2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

老いのひとこと

体操仲間のヤーさんから耳寄りな情報が入る。 公園裏手の雑木林に沢山お出ましだよと聞いたので早速伺えば在るは在るはまるで風呂敷を広げたように在るではないか。 其処には如何にも物知りそうなお方がいてこれはイッポンシメジだと解説する。 尤もらしく正…

老いのひとこと

真夏の異変三題 ・夏みずきの根元の物陰から飛び出してきた。 超弩級の大物だ。 手ごたえ十分まるで雷魚か鯰を釣り上げたようだ。 はねこちゃするのを引っ張り出して白日の下に晒せば、こりゃまるでうわばみおろちのようではないか。 キューリのオバケです、…

老いのひとこと

もうすでに熱帯夜のシーズン、併せて家蚊襲来のシーズンがやってきた。 エアコンこそは在るにはあるが大阪の孫用に大切に保管中、もっぱら天然クーラーによる夜風を享受する。 その為には網戸は必需品、たったの一匹にたいそう悩まされることになる。 わたし…

老いのひとこと

偶数木曜は教養講座の日です、なぜかしらお坊さんのお説教に魅せられて相集うのです。 十人足らずの皆さん方はみな夫々信心深き御方らしく正信偈を唱和される。 口を開かぬはどこのどいつ位はお坊さんにはお見通しのことでありましょう。 口をもぐもぐ動かす…

老いのひとこと

無断掲載 衆参両院の予算委員会での閉会中審査をテレビで見た。 併せて10時間に及ぶ長編ドラマであったが一部を除けば退屈することはなかった。 随所に山場があり盛り上がりを見せたが残念ながら喫緊の課題たる加計騒動の結末が一向に見えて来なかった。 …

老いのひとこと

新米百姓の悲哀です。 見倣い新入社員でもこんなへまはしまいぞ。 梅雨前線の停滞で全国的な異常気象に見舞われた。 まるまる二昼夜にわたり我が菜園へは足止めを食らった。 気にはしたがやはり案の定大失策を仕出かしていた。 程よく真っ赤に熟れた「桃太郎…

老いのひとこと

飽きっぽいはずの鳩ぽっぽがどうやら嵌まってしまったのか。 まあ三日坊主が関の山といたしましょう。 キューリ夏すずみ3株にナス千両は2株しかないのに「走り」がそのまま「最盛期」へ突っ走り全くへこたれることを知らない。 採っても採ってもぶら下がる…

老いのひとこと

やっさんの畑の一角に赤紫蘇が育つ、取り立てて植えたのではなく零れた種が芽吹いたものらしい。 邪魔なので必要なら適当に処分してくれとやっさんは言う。 家内に申せば紫蘇ジュースに丁度いいというので早速おこぼれ頂戴に与かることにした。 旧盆には孫た…

老いのひとこと

土曜日の午後3時ころ高橋川を渡った扇台小グランド横の馬替地内で小銭入れに出くわした。 此の度は鳥類でも爬虫類でもない、こいつばかりはしゃがみ込んでまじまじと観察を致すわけには行かない。 正直のところ実は迷った、落とし主が気付いて取りに来ると…

老いのひとこと

他人様のスイカ畑の草むしりに精を出す。 殊更、頼まれたわけではなく自主的に行う。 草をむしりながら此の行為は決して何がしかの見返りを期待しているわけではないのだとおのれに何度も言い聞かせる。 処がまことにその通りかと自問致せば必ずしもそうとは…

老いのひとこと

雑草園での珍騒動です。 「麻中(まちゅう)の蓬草 (ほうそう)直 (なお)さずして直 (ちょく)なり」と云う言葉を聞いたことがある。 曲がりくねったヨモギも麻の中に混じれば真っ直ぐに伸びて育つという。 何事も環境次第ということになる。 スイカ畑に雑草が蔓…

老いのひとこと

春先の頃、やっさんの畑でジャガイモの植え付けをお手伝いした。 その折に生じた余り物の種芋をやっさんは無造作にそこら辺に捨てられた。 わたしは例のさもしい根性丸出しに捨てられた種イモの中から使い物になりそうな元気のいいのを二つ選び出し、わたし…

老いのひとこと

先日の事、ラジオ体操会場へ赴けば早くもキノコがお目見えです。 でも傘には気味悪くイボがあり如何にも毒々しい。 梅雨時の雨上がりに思わずニョッキリお出ましのようだ。 しかしよく見れば如何にもキノコらしい姿かたち、柄は白くすんなりとスマートです。…

老いのひとこと

別段リンゴ園を目指すわけでなく否が応でも此処を通らざるを得ない。 紙袋が散乱したあの日から然程も経過してないのに又しても散乱している。 此の度は袋ではなく先回より更に一回り成長した青リンゴが惜しげもなく散らばっている。 大風や豪雨のせいではな…

老いのひとこと

ようやくトマトが色づいた。 真っ赤に熟れたトマトは美味い。 美味いトマトを食べたいので完熟の限界まで待つ。 ところが待ちすぎてトマトにひびが入り地割れを来たす。 過ぎたるは及ばざるがごとしと云って悔やんだりするが後悔先に立たずと云えり。 カラス…

