2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

老いのひとこと

初挑戦のブロッコリー栽培にも巧いことに成功した。 見る見るうちにドカッと膨れ上がったようだ。 錆びついた鎌に俄か仕立ての砥石を掛けて臨んだが刃が立たない。 切れ味も然ることながら鎌の扱いに不慣れな所為か下手をすれば自損行為に繋がらない。 此れ…

老いのひとこと

高砂百合族の捕獲作戦に興ず。 ユリの鞘が乾燥し切ってもうすっかり開き掛けている。 高枝切りバサミは辛うじて届くが切り放つばかりじゃ意味をなさない。 それで棒の先にタモを結わいで引き寄せることにしたのだが流石にあの御方ように二刀流という訳には行…

老いのひとこと㉘

此れぞご縁というものか玉川の古文書入門講座のお蔭で「政鄰記」に巡り合えた。 其処へ以って偶々知友のF氏より耳寄りなニュースが飛び込んだ。 何んと古地図を紐解けば津田正隣家と津田清三郎家が隣同士であったぞーとの朗報を戴いた。 それも県立図書館へ…

老いのひとこと

貧乏暇なしと云おうか、此処のところ野良仕事に追い捲られて遂に腰折れに至れり。 それでもなお執念深く種蒔きにご執心なのだ。 夏日のような好天がずっと続いたが予報では明日からは雨で寒気が戻るという。 今の内に蒔き終えようと急いでエンドウ豆を植えた…

老いのひとこと

玉葱の植え付けとエンドウ豆の準備のために豪く調子に乗りすぎたわい。 何んと云っても闇雲に野良仕事をしたのでとうとう其の報いがやって来ました。 腰痛がただ事ではない。 腰が伸びない足が出ないそろりそろりと動くしかない。 日課の外歩きも今日は断念…

老いのひとこと㉗

母方津田家の墓地は墓仕舞いの憂き目をみて今はもうない。 ただ唯一難を逃れた半山の墓が奇跡的に生き延び今に生きる。 尤も此の半山と血縁在りしものは此の世には誰も居ないはずだ。 だから捨て去られ誰からも顧はみられる事無き無縁仏になって然るべき墓に…

老いのひとこと

無断掲載 今日のお勉強会は大河ドラマに因んで悲劇の将軍足利義輝が越前の朝倉義景へ差し出した内密のお手紙の事でした。 其のお手紙の日付が弘治2年(1556年)とある。 弘治2年と言えばドラマでは道山・義龍父子の骨肉の争いの年であり、その折義龍に…

老いのひとこと

苔と茸は違う。 苔はスギゴケやゼニゴケの苔であり、茸はシイタケやマツタケの茸(きのこ)であって同じではない 此の代物は海苔の佃煮、桃屋の「江戸むらさき御飯ですよ」とよく似ていてそっくりさんだ。 海の苔がノリならば畑の苔になる。 畑苔と書いてや…

老いのひとこと

いつものように額新保地内をぶらついた。 庭先の落ち葉掻きを為されるお方がいられる。 軽く会釈をし行きすぎようと歩みだしたがふと立ち止まり「済みません、以前お聞きした名前を忘れてしまいましたのでもう一度教えて頂けませんでしょうか」と遠慮がちに…

老いのひとこと

バイク屋さんに修理の目途が何時立つのか連絡すればご主人は突拍子もなく「エンジンちゃんと掛かりましたよ」という。 「お前さん少々ボケているんじゃないですか」とまでは口にされませんでしたが呆れ顔されている様子が手に取るように伝わる。 早速お店へ…

老いのひとこと

無断掲載 オバマさんが著した著書の中で民主党の鳩山元総理を見くびるような蔑むような言葉で表したと日本のテレビ各局が報道する。 やっぱりそうだったのか、オバマさんまでもが其のことを裏付けたのだから民主党の鳩山さんは余程困った総理であったのかと…

老いのひとこと

玉葱の種からの自家栽培に挑戦、大小さまざまでボールペンの芯のようなか細いを含め70本ほど植えた。 歩留まりがどれほどだろうか、せめて50本は生き延びてほしいものだ。 何せ中腰姿勢が一番難儀だ、うめき声を発しながら悪戦苦闘した。 今少し植える余…

老いのひとこと

県主催のお勉強会へ寒空の中バイクに乗って馳せ参じた。 「はじめての古文書 古文書解読入門」と銘打つ講座にしては殊の外難解すぎた。 周りを薄々見渡せばみな心得顔で頷いているが此のわたしだけはダメでした。 不甲斐なくも早々にギブアップ、全くのお手…

老いのひとこと

無断掲載 未だに勝敗の決着を認めない 未練たらしく駄々をこねる やんちゃ坊主がいる あなたの一挙手一投足が あなたの行動がアダ花のように 儚く散ってしまった バイデンは何をしなくても あなたの言動がバイデンを利したのです 何んと見事な因果応報の典型…

老いのひとこと㉖

古文書のお勉強会の予習課題「政鄰記」の 題材として五十川剛伯なる人物が取り扱われました。 名前すら伺ったことすらない、相変わらず目出度きヤツだ。 藩主前田綱紀の時世に「加賀藩儒」300石として仕えた一角の儒学者・漢学者で在られたという。 五十…

