにかく何もかもが超どでかいのに度胆を抜かれた。 野々市に8月21日にオープンした会員制の倉庫型卸小売業専門店なのだという。 居ながらにしてアメリカの地…

老いのひとこと

取るに足らないモノ此の世に在って左程の値打ちも持たない見捨てられそうなモノ例えば廃材の様な木屑の固まりとか路傍に自生する名もなき野草のようなモノを活かし役立てる何か良い手立てないものだろうか。 いや、と云うよりもそのようなか細き存在であれそ…

老いのひとこと

退職の折りに美川刺繍店に依頼し我が家の家紋を仕立てて貰い二人の弟たちに贈ったことを覚えている。 吹けば飛ぶような足軽分際でしかなかったのだが往時の位牌だけは代々受け継いだ。 高祖父金之丞から曽祖父政之亟へ、そして祖父勝太郎から父忠勝へと引き…

老いのひとこと

行き付けの業務スーパーで買い物をした。 納豆にヨーグルトや見切り品の大根等々の小物に併せてケース入りの秋映称するリンゴ1箱と350mL糖質0アサヒクリア24缶を携えてレジの前に立った。 いつものお姉さんとは違うなと思いつつ支払いをいたそうと…

法定の事≪5≫

無断掲載 法定の事=八相発破その5 諸腕は山田次郎吉の解説によれば古来より此れは介錯の練習なのだという。 どうも仕太刀の左右の手の内の締まりが均等かどうかを試すものらしい。 切り下ろすと同時に右膝を大きく掲げ右腕をその膝の上に置く動作は手の内…

老いのひとこと

年に一度の検診胃カメラを吞んで来た。 お歳相応の色かたちで特に異常は在りませんとの診断で何よりほっとする。 自慢ではないが癌家系のDNA保持者ゆえやはり物凄く気にはなる。 母は骨肉腫父は胃癌で果たして此のわたしは何処の部位に引き継ぐものやら非…

老いのひとこと

水滴の 水瑠璃色に 映えぐ秋

老いのひとこと

荒木式減糖レシピがまた少し功を奏した。 HbA1cの数値が7.3辺りで高止まりしたまま動かなったのだが今回は7.1へと少しばかりだが改善した。 玄米メシ三つ箸作戦が漸くにして功を奏してきたのでしょうか。 最近は一つ玉うどんの二食分作戦にも応じ…

老いのひとこと

ハルキさんが敢え無くも潰え去り クジョウ君もまた敢え無く潰え去った 名も知らぬ一人の少女が踏切事故で敢え無くも此の世を去ったという 今宵は三つのよとぎです 今宵は月隠れ暗闇に音の世界もシャッタウト佳し カラ酒を甞めて渇きうるおし盃かさぬ 独り哭…

老いのひとこと

先だってはバス車中にて過分のことばを戴いたわたくし制作の陶板表札を展示する会場へ行ってきました。 十一屋にある福祉いきがいセンターは大通りからは少し奥まった箇所に在りました。 市内の各養護施設からの出品の作が所狭しとあまた陳列されていました…

老いのひとこと

陶芸教室からの研修旅行に参加した。 今年は越前方面へ越前焼の郷を探訪してきた。 往路の車中で大先生からご挨拶をいただいた。 予てより此の先生の話題はとても豊富で多面的であり尚且つ話術がユニークなので長話にも決して退屈することはない。 先輩諸士…

老いのひとこと

ノーベル賞の相次ぐ快挙、今日の秋晴れの空のようにスカッとする。 願わくば文学賞平和賞にも白羽の矢が立つことを希う。 どこを見ても御二人の科学者の受賞に国中が慶びに湧き立ち奮い立っている。 何と言っても科学の粋を極めその極限にまで達せられた御二…

老いのひとこと

あの御方が憲法の解釈を勝手に変えたのであって憲法が改正された訳ではないのだから日本国憲法第9条は未だ厳然と存在していることになりましょう。 だから「憲法9条を世界遺産に」の発案者であり提唱者でもある太田光さんには以前にも増してもっともっと強…

老いのひとこと

芋づるを 捨てる人ありゃ ひらう人 セイタカ君 もう直ぐ出番 ほほ染めて 秋風に 面と向かって ペタル漕ぐ 信抜流 妙技に惚れし ほうらい祭 鶴来路に 秋深まりて 月明かし ノーベル賞 気になる九条 一か八 ( ぱち ) 光太郎 秋に祈りし 秋の詩 暗黒に 光をとも…

老いのひとこと

県の公安委員会の指示で高齢者講習会を受講してきた。 一応のところは受講終了証明書の交付を受けたので やれやれ一安心ほっと胸を撫で下ろすのです。 認知機能を調べる予備検査も78点のAランクで合格はしたものの心配の種は記憶力だった。 16種のイラ…

老いのひとこと

新聞の書籍広告欄に「人生に疲れたら墓場に行けばいい」の文字が目に入った。 あっそうだ、今日はお天気も良いことだし此のフレーズがとても気に入ったので一つ野田山に行ってみることにしようと決めました。 此処野田山墓地には藩政期以来の古木が生い茂り…

老いのひとこと

こりゃだめだ縦に一直線の筋金が入らなくちゃだめだ 坐禅があるとすれば病床に伏せば臥禅に成り弓を射る人は立禅を為す。 小走りに走りながら走禅もできるしゆっくり歩みを取りながら歩禅も可能でしょう。 わたしは風変わりな片足立禅をしてほんの暫しの一時…

老いのひとこと

水滴を 秋の日浴びて ひねりけり 前作は注ぎ口が釉薬で塞がれたまま焼き上がってきた。 これでは水滴が出て来ない「水滴」であって全く用を足さない。 お師匠からは新聞紙を丸め込めたらよいと云われたのをわたしはテッシュで代用してしまったのが失敗の原因…