2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

老いぼれの独り言

日毎に復興の槌音が高まり新生東北の勇姿が随所にみられ始めていた。 とはいっても、あの災禍の爪痕は未だにあちこちで見せ付けられました。 手付かずの廃屋廃墟が散見されたし、また入江に面した箇所は押し並べて平坦な新地のように覗えるのだが其処にはか…

老いぼれの独り言

どうしても大川小学校へ行きたかった。 何かしら引き寄せられる強い思いがあった。 車は大きな川を渡り切ったところで一面の原野に差し掛かった。 そこには黒く佇む無残な建物が目に飛び込んで来る。 その時、わたしは自分の重大な失策に気が付いた。 愚か…

老いぼれの独り言

出入り5日間の東北の旅だった。 家内と息子が同伴する行程二千百キロの旅だった。 此の三か年の間にわたしたちは東北の人たちから活きる勇気と元気を頂き続けました。 だから、感謝の意を込めて東北の地にお返しを為さねばならない切実な思いがあったので…

老いぼれの独り言

無断掲載 わたしのウエブログの切っ掛けは外でもない3.11である。 わたしの発意の原点である東北の地へ今漸くにして三年越しの念願適い赴くことが出来る。 何ら為す術は持ち合わせてはいないがせめてその傷痕の片鱗だけでも此の目に留めておきたい。 風…

老いぼれの独り言

21日今日は窯当番の日で8時半出勤である。 処が、なにぶん初めてのこと故かいもく要領を得ない。 幸い経験者も居られてなんとか事無きを得た。 電気窯がごうごうと燃え盛る。 本日はパターン4「本焼」の日であるという。 ステップの0,1,2,3…に従…

老いぼれの独り言

またしても当家の当主がご乱心あそばされた。 野田山の頂に通じる新ルートに心酔し拘泥なされているのです。 誇大妄想も甚だしく最早これは精神分裂症そのものに近いかもしれません。 此処に八十に間近い老いぼれが一人います。 わたし自身の事です。 その…

老いぼれの独り言

陶芸教室の制作課題は「ぐいのみ」に始まり「抹茶茶碗」に取り組み、目下は「花器」の制作にたずさわる。 講師の先生から諸注意をいただき二十名近いみなさん方は思い思いの行程に従い作業に取り掛かる。 自然発生的にはばしき御方がペースメーカーと成られ…

老いぼれの独り言

先日の事、運転中のカーラジオから耳に入ってきたお話です。 女性は嫁ぎ先へ身を移し姓を改め子は自立し親離れしていき更には夫との訣別の機会も確率的にも多かろうという。 すなわち、有為転変諸々の変化に遭遇し変化の中に身を置くので変化への順応力とか…

老いぼれの独り言

齢を取るに従い人様にシカトされることは殊の外つらいものだ。 其れとは逆に予期せぬことで思いの外人様より温かい心遣いを頂戴いたせばこころ和むものだ。 同時に、その優しき気遣いを施して呉れた先方様の意衷に深い感謝の念が込み上げてくるのです。 懐…

老いぼれの独り言

なにごともなく初夏の風が吹き渡る 右脚を痛めてからもう2か月が過ぎた。 完治には程遠い状態なんだが今日は恐る恐る一本目前「初発刀」を抜いてみた。 何んとか最後までやり遂げたがまったく以って駄目だった。 お話しにならなかった。 百点満点ならせいぜ…

老いぼれの独り言

剣道同好会『六水会』発足二十周年を記念しての祝賀行事が14日土曜日に居酒屋「田舎小屋」にて執り行われた。 幽霊会員同然のわたしではあるが記念すべき日であったので末席を汚した。 下手糞であれ長幼の序をきちんと弁えてくれる道場の雰囲気が堪らなく…

弓事始め《35》

むかし、今出川学舎に岡倉古志郎先生の講義を同ヤンに成り済まし紛れ込んで拝聴に及んだことを思い出す。 いま高校生に成り済まし紛れ込んで弓道談義を拝聴している。 相も変わらずいやな性分だ。 でも、本人は左程悪趣味だとは思ってはいないのです。 講師…

老いぼれの独り言

50円葉書きに2円切手を貼らずにポストに入れてしまった。 宛先先方さんにご迷惑が掛からぬように南郵便局へ配達差し止めのお願い電話をした。 受付のお方は光が丘会館前のポストは当郵便局の所轄なのでもう一度あなたの要件を「集配係り」へ伝えてほしい…

