2019-01-01から1年間の記事一覧

老いのひとこと

暮れも押し迫る29日は放射冷却現象で霜が降り厳しい早朝を迎えたが日中は温かい日差しを頂いて有り難かった。 館内は閉鎖中でも外回りは自由に解放されていよう。 陽だまりの軒下をリハビリを兼ね慎重に走る。 素足には太陽エネルギーの偉大さが直に伝わり…

老いのひとこと

いやあ参りました又しても大失態を仕出かした。 腰をかばう為にもっぱら食事に際しては行儀よく正座を心掛ける。 もちろん座布団を一枚宛がうが其の座布団の上に爪楊枝が在ることを知らずに座ってしまったらしい。 食事を終え立ち上がろうとするが足の痺れが…

老いのひとこと

鶴来道場の稽古納めの日は少し早めに出立し居合いを抜いた。 偶々道場の中央には空手の連中が鋭意稽古中で彼らの気合が終始轟き渡った。 決して気が散り集中心を欠いたとは申したくはない。 七本目の三方切を終えた折、何となく左の手の内がぬるぬるする。 …

老いのひとこと

北陸には珍しく25日の日は絶好の冬の青空が喨喨と鳴り響いた。 陽だまりで一時日光浴をむさぼったほどだった。 此処のところ十日間ばかり屋内フロアを用いずに軒下の空間を確保し其処を使わせてもらっている。 寒いに決まっているが痩せ我慢の時来れば男たる…

老いのひとこと

県の武道館が改修工事のため市連の稽古納めは松任の啓武館で執り行われた。 せめて始めと納めの区切りだけでも公の場で確とけじめを付けねばならぬ。 剣居道に精進するものならば引き続き剣道着に着替えて面を着け竹刀に持ち替え懸からねばならぬのだが此れ…

老いのひとこと

はてなブログから彼方ははてなフオトライフ銀色市民になったのでグリーン色カラースターを5つプレゼントしますとの案内が入った。 早々とクリスマスプレゼントが在ったのだが一向に喜びが沸かない。 考えてみれば以前に利用したヤフーブログではそれこそ数…

老いのひとこと

沢庵に次いで第二弾「糠漬け白菜」が食膳を飾る。 我が家独特の風味が漂う白菜が漬かった。 これが又うまい、旨いと云おうか甘いと云ってよい程美味い。 小糠と昆布のエキスが塩気とミックスされ白菜の歯触りを引き立てる。 漬物と云うよりサラダに近い、イ…

老いのひとこと

為すがまま為されがまま蹂躙される。 抵抗するすべもなく無抵抗の体のまま恥辱を味わう。 わたしがレンタルサーバーサービスの恩恵を享受しているのでそれ相応の応分の負担は当然だろうと登録してしまった我がカードより何某かの金額が引き落とされてゆく。 …

老いのひとこと

居間に古びた茶棚がある。 義母からの形見分けの品になる。 時代物ながら茶器の類は入っていないに等しい。 ガラクタ物の倉庫に過ぎないがわたしにはなくてはならない存在でもある。 引き戸の中は茶器には非ざる酒器の数々が格納される。 愛蔵した盃と徳利は…

老いのひとこと

朝の6時半はまだ真っ暗闇です。 目指すは隣町の公園、その一角からぼんやりと灯かりが燈る。 人の気配こそしないが確かに誰かがいる。 点灯した主に逢うために内部を覗き込むことはしない。 実は内心には其の気があるがわたしの良心が咎める。 此の明りのも…

老いのひとこと

無断掲載 かなざわ歯ッピー長寿8020賞の授賞式の様子を新聞は伝えている。 今年は総勢30名の該当者がいて年々ますます其の充実度が大きくなっていると報ずる。 受賞者の最高齢が92歳で在られたという。 つまりは応募回数12回目にして漸く入選の栄…

老いのひとこと

今少し冷徹な合理性が身に備われば虚礼廃止の範たる賀状を潔く断念できるのだが今以って踏ん切りが付かないのです。 例年の慣わしからおのずとからだが動く。 作業が煩わしいと思いつつも其の手順にはこだわるのです。 プリンターの助力を借りて手造りをモッ…

老いのひとこと

12月13日に拙稿発信文に相呼応するかのように翌2月14日の朝刊社会面のトップ記事に其の詳細が報じられた。 余りにもその奇遇さ加減に魂消てしまう。 此れやはり誰かが糸引く偶然の一致と云えまいか。 学校長が印籠を渡し市教委が「体罰」を認定し県教…

老いのひとこと

とにかく此の世はままならない。 フラストレーションが鬱積してもはや諦め人生として見定めるしかない。 どうせ安物にしか過ぎない代物で在ったにしろ暫時愛用したプリンターが機能しなくなった。 機種PIXUSMG5630は単なる消耗品に過ぎなかった。…

老いのひとこと

あばら屋の玄関に明り障子がある。 破れ放題でまるで化け物屋敷に映る。 誰一人として覗き込む者はいないのだが気になるので張り替えると家内は云う。 尤も障子の張替は家内が好んでやってくれる。 ところが玄関は障子の外枠にアルミサッシ戸があり此れを外…