老いのひとこと

ほぼ毎日のようにうろつき回る。 お決まりのコースがあって時たま陽だまりで日向ぼっこの御方と何気なくお声をかわす。 希典閣下と三勇士にそして鷹山閣下にもご挨拶を為さねばならない。 我が愛しのゴールドフイッシュたちは深みに身を潜めてしまいました。…

老いのひとこと

我が菜園にも実りの秋を迎えた。 真夏に植えた里芋の苗は暑いのかなかなかむずかってよく育ってくれなかった。 背丈が20㎝か30㎝しかなく確かに末生りさんでした。 でも彼らなりに懸命に生きる姿は健気でありました。 おなぐさみに2粒か3粒でも実を結べば …

老いのひとこと

時折垣間見る黒部の渓谷美がなければ一時間強のトロッコの旅は苦痛以外の何物でもなかろう。 劈く金属音から漸く解放され欅平駅に降り立つ。 老若を問わない大勢の客人たちで込み合う。 まさかこんな山奥で密に出逢うとは思いの外。 悉く全員がマスク姿でそ…

老いのひとこと

コロナの災渦に巻き込まれ身動きすら出来ない方々をよそにわたしらはGOTOトラベルとイイトの恩恵に与かった。 黒部峡谷トロッコの旅に始めて参加してきた。 8600円も割引され二人で16000円の支払いで黒部の秋を満喫できた。 駅までの往復バス賃…

老いのひとこと

はっきり正直に申し告げよう。 カットにカットを重ねられ痩せ細った年金受給者には申すまでもないこと。 庭木の剪定に要する費用を支払う余裕などあろうはずがない。 もはや自助努力で賄うしかない。 足して百六十三歳の超高齢家内労働ではあるが何んとか熟…

老いのひとこと

無断掲載 わたしは完全にアメリカを見誤っていました。 此の4年間は前大統領的アメリカ観が固定し表面だけでしか貴国を見ていなかった。 酷い国だ、呆れた国だと蔑むばかりだった。 ところがそうではなかった。 全く真逆なアメリカの姿をまざまざと見せ付け…

老いのひとこと

無断掲載 バイデンさんが最初に口にした言葉は「此の勝利をアメリ国民と共に歓びたい」でしたがそれを聞いたわたしはアメリカ国民だけではなく此のちっぽけな東洋人のわたしとて同じ思いでいることを声を大にして叫びたかった。 良かった本当に良かった。 他…

老いのひとこと

玉葱の種を蒔く序でに10年越しに使わず仕舞いに放置した長葱の種を蒔けば思いのほか芽を吹き出し順調に育つ。 農耕家の辞書にはない常識外れの此の秋の真っ最中に長葱を植えてみた。 猫の額ほどの空き地に試し植えしてみた。 ベテラン農耕家たちがへへらへ…

老いのひとこと

季節外れのユリの花が淋しかったわたしの庭に咲いてくれた。 たった一輪のユリの花が純真無垢な飾らぬ美しさを振り撒きながら殺風景なわたしの庭を明るくしてくれました。 秋も深まる10月の末日の事タカサゴユリのほころび始めたつぼみが恥ずかしそうに開…

老いのひとこと

美濃の蝮の異名を持つ斎藤道三の遺言状を読み解くお勉強会でした。 書状を一行ごとに分解し一言一句一文字づつ字解を施しての非常に解り易い授業でした。 戸惑い迷い苦しむ初心者の心情に寄り添う理に適った講義でよかった。 下剋上の世を地で行く蝮のような…

老いのひとこと

毎日せっせと取るに足らないことを綴りブログという公器に託して世に垂れ流す。 老害という公害だとよくよく揶揄される。 世の移り変わりを下らん手法で捉えては書き続けかれこれもう十年近くになる。 其の間いろんな人物から、お前さんそんなことを書いて幾…

老いのひとこと

彼らの打突は決して手加減なんてしては呉れません。 遠慮会釈なく互いにお構いなしに対等に打ち合う。 年齢など考慮する暇なく斟酌無用の打突が飛んでくる。 又しても出頭を捉えられた。 つまり幾ら年寄りだとて誰一人として今流行りの忖度をして呉れようは…

老いのひとこと

都構想の発起人橋下徹氏はいかにも弁護士らしく舌鋒鋭く食い下がりおのれの筋を通す人、決して後ろへは退かない。 不遜な口調でおのれを貫き傲慢にさえ映るが商売柄それは此の上なき立派な勲章に違いなかろう。 先日の報道1930で任命を拒否した菅総理を…

老いのひとこと

第四コーナーを通過し愈々八十六周目に踏み入りました 気取らず焦らず決して驕ることなくおのれの走法に従順にただ直向きに前へ踏み出します。 コーナーを回り切った時、大阪のかわいい孫たちから黄色い声援がたくさん飛んできました。 ジイジがんばれーの励…

老いのひとこと㉕

これを機会に「政鄰記」のことを勉強出来てとても好かった。 感謝いたさねばならない。 津田正隣は明和6年(1769年)に生まれ文政11年(1828年)に59歳にて没している。 9代藩主前田重教(しげみち)、10代治脩(はるなが)、11代斉広(なりな…