老いのひとこと

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シロハラに続いて今年の二例目はシマヘビでした。


同じくふれあい公園での出来事で自転車を走らせると前方に蛇がいるではないかお初にお目に掛かったのでちょっとチョッカイを掛けようと飛び付かれない距離を保ちながら真横を通り過ぎたのだが全然逃げようとはしない。


おかしいと思い近付けば美しいシマヘビではないか。


内臓破裂や外敵に襲われた外傷はどこにもない、でも動かない。


さすがに素手ではおっかないので棒切れで触るが死んだ振りした擬死状態にも見える。


蛇とて生物、悉皆成仏が叶うように草むらにそっと隠しておいた。


 


ふと六十年むかしのことを思い出した。


調理実習と称して縞へびを照り焼きにして賞味した。


無謀と思しき破茶滅茶人生を歩んできたものだ。


極めつけの凡夫も随分年齢を重ねてしまいました。


変わらぬは今以って極めつけの凡夫のままなのである。


 


数日後現場を確認すれば何のことはない金蠅が群がっていたではないか。