老いのひとこと

胃カメラ検査の予約日を失念したことを朝食後に気付く。 注意散漫にして緊張感を欠くのも老化の証し先生もさほどの嫌味を口に為されることはなかった。 CT検査には異状なく、ただ軽い脂肪肝の兆候あるが心配はないという 只HbA1cが8,5で依然高い。…

老いのひとこと

小春日和、冬の日差しがさんさんと降りそそぐ。 地表の万物等しく温もりを分かち合う。 わが手植えしエンドウの若苗も辛うじて生命を永らえ弱弱しくも冬の太陽の恩恵に与かる。 晴天の早朝には薄白く霜が降り凍害の危険が幾度となく迫ったが幼子たちは耐え忍…

老いのひとこと

「ほくリンク」に入会しなさいとのハガキが舞い込む。 何んとか繰り返すうちにようやく登録まで辿りつけた。 我が家の電力使用量と使用代金が明示された。 次いでステップ2「電気でポイントプラス」への申し込みを試みるがログインが上手くいかない。 利用…

老いのひとこと

新聞の三面記事です。 市内の小学校の先生が体育の授業中に子どもの腕を引っ張って床に倒したという。 それ相応の体罰に至る経緯があるはずだが 一切伏せられたままの記事である。 読者に判断を委ねることなく只当該教師の非を咎め一方的に暴力悪を断じ恥辱…

老いのひとこと

るいちゃん、6才の誕生日おめでとう。 来年はピカピカの一年生ですね。 よかったね、おめでとう。 お祝いに「地球儀(ちきゅうぎ)」をプレゼントします。 とてもお利口さんな地球儀ですよ。 ぜひお友達になって一緒に遊んだりお勉強に役立ててください。 で…

老いのひとこと

速成は粗製乱造の意味ではない。 11月七日に天日干しにした青首大根が本日の夕餉の御膳に早くも御目見えした。 ひと月も経たぬうちに天下一品の我が家伝統の沢庵が食卓に乗った。 最早我が家内は天下一品の沢庵漬けの通に相成り申した。 実に旨いやっぱし…

老いのひとこと

無断掲載 聞いたことも見たこともなかった横文字 「Active For All」のエキスを味わい注入して参りました。 寝たきりになってしまってはもう遅すぎる、否々そうではない。 仮に寝たきりになったとて目を覚ませ起き上がれ奮い立て、そして各自相…

老いのひとこと

立派な日本人がいたものだ。 ご立派な日本人中村哲先生が凶弾に倒れた。 物凄い日本人を失ってしまいました。 返す返すも残念至極だ。 悔しい限りではないか。 こんな素晴らしい日本人がいたことは同じ日本人としても最高の誇りだ。 嘘偽りなき本当の平和主…

老いのひとこと

桜を見る会疑惑とウクライナ疑惑、世の東西同じような疑惑騒動に揺れ動く。 しかし安倍総理もトランプ大統領も如何に騒動が揺れ動いてもどこ吹く風どこかの国のように暴徒化ない限り無事安泰でありましょう。 逃げ切り幕引きが功を奏するであろうとの大方の…

老いのひとこと

先日、「菊川界隈の足軽屋敷探訪」に参加し 金工大のMASUDA先生からご案内を受けた。 特に旧早道町辺りには複雑に裏小路が入り乱れ藩政期の足軽屋敷の面影を今に伝える。 庭付き50坪の一戸建てが宛がわれ10戸に1戸の足軽小頭が配置され其処は70…

老いのひとこと

口髭と顎髭を無造作に蓄える。 何ら意図はない単なる無精髭になる。 従って手入れは一切しない、伸び放題に任せる。 要は無頓着なのである髭剃りすら面倒臭いのである。 伊藤博文や板垣退助らがいるがどうせ見習 うのならば田中正造がよい正造のような髭を蓄…

老いのひとこと

おやさまのお話でした。 中山みきは親神様であり神さまに他ならない。 数々の偉大なる偉業を引例されてお話しくださったが概して一般論抽象論としてしかわたしには伝わらなかった。 聞くものをして神の世界へ引きずり込むような迫力に些か欠けていたようだ。…

老いのひとこと

過保護過ぎた所為でしょうか、もやしっ子のようなひょろりとしたエンドウ豆の苗が育ってしまった。 そう云えば寒かろうと外気を避けて玄関先で発芽を促したのが間違いでした。 でも此の末成り子を見捨てるわけにはいくまい。 精魂を込め愛情を注いで育て上げ…

老いのひとこと

生け垣に どっぷり寝込む 冬かぼちゃ とても長閑な光景でした。 梯子に上り生け垣の天井を剪定すると小春日和の陽だまりにのんびりと昼寝をむさぼる南瓜君がいた。 此処なら誰からも気付かれまい、見ているのはお天道さまとカラスぐらいと高をくくったのでし…

老いのひとこと

あれから38年の年月が流れました。 あの当時12歳の彼女は何故だか知らぬがわたしに逆らうように抗う姿勢を崩さなかった。 頑なに自分のこころの内をわたしに明かそうとはしなかった。 彼女のこころの内に入ろうとすればするほど拒まれつづけた。 為す術なく…