老いぼれの独り言

水曜日は陶芸教室の日、隣接する体育館にて何時ものご挨拶を交わしてから工房へと移動する。 二十名近い教室生に混りわたしも精を出す。 第一作目の「ぐいのみ」は見事な出来栄えで完成を見た。 まだ未使用なので、近々にでも懇親会が設定されるらしいので…

老いぼれの独り言

無断掲載 党首討論 巨大な岸壁にいま大波が 怒涛のように襲い掛かり はじけ返り 木っ端微塵に砕け散り 波しぶきが飛散し 辺り一面をおおい尽くし いっとき 視界がさえぎられ そこに虹の大橋掛かりけり 新生日本へと続く夢の懸け橋掛かりけり ・・・・・・ こ…

老いぼれの独り言

無断掲載 「死に損ないの糞じじい」の背景に語り部森口さんが真摯に語り掛けても私語鳴り止まずとうとう業を煮やして「この場から退席しなさい」と最も厳しい叱責を彼らに浴びせた、その直後の暴言であったらしい。 公衆の面前で注意された事への逆恨みなの…

老いぼれの独り言

無断掲載 横浜の中学生が原爆語り部に「死に損ないの糞じじい」呼ばわりした。 この背景には何があるのでしょうか。 時代の経過と共に「原爆を知らない子供たち」がどんどん増えて戦争への風化が著しいこともありましょう。 また、何かにつけ音知れず世の中…

老いぼれの独り言

新聞の片隅に横浜の中学生が長崎被爆者に暴言を吐いたとある。 被爆体験のある語り部に「死に損ないの糞じじい」と大声で囃し立てたという。 制止の忠告をも顧みず猶も周囲を煽って騒ぎ立て妨害は限度を超えたのだとある。 恐らく、引率教師の適切な処置が…

老いぼれの独り言

孫娘は小学5年で初めて竹刀を握り6年生までの短い剣道歴である。 中学時には剣道部なく3年間のブランクを経て今春から晴れて高校剣道部に籍を置いて再開したのでした。 素人同然の身でありながら此の度の高校総体に出場してきたのだという。 いや、出場…

沖縄の旅«6»

沖縄旅日記 二〇〇七年十二月十二日~十四日 ⑥二日目は琉球村からのスタート、生憎の雨。 亜熱帯特有のスコールのような降りとは似ても似つかない、ありきたりの雨足でいささか滅入り勝ち。 愛知の明治村、金沢の湯涌にある江戸村と同趣旨のもの。 規模は差…

老いぼれの独り言

無断掲載 実にたわい無いことです。 手持ち無沙汰の年寄りの為せるわざでありましょう。 昨日のテレビで「さようなら くろ」と云う映画を映していた。 長野県下の名門校「松本深志高校」での実話に基づく題材を松岡錠司監督がメガホンを取った作品だという。…

老いぼれの独り言

日々の足取りを記しております。 性懲りも無く又しても失敗を仕出かしました。 「ふれあい」から「つるぎ」へ場所を替えおもむろに道場の床を踏んだ。 先客がお一人既に的前に立たれて辺り一面に的中音を轟かせていられた。 相当の強者とお察しは致したがど…

老いぼれの独り言

週明けの月曜日に何時ものようにふれあい体育館へ赴いた。 ところが生憎のワックスデーで使用が敵わない。 止む無く弓に切り替え用具を整え鶴来へ向けて出立した。 四十万を通り過ぎてから何と頓馬なことに白足袋を着用してない事に気付き再度家へ舞い戻り…

老いぼれの独り言

無断掲載 27日の草むしりが命取りになって再び病み人となってしまった。 「生兵法は怪我の基」の教えの通りになってしまったことになる。 何はともあれ、自力更生あるのみと踏んばって色いろ秘密兵器など駆使して回復策を講じて見たが及ばなかった。 逆に…

老いぼれの独り言

処女作が目出度く焼き上がったが間断なく襲い來る脚の痛みに喜びの感慨ほとんどなくおお先生の講義の日でもあったが感性豊かな陶芸談義もそれどころではなく全て一切合財が眼中にない最悪の状況下にありました。 脚の痛みが視覚にまで異常を来たし鈍臭い凡…