老いの回想記≪130≫

その七 いばらとて 花芽つきしや 高尾台 チマチマとことを為す習性は此の時に培われたのかもしれない。 これぞ並はずれた下手の横好きと云えまいか。 下手なままそこからは一向に脱却しないのです。 NEC社機種PC88機と春望がFUJITSU社Wind…

老いのひとこと

猿のように嵌まり鳩のように飽きて此れ又好し。 さすがホリエモンさんは巧いことを言う。 大昔の遺物のような干乾びた絵の具を何処からか探し出した。 絵を描くことに見事嵌まってしまった、これぞと思い詰めれば画筆を執って物の見事に画ぶり付く。 色弱や…

老いのひとこと

いつものコース、額四峠わきの歩道を銀輪を走らす。 上りきれば緩い下り坂、いくら緩くても結構速い適当にブレーキ操作をしなければ危うかろう。 下りの途中に交差点があり青信号ならそのままの惰性でさらに下り間もなく歩行者専用の小さな信号機に出会うの…

老いのひとこと

敗戦直後のころ父忠勝は知友瀧川武雄氏に二枚の油絵を所望したのだろう。 一つが犀川河畔でありもう一点が此の薔薇の絵なのです。 わが父は慎ましやかな仮住まいに此の絵を掲げてこころの潤いを戴いていたのだろう。 マイク眞木の歌の文句ではないが寂しかっ…

老いのひとこと

路上にガラス片が散乱している。 自転車に乗るものにはパンクに及ぶ危険性が極めて高い。 ラジオ体操を終えての帰り道でのこと、家から箒と塵取り持参で駆けつけ小雨降りしきる中撤去作業に当たる。 傍から見ればさぞかしご奇特な人間に映りましょう。 そん…

老いのひとこと

たかがラジオ体操されどラジオ体操、決して侮らない手抜きもしない、むしろ糞真面目だ。 真剣に取り組めば汗ばむし息ギレもする。 わたしには所定の指定席がある。 そこは桜の木の下で”桜下でいつも冠を正す”変人です。 この帽子を被り直す動作の先に必ずや…

老いのひとこと

わたしの力では出来なかった。 孫からの手ほどきを得てようやく漕ぎ着けた。 無謀なる企てと云ってよい、蹲踞すらおぼつか無い老いぼれが高慢ちきにも形稽古を披露してしまった。 お相手は新進気鋭のY剣士。 *今一つぴたりと呼吸を合わせたい。 *打つ間合…

老いのひとこと

鶏小屋のやっさんの畑を借りて耕しているが求めて所望したわけではない。 かと言って渋々不本意にただ応じたわけでもない。 やるからには喜び勇んで鍬を振るうのです。 春先のころ、やっさんに頼まれて菊の苗を何本か植え込んだ。 植え付くまでの暫しの間は…

老いのひとこと

いつもお世話になる鶴寿園へ顔を出す。 開門前だったので暫し玄関先で待機した。 その時、野鳥が飛来するのに気付く。 すぐ目の前の木立ちに消えた。 木立ちと云っても建物に隣接する小灌木の藪の中である。 待てよ、ひょっとしたらとそっと忍び寄れば案の定…

老いのひとこと

好い日が続き今年の梅雨は何処へ行ったかに思えたが遅れた入梅宣言と同時に降るは降るはよく降ります。 薄日が差してやれやれと思いきや思い出したように猛烈などしゃ降りに見舞われる。 程ほどなら天の恵みと喜ぶが度が過ぎれば煩わしく鬱陶しい。 晴れ間を…

老いのひとこと

無断掲載 85歳の爺様が木刀で熊を退治したという。 熊は裏山へ逃げ去ったという。 此の爺様は相当に剣術には長けていられたに相違ない。 庭で熊に出くわしたので家から木刀を取り出されものか、それとも庭先で木刀を手に稽古に勤しんでいられた時に遭遇し…

老いのひとこと

五葉松と長寿梅の寄せ植え盆栽です。 出来得ることなれば長寿にあやかりたいものです。 ボケ防止剤が届いたと云ってよい。 でも長寿にあやかるには鉢植えをただ眺めているだけでは果たせません。 それ相応のお世話をしなければ果たせません。 育て方仕様書き…

老いのひとこと

無断掲載 自軍の失策エラーで都民ファースト軍に見事なる大敗を喫した自民党軍勢は天に唾し天の逆鱗に触れたに等しい。 相次ぐ失政は自らの身から出たさびかもしれないがそれを世に焙り出したのは民共両党に他ならない。 だが共産党はともかくとして彼の民進…

老いのひとこと

一球入魂、一打入魂。 投手魂を一球に託して、打者魂を一打に託してプレーする。 蕎麦を打つ方もやはり一打入魂でありましょう。 牛刀を握って肉塊を捌く方や出刃をもってマグロを捌くお方は間違いなく一刀入魂でありましょう。 剣を握るわたしらも一刀入魂…

老いのひとこと

シロハラに続いて今年の二例目はシマヘビでした。 同じくふれあい公園での出来事で自転車を走らせると前方に蛇がいるではないかお初にお目に掛かったのでちょっとチョッカイを掛けようと飛び付かれない距離を保ちながら真横を通り過ぎたのだが全然逃げようと…