先日のこと体操会場を後にして家路に付いた折りに農地を宅地に造成した箇所でご近所のご婦人がこんなところにこんなにも可愛いものがあったのよと小さなコスモスの株を見せてくださいました。
根っからの浅ましき性根のわたくしは柳の下にもう一匹ドジョウがいないかと早速その辺りを物色し始めたではありませんか。
明らかに花泥棒さんに違いがないのだから後ろめたさを感じながらも我が輩は堂々と探したのです。
隅っこで最後の一本を見付けました。
後刻、家から移植ゴテとビニールポットを持参してこれまた堂々と採取いたしました。
特製の植木鉢に定植し直し恙無く根付くことを願いました。
何れにしろ何時かはブルトーザーに根こそぎ引っ掻き回されて埋没する運命にある貴方の命をわたしは救ったことになりはしませんでしょうか。
何もおどおどひと様に憚る必要が何処にあるというのでしょうか。
開き直って天下に堂々といたせばそれでよい事ではないか。
こよなく愛されるコスモスくんはメキシコからの帰化植物とは驚きでした。