老いぼれの独り言

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新聞の片隅に横浜の中学生が長崎被爆者に暴言を吐いたとある。
被爆体験のある語り部に「死に損ないの糞じじい」と大声で囃し立てたという。
制止の忠告をも顧みず猶も周囲を煽って騒ぎ立て妨害は限度を超えたのだとある。
恐らく、引率教師の適切な処置がなかったのだろう当該語り部のお方は直接校長宛てへの訴状に及んだらしい。
校長は「大変申し訳ない」と謝罪なされたという記事である。
 
育ち盛りの元気な中学生なら少々羽目を外すこともあろう。
問題は、その折に引率教師たちが粋を盡した適切な指導を間髪を入れずに電光石火の早業で以って為したかにある。
衆目の面前であって場違いと思しき事であれ、兎も角その辺り一帯を震撼させるに足る『一喝』があって然るべし。
直ちに此の暴挙を制止させねばならないと思う。
制止命令に従わなければ当然「別室指導」を施し説諭説得が功を奏せばよし然に非ずんばこれ我が私見に過ぎないが愛の鞭と称す処置があって然るべしと思うのです。
此の問題は校長の謝罪の言葉だけで終わらせてはならない。
彼らが心底反省し悔い改めて立派な若者として更生して行く過程を逐一世に報告する務めが此の横浜の一公立中学校の校長さんに課せられたのではなかろうか。
逆に申せば、学校は単にテストの点数を競わせるだけではなくより正しい人間としての生き方を育むというとても気高き責務を持つことを絶対に放棄してはならない。
施設送りなんてとんでもない。
校長さん頼みますよ。
マスコミのみなさん、しっかり追跡してくださいよ。
それくらいこの問題は大きい出来事だと思う。
決して、等閑に付して見過ごしてはいけない。
日本人に大きな波紋を投げかけたショッキングなニュースであった事に間違